何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

3連休。 そのに

2017年01月13日 23時02分48秒 | 世に棲む日々

お笑い江戸名所 歌川広景の全貌@太田記念美術館(~1月29日まで開催中)
幕末の絵師で、広重さんの門人(byウィキ)ですが生没年は不明。
ポスターの画からして何だか面白そう。
美術館に通うようになって分かりましたが、時節に合わせた展示が結構多いのですね。
日本ならではのような気もしますが…もしかしてハロウィーンにモンスターがらみの展示をする美術館とかあるのかな?
リストを見ると広景さんの作品の合間合間に何故か北斎さんの作品が紛れていて、
何故だろうと思っていたのですが、観に行って理由が分かりました。
人物やら風景やらが模写というかパ●リというか、リスペクトというか(笑)
「北斎のここから引用した」出展元としての比較展示でした。
今だったらネットで叩かれまくるところかも知れませんが、
昔は別に普通に行われていたようで、結構色んな絵師さんがまんま模写しているのをよく見かけます。
横に並べて比べられちゃうと明らかに画力に差が感じられてしまいますが、
面白くなっていれば、それも許せる。
これがこうなったら、そっちがそうなって、あっちまであんな事になっちゃったりして…
「風が吹けば桶屋が儲かる」的なギャグ。
広景さんはきっとこんな事ばっかり考えてた方だったんでしょう・・・。


DIMENSION@目黒ブルースアレイ
階段を降りると耳に入って来た『春の海』。
その後ライブが始まるまで延々と流れ続けていましたが、
はじまりは解るのに、終わりが分からない(笑)
終わりを確認しようと思いつつ、聴いているうちにちょっと気持ちが逸れたらもう行方不明。
開演時間を過ぎて客席が暗転、後ろから現れたのは侍姿(袴&簡易ヅラ)の増崎さんと
キンキラキンの羽織袴の悪代官←マネージャーさん?
増崎さんは客席を回ってお年玉を配ってからステージに上がる。
「武将」と紹介された小野塚さんは真田幸村の甲冑(ダンボール)をつけて登場。
顔が殆ど見えない(笑)早々に通常モードに戻った増崎さんに対して、結構組立に時間を要したみたいで「出来るとこまでこのままやります」と宣言。
途中まで結構頑張ってましたが、途中で兜を脱ぎました(笑)「キーボードが見づらい」って(笑)
演奏には問題ないからこれで海外でやったらどうだろう~なんて話も盛り上がったりして(笑)、来年は全員の袴姿が見られると嬉しいな♪
年末に行われている忘年会?ライブの延長みたいに(といっても不参加ですが…)盛り上がりました。
新年早々川崎さんのベースが聴けたのも嬉しかった☆今年はマッキーのツアーもあるし♪
DIMENSIONは今年25周年。ベスト盤のリリースやツアーも決まっているそうです。とりあえずファイナルは12月9日の三井記念ホール。
「ファイナルって言っても、どうせ年末はここでやるんだけどね(笑)」今年は行ってみたいな。
時々『春の海』を聴いてるような感覚に陥りそうな時もありますが(笑)自分なりのDEMENSIONの楽しみ方が出来るようになって来たかな。


江戸の遊び絵づくし―おもしろ浮世絵版画@うらわ美術館(1月15日まで開催中)
他の美術館でポスターを見掛けて、駈込みで行って来ました。
郊外の美術館に行くと毎回のように「しまった~」と思う。
展示量が結構半端ない。しかも子供にも分かりやすくする為の解説等が結構凝っていて、
予定していたよりも時間を掛けて観ることになるのです。
人や猫が集まって顔や違う生き物になっていたり、パーツが動物だったり、
ひっくり返すと違う顔になったり、風景に何かが隠れていたり、文字で書かれた着物や、画で表す言葉等々・・・
ひとつひとつをじっくりと観る事でより楽しめる画ばかり。
歌川一派で観た事の無い画も沢山あって、図録が売り切れていたのは残念でした。


河鍋暁斎記念美術館
浦和に行くなら勿論こちらにも行かねばと思って来たのに、
タブレットで地図を見たら「蕨城址」という表示が目に入り、急に思い立って蕨駅で下車。(記念館自体は蕨市なのですが、最寄り駅は(といっても徒歩20分位)は西川口。)
蕨といえばタカミーの故郷(笑)数年前、タカミーデザインの「ワラぶ-」のぬいぐるみストラップを買いに来たっけ。
タブレットを片手に蕨城址を探すと神社もそばにあるので、ついでにご挨拶~。
辿り着いたらストラップを買いに来た市民会館の裏で、和楽比(わらび)神社にもこの時訪れた事を思い出しました(笑)
きっと「近くまで来るならここにもおいで」って事だったんでしょう。
とはいえ、蕨駅から美術館とは反対方向に来てしまったので、ちょっと早足で美術館へ。
ほぼ駈込みでしたが、やっぱり暁斎さんの画は凄くて時間を忘れそうになります。
2月から開催されるbunkamuraの暁斎展への期待も膨らみます☆
ちなみに1月30日放送の『TOKYOディープ』というBSの番組で蕨が取り上げられるそうで、
こちらの美術館も出るみたいです。




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