今日の日経新聞の全面広告で面白い広告がありました。
高橋酒造という会社の焼酎「しろ」の広告です。少し紹介しますね。
もう！まだ？
誌面の真ん中で毅然と立っている美しいボトルの写真。
中には半分お酒が入っている。そして確かこんなコピーが添えられていた。
「もう半分しか残っていないと思う人。まだ半分も残っていると思う人。」
昔、海外で掲載されたお酒の広告だ。
前者は物事を否定的に消極的に判断する人。一方後者は前向きでポジティブでいつもココロに余裕のある人。
さて、あなたはどちら？とその傑作は問いかけていた。
それから数十年。ギスギス、ザワザワとした時代の空気を経て、２００５年もあとわずか。
以下は最新の巷の数字のあれこれだが、さて、「もう」と感じるか、「まだ」と感じるか？
第４４回総選挙の小選挙区投票率６７．５１％。
郵政民営化施行予定まであと７００日弱。
徴兵制廃止から６０年。
・・・
「もう」とか、「まだ」とか。いろいろな感じ方がありますよね。
感じ方は人それぞれ。そして、自分の置かれた現状や周囲の環境などによっても、またその対象が何なのかでも感じ方は変わりますよね？
そこには正しい感じ方はない。あるのは“半分残ったお酒”とそれを見つめる“自分自身”。
同じモノを同じように見ても、自分自身でも全く同じように感じることは難しいのかもしれません。
でも、コトバにすると「もう」か「まだ」の二択なんでしょうかネ？？？
また、どっちが否定的で、どっちが前向きだとも言えないとボクは思いました。
「もう半分しか残っていない。」・・・残念。味わって飲もう！という人。
「まだ半分も残っている。」・・・勘弁してよ。誰かにあげるよ～という人。
コトバって難しいですね。
札幌では初雪だそうです。早くも１１月中旬になんですよね。もう１ヶ月ちょっとしか今年も残っていないんですよね。。。
でも、まだプロ野球はアジアシリーズが残っていますね。
ホディでした。
ま～だだよ？
かくれんぼの時のかけ声・・・
「もう」と「まだ」を真剣に考えてたら
かくれんぼになってしまいました！
も～ういいよ！
まだからもうに変わるとゲーム開始。
言葉の本当の意味がなんなのかは、
文脈みないとわからないんですね・・・
そう言えば、昔から国語って嫌いでした。
かくれんぼ、そうですね。「もう」と「まだ」ですね！
またまた分からなくなりました。コトバって面白いですね～。
ボクも国語嫌いでした。今だったら好きになっているかもしれません。。。
でも成績は悪そうですけど
答え方のマニュアルが定着しつつあるように思われてなりません。こう答えた方がポジティブ、点数高いみたいな…。
私も面接を担当し、その中に性格検査なるものを実施しておりますが、往々にして学習済みみたいな傾向がみられます。どう見ても個性も物の捉え方も違うであろう人物達が同じ結果になる。
ネット上にもその性格検査なるものの詳細の分析結果が症例と共に紹介されている。
世の中情報があり過ぎて、違う方向に進んでいるんじゃないかとヒヤッとする事が、自分自身に置き換えても感じる時があります。
何にでもマニュアルが存在し、外では自分自身を封印し…
ホディさんのブログをよみ、今までのもやもやしていた物が消化されたようで、ただただ繰り返し読ませて戴いていました。
いつもの事ながらとりとめ、纏まりがありませんがお許しを
お互い同じようなことを考えているものですね～
思わずうなずきながら読んでいました。
ボクも性格検査については、いろいろ感じています。松井選手のコトバにもあったように「自分でもいろいろな側面がある」のがヒトだと思います。簡単にデジタルに分析できるような簡単なものではないですよね。
ポジティブとか、ネガティブとかそんなコトバで割り切ったりするのではなく、ボクらは自分自身をごまかしたり、思い込んだりしないで「人間らしく」生きたいですよね。