捏造・偽装、気になるニュース

みなさん、ハローです。ホディです。

早速ですが、今日は気になるニュースについて・・・

「「あるある」関西テレビ 捏造だけでなく「盗用」会見」
http://www.j-cast.com/2007/01/22005049.html

「発掘!あるある大事典Ⅱ」の納豆ダイエット番組捏造事件・・・
大きな話題になっていますね。
不二家の消費期限切れ問題を責めていた一方で、
自分たちも同じくらい酷い事件を起こしていたわけですよね。

食品メーカーが、食品を偽ることと、
マスコミが、情報を偽ることは、
どちらも企業の根幹が腐っているという点では、本質的には同じであり、絶対に許されないことだと、ボクは思います。
不二家は洋菓子製造部門だけを切り離して休業するのに失敗しましたけど、
不二家とは違って、フジテレビや関西テレビは「番組の問題」として切り離せますから良いですよね。

自分たちが不二家に投げかけていたのと同じような言葉で言わせてもらえば、

今回の番組に問題があったことは明らかであるが、現在の調査結果では他の番組の安全性が確認されたわけではない。
他の番組も含めて、速やかに原因を調査・公表して、視聴者の信を問うべきだ。
今回の事件は情報を扱う企業としては、最もあってはならない情報の捏造というものであり、企業倫理、内部管理体制など企業体質自体に問題があったことが明確となった。
どのような経営責任を果たすのかも含め、抜本的な改革を願いたい。

と、こんな感じでしょうか。

しかも、冒頭のＵＲＬのニュース記事は、謝罪会見自体が週刊朝日の取材内容の盗作であったというものです。真偽のほどは分かりませんけど、「週刊朝日の取材内容」以上でも以下でもなければ、盗作と疑われても仕方がない気がしますね。

この問題、どのように幕引きされるのでしょうか？
他の企業に向けていたような厳しいマイクを、今だからこそ、自社あるいは同業者に向けるべきですね。
これが出来なければ、他の企業にも厳しいマイクを向ける資格はない。

「＜火災＞カラオケ店焼き、少年ら男女８人死傷　兵庫・宝塚」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000069-mai-soci

宝塚市のカラオケ火災。
姿勢を低くしていたか、そうでなかったかで生死を分けたような報道も出ていますね。助かった人は携帯電話で消防に電話して、姿勢を低くして待つように指示されたそうです。
こういう基本的なこと（？）って、意外と避難訓練では学ばない（学べない）んですよね。避難訓練は、時間が「何分かかった」とか、そんな指導をされてハイおしまい、という記憶しかないです。

時間も確かに重要な要素ではあるけど、もっと大事なことがありますよね。
煙の中、階段を冷静に歩けるかどうか分からないにもかかわらず、
そんな非現実的な数字で指導されても・・・と思います。
そんなことより、歩く姿勢とか、ハンカチの使い方とか、
もっと現実的な指導って、きっといろいろあると思うんですよね。
おそらく亡くなった人たちも、避難訓練を学校で定期的にやっていたことでしょう。
こういう本当に万が一のニュースを見ると、形式的な訓練の無意味さを感じます。

そして、ボクがこの事故で一番、憤慨しているのは・・・
このカラオケ店、届出が「事務所・倉庫」のままだったので、消防本部の立ち入り検査を受けなかったのだとか。
届出を偽っていた経営者は論外ですけど、消防の仕事も酷いですよね。
立ち入り検査は地図を見ながら入っているのでしょうか？
「カラオケ店」なんて、外から見れば一発で分かるでしょう。職務の怠慢としか思えません。
そういえば、出口がひとつしかない、つまり出口付近で火災が起きれば逃げ場のないカラオケ店ってありますよね。危険です。
消防は紙を見るのではなく、看板を見て検査に入るようにすべきですね。

最後に・・・
「島根土産物まんじゅう 特許庁が「竹島」使っちゃダメ」
http://www.j-cast.com/2007/01/22005050.html

島根県沖の島町の「竹島」の名前を付けた土産物の商標登録が特許庁から2006年12月下旬に拒否されていたことが明らかになったそうですけど・・・
このニュース本体については、あえてコメントしませんけど。

ボクが気になるのは、
このまんじゅうは、島根の土産、
でも、東京都荒川区の土産物問屋が発売しているということ。

わが故郷、島根の企業、もっとがんばれ！！！