何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

宇和島

2009年06月07日 04時28分11秒 | 世に棲む日々
宇和島には初夏を感じさせる爽やかな空が広がっていました。

宇和島は、司馬遼太郎さんの『花神』を読んでから来たいと思っていた所です。
ちなみに『花神』とは、幕末の名軍神、大村益次郎さんが主人公の物語です。
通りすがりに「暑いですね」と挨拶されたら、「夏だから暑いのは当たり前です」
なんて答えちゃうような人だったらしいのですが、私は結構好きで
(ちなみに靖国神社に立ってる人です。時々頭に鳩がとまっていたりします)
そんな(どんなだ)益次郎さんが宇和島藩に招かれた時に住んでいた跡地に行きました。
この頃は村田蔵六と名乗っていました
看板が立ってるから、かろうじて「ああ、ここだな」と解るような感じです。
(私は看板もなかなか見つけられませんでしたが・・・
もっと情けない事に、小説を読んだのが結構前だったので、史跡を訪ねる感動がちょっと薄かった事・・・
同行してくれた友達には申し訳無かったのですが

それから宇和島城に行きました。
石段は結構段差がきつく(補助的に一部分だけ段差を軽くする石段があったのだけれど、後に付けられたもの?)
木陰が気持ち良かったのが救いだった。毎日登城してたら大変だろうなぁ

宇和島城は、実にどっしりとしていて、小さいけれど立派だった。

入り口には、三つの家紋が掲げられている。用途に依って使い分けていたそうだ。会社の社印みたい
街中は余り人がいなかったのだけれど、ここには結構人がいました。

宇和島も観光地としては、厳しかったりするのかな・・・
でも、日にちをかけて市内を見たり、ちょっと足を延ばせば色んな所がありそうだ

その時には『花神』も読み直して・・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