笑いは免疫力を高める... ということで
見ちゃいました。
cf.
原作:魔夜峰央(新潟県出身)
「このマンガがすごい!comics翔んで埼玉」(宝島社)
最初に映画の話を聞いた時はありがたいやら恐ろしいやら「本気ですか?」と思いました。よく危険な遊びに手を出すなと。映画化にあたって、監督には「自由にやってください」とお伝えしました。
台本を読ませていただいた時は、たったあれだけの原作をよくここまで広げられるなと大変驚きましたし、みなさんの熱意を感じられました。二階堂さんの百美の姿は、ここまで寄せる必要があるのかってくらい似ていて、原作へのリスペクトを感じましたし、GACKTさんについては、最初にお名前を聞いた時はみんなのけぞっていましたが、彼がやってくれればこの映画は成功すると直感しました。その他のキャラクターも衣裳の柘植さんが私の世界観を完璧に表現してくれて、埼玉デュークなんて原作にはほとんど出てきませんが、もはや京本さんが演じた姿しか出て来なくなりましたね。
完成した映画を観て、本当に面白かったです。ところどころ、もし自分が映画を撮るとしても「こうするかもしれないな」と納得できる部分があったので、もしかしたら武内監督と私の感性が似ているのかなと思いました。だから私の原作を選んでくれたのかもしれないですね。一番面白かったのは、群馬県に恐竜が飛んでいるところです。
私自身、郷土愛は両親の実家である新潟にありますし、所沢に住んでいた時から埼玉への愛とかは特にありませんでしたので、お客さんには是非、自分の出身地を忘れて見ていただきたいと思います。色々言いたいことはあるでしょうけど、あくまでもフィクションですし、むしろSFと言ってもいいような気もします。単純に娯楽作品として観ていただけたら嬉しいです。
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