考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

不払い・未払い、負の連鎖

2007-01-25 02:04:47 | 徒然なるままに

何となくスッキリしない日が続いています。
一言、ボク自身の日常生活を紹介しようと考えていたんですけど、
なかなかネタがありませんね。

現在の読書状況でも、報告しておきますか。左のサイドバーに思い出したときに、掲載していますけど。。。

週末に購入した「北方水滸伝」の4巻を昨日、読了。次が待ち遠しい・・・
今は雑誌「Number」がラグビー特集号だったので、通勤電車で読んでいます。
あと、カバンの中には、途中になっている「堕落論」、これは気長に読みます。
と、こんな感じ。すっかり本の感想を書く習慣から遠ざかっていますね。時々、思い出しては反省していますけど、なかなかキーが動きません。

みなさん、ハローです。ホディです。

今日の気になるニュースは、こちらの二つ。

「給食費未納、約10万人で22億円=「払わぬ親」増加-文科省が初の調査」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070124-00000125-jij-pol

文部科学省は24日、学校給食費徴収状況に関する初の全国調査の結果を公表した。それによると、2005年度の学校給食費未納額は計約22億円に上り、人数では児童生徒数の1%に当たる約10万人が給食費を支払っていない実態が明らかになった。(時事通信)

「NHK受信料不払い訴訟第1号、簡裁が分割払い命令へ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070124-00000104-yom-soci

NHKの受信料不払い問題で、NHKが東京都内の女性に受信料の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が24日、東京簡裁で開かれた。
NHKが昨年11月に行った支払い督促を巡る訴訟の第1号で、同簡裁は女性側に対し、督促額の5万3010円を分割で支払うよう命じる決定を出すことを決めた。(読売新聞)

未納と言うか、不払いと言うか・・・

その未納、不払いの人数は、
給食費が約10万人、NHKの受信料が100万人以上と言われていますよね。
給食費は生活保護等を受けている人を除いた人数のようです。
それぞれ支払わない理由があるので、ひと括りにコメントできませんけど、「不払い」とか、「未払い」とか、そんなニュースが多く目に付きますね。

一般論としての未払いや不払いについて、

本当に支払えない人(会社)は仕方がない(ですよね?)。
でも、支払えるのに支払わない人や会社が、かなり高い割合で実在するんですよね(と思う。あくまで想像です。)。
すっかり見慣れてしまった「保険会社の不払い」なんて、その最たる例です。
払えるのに払わない。仮に保険会社に好意的に考えて、故意(悪意)でないとしても、支払う努力をすれば、多くは払えたはずなのに、その「支払う努力」を怠ったわけです。

そりゃ、支払いたくないですよね。
それが人情(?)。

でも、お金を支払わないと、その恩恵もいずれは受けられなくなるわけで。
支払わないと恩恵もない、つまり報酬もない・・・少しずつ、そんな負の連鎖に向かっていきます。
上手く言えないですけど、気持ちよく支払って、気持ちよくその恩恵を受ける、
そんな風にスッキリといきませんかね・・・

そして、もう少し。NHKについて。

NHKの受信料の支払いが義務化の方向に進んでいるのだとか。

そこまでするなら、税金で国営にすれば良いのに、とボクは感じています。
その代わり、NHKの支出はかなり縮小するべきだと。

どういうことかと言えば、
番組の製作単価を上げて、クオリティを上げるとともに、番組の数を大幅に減らす。
つまり、クオリティの高い番組を再放送で何度も流す。
今でもなかなか良い番組が多いんですけど、見逃すと、なかなか再放送をやらないので残念なんですよね。また、何気なく見ていると、意外と面白い番組だったりすることも多いですし。
思い切って、1週間、放送時間帯を変えながら、毎日同じ番組を流せば良いくらいにボクは思います。(もちろんニュース以外)

そうする一方、災害のときは、ずっと災害のニュースを流し続ける。
時々、自衛隊の募集広告(自衛隊の賛美番組)や高額納税者の賛美番組なんてのもやって良いんじゃないでしょうか。お国のためですから(笑)。

※NHKについては、かなり前になりましたけど、じっくりと考えたことがあったので、興味があれば、ぜひ、読んでみてください。
http://blog.goo.ne.jp/hoddy/e/c15bed1ce52e4bbc4cf01bbe5744bf94

NHKは見ないから、支払いたくないという意見もありますけど・・・

図書館と同じで、社会的・教育的なインフラとして、それほど大きくはなくとも、必要だとボクは思うんですよね。
ちなみに全国各地にある図書館の維持費はどのくらいかかっているんでしょうね?

