考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

台風直撃

2011-09-21 23:59:59 | 徒然なるままに

いつもの駅から電車を降りると、そこは嵐の日とは思えない、静かで澄んだ町でした。

秋を感じさせる虫の声、

東京とは思えない星が見える夜空。

それでも、道路にはまだ緑の夏の葉が散り、まるで草っ原のような道路、折れた街路樹、壊れた傘・・・やっぱり嵐の後なんですね。

 

首都圏を大型台風が直撃。サラリーマンの帰宅時間を文字通り荒らして、一気に通り過ぎたわけですが、3.11から約半年、またもや帰宅困難者問題を浮き彫りにしました。

私の会社では、早く帰っても良いよ的な案内をしたわけですが、ビルが大きいせいか、あまり台風の気配を感じることもなく、結局、終業時間まで会社で過ごした人も多かったんですよね。

ちなみに、自分のチームの人は早めに帰したので、おそらく問題なく帰宅できたのではないかと。

まぁ、そんなこんなで、徐々に電車が止まっていくことになったわけですが。まさか、そんなことになろうとは。

私が通勤で利用している京王線は比較的、こうした災害には強く、あまり止まらないことで一部では有名なんですが・・・珍しく早々に全線不通。しかも、twitterでは「倒木のため」なんて情報があり、正直、宿泊も?という覚悟を決めたのでした。

本当に夕方の時間は、嵐。外に出る気にはならないくらいの風雨、危険でしたよね。会社のビル内にコンビニがあって良かったです。

会社にいても、ビルが揺れる・・・窓の向こうからは救急車や消防車の音・・・

まさに3.11を思い起こさせる社内の雰囲気でした。

 

私は帰宅ではなく、会社での待機を選択したわけですが、結果的には何人かの人が一度は帰路についたものの、会社に戻ってくる様子から、こういうときには勇気を持って宿泊までの覚悟をする決断の大切さも感じました。

それでも、結局、風雨が収まった頃を見計らって帰宅を選択したわけですが・・・

若干、時間が早かった感じもありました。

 

電車は同じように時間を潰したであろう人での混雑。社内では、運悪く、固い肘でグリグリと押し込んでくる人が後ろに来たりしたんです。

それは、実にタイミングよく、iPhoneのアプリのSitAppが

「腹筋しませんか?」

なんて、声をかけてくれて、気がまぎれたこともあって。

何とか無事に帰宅しました。

 

私は幸いでしたが、不幸にも災害、災難に遭った人もいらっしゃることでしょう。

できるだけ、そういう不運が多くない、損害が少ないことを願います。

 

明日の朝はどんな感じなんでしょうか。

 

 


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