北海道大学応援吹奏団

北海道大学応援吹奏団の団員によるブログです!

自分の楽器の音について知ろうの巻

2019年12月24日 02時01分09秒 | 36代

 

こんばんは。もう今年も早1週間、皆様やり残したことはございませんか?

応吹では土日の応援がなくなったので日曜日にも午前練習を入れてさらにパワーアップを図っている次第です。

 

本日のブログはそんな楽器練習のお話。

個人練習をたくさんするのももちろんとても大事なことですが、やはり自分の出したい音のイメージを固めておくのも大事なことです。

そんなわけで12月22日、コンサートホールKitaraで行われた北海道大学連合吹奏楽団第47回演奏会に足を運んで参りました。

写真が横になってしまいました、すみません。

 

簡単にセットリスト解説と個人的な感想を書き連ねておきます。筆者が吹奏楽部出身なもので、かなり思考の偏った感想になることを先にお詫びします。

第1部は正統派吹奏楽曲が3曲。

R.ジェーガー作曲『シンフォニア・ノビリッシマ』でその名の通り高貴で荘厳なスタートを切ります。この一曲で最初から一気に聴衆は引き込まれて行きます。しかし集中して聴かせる演奏を作るのって、案外難しいんですよね。

続いて福田洋介作曲『吹奏楽のための「風之舞」』。2004年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲Ⅰですね。マーチは基礎をアピールすることが多いですがそうではない課題曲は演奏のカラー(色)が色濃く出るので表現力が重視されてきます。流石に長く吹奏楽をやってきている吹奏楽団、日本独特の世界観を西洋由来の楽器でも「演じ切って」いました。

第1部のラストはアルフレッド・リード作曲『エル・カミーノ・レアル』。スペイン語で『王の道』という意味を持つ曲です。筆者は過去にこの曲を演奏したことがありまして、展開の早いこの曲にかなり苦戦した記憶があります。おそらくこの曲の音が割と今探している音に近いのかなと感じました。その名の通り迫力を持って制する音、出せるようになりたいですね。

第2部は吹奏楽に馴染みのない方でも知っているようなメジャーな3曲。

開幕は『ディープ・パープルメドレー』。何度聴いてもやはりバリトンサックスソロがカッコイイ!そして、ロックを聴くと久しぶりにエレキベースが弾きたくなってしまいます。

続く『ルパン三世のテーマ』はジャジーでオシャレなアレンジ。こういうのはなかなか自分たちで吹く機会はありませんね。個人的にはビブラフォンソロを聞きたかったところです。

最後の『Spirited away』は皆様ご存知『千と千尋の神隠し』メドレー。筆者はこの曲をコンクールの自由曲として擦り切れるまでやった過去があるので正直に語ろうとするとブログが埋まるのでやめておきます。叶うなら記憶を消して聞きたかったところです。

第3部はJ.バーンズ作曲『fifth symphony』。バーンズといえば「吹奏楽交響曲の父」。私は彼のアルヴァマー序曲が大好きで、七大戦のブラチアに推しまくっているのですが、それはいいとして。今回は4楽章に分かれた大作です。なんといっても印象的なのは2階席から吹き降ろすトランペット。聞こえてくる場所が違うだけでイメージがガラリと変わります。これは大きなステージでしか出来ない芸当ですね、羨ましいです。

アンコールも3曲。

1曲目は(曲名を失念してしまいました)合奏練習でいつもやっている曲だそうで。和音練習に曲を取り入れるのもアリかなと思ったり。

2曲目は『そりすべり』。曲中に鳴り渡るベルや途中で入るウィップ、トランペットによる馬の鳴き声が特徴的なこの曲で一気にクリスマス気分に。

オーラスは『ディスコキッド』。コンクール課題曲にしては異質なポップスよりの曲ですね。曲の中で「ディスコ!」と叫ぶ部分があるのですが、いきなりのことで間に合いませんでした。無念。

 

筆者は久しぶりに吹奏楽の演奏を聴きに行ってなんだか実家にいたころのことを思い出してしまいました。明日からも初心を思い出して練習に励みたいところです。もう今年終わりますけどね。

来年からもパワーアップ目指して頑張ってまいりますので、どうぞ皆さま宜しくお願い致します。

 

文責:何に対しても向上心は忘れないでいたい(2)

 

おまけ

人にされて嫌なことはしないことだな。

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