少し調べてみると、ボクの住んでいる市の図書館運営費と思われる金額が、
なんと約5億6千万。
(正しい数字かどうかは自信がありませんけど、こんなもののような気がします。)
これに単純に市町村数(約1,800)を掛けると(掛ける数字は、本来は都道府県や国にもありますので、もっと多いはずですが。)、
なんと約1兆円。

さすがに、これは多すぎですよね。ボクの住んでいる市が裕福なこともありますし。
根拠もなくザックリと、この数字の6割とすると、6,000億円。
NHKの予算規模と同等です。

・・・

図書館運営費が、NHK受信料のように徴収方式だったら???

とりとめもなく書いてきましたけど、長くなりましたので、今日はこの辺で。
いろいろと奥が深いです。


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2 コメント

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正直者 (のん)
2007-01-26 12:50:29
不払い、未払い・・・・とてもドキッとしてしまう言葉です…..
さて、給食費の未払いで、払えるのに払わない親が多いとメディアでも世論も怒っていますが、その子どもはどうなんでしょうね。「あの親にしてあの子あり」なのでしょうか、それとも「未払い家庭の子」みたいなレッテル貼られてツライ思いしてたりしないのでしょうか。後者だとしたら、本当にかわいそうですよね。イジメの時もそうだったんですが、主たる当事者たる子どもの立場ってのが、どうも世の議論から外れているようで気になります。

NHKの件も困ったもんですね。基本的には私はNHKすきですよ、いい番組もそれなりに多いし、スポンサーのない放送局が必要だと思いますし、今の日本の世界での役割を考えれば、やはり世界に誇れる放送局があってほしい。民放にはそれを期待できないし。確かに支出の仕方に気になる面もおおいにありますけどネ。
受信料の義務化については議論が分かれるところですが、公益に資する面も強いので、基本的には賛成です。値段の高い、安いは確かにありますので、地上派デジタルに完全移行したらある程度従量制(例えば月額基本料+時間料金×視聴時間)にしてもいいと思うんですが…制度が複雑になっちゃいますかね。

いずれのケースにしても、ゴネたもん勝ち、あるいは真面目に払っている正直者がバカを見る状態を放置することないようにしてもらいたいものですね。
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re:正直者 (hoddy)
2007-01-27 12:34:37
のんさん、コメントありがとうございます。

不払い、未払い・・・・ボクにとっても嫌な響きです。

まず、給食費、おっしゃるとおりですよね。
「あの親にしてあの子あり」なのか、ボクの身近では幸いにもいないようなので、何とも言い難い(身近にいたら、もっと言い難い(苦笑))んですけど、少なくとも子どもは親が給食費を払っていないことは知っているんですよね。どうなんでしょう?
昔のように給食袋はないようなので、実は自分の親が払っているかは知らないんですかね???
いずれにしても、一事が万事、親の背を見て子は育つ・・・
子どもの成長が懸念されます。

NHK、すっかり民放と変わらない番組になりつつある気もしますけど・・・
受信料をしっかりと支払って、契約者としてキチンと意見を言っていきたいですね。変な有識者会議なんてほどほどで止めて、いわゆる「有識者」でない一般の視聴者の意見も聞かないと、と思います。まさに「会社は誰のもの?」で、NHKは誰のものか?が大切なんだと思っています。

こういう「正直者がバカを見る状態」を放置すればするほど、正直者がバカを見たくなくなって、
ますます正直者が減っていきますよね。

走れ正直者!
近所の評判を手に入れろ!!
ヒデキさん♪のように、ボクも訴えていきたいと思います。

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