茶トラはしろにゃんが病んでいる間、色々な事を遠慮してたのです。
ごはんの時もおやつの時も、もう意地悪をしなくなり、母の膝もゆずります。
その反動でか、亡くなった後とても甘えん坊になりました。
そして、特にどこか悪いようでもなく、ただ老いていき・・・
やがて姿を消しました。
考えてみれば、大人になってから拾われたのですから、年齢はわかりません。
我が家に10年以上、前の家に2,3年。
そこが拾った時に子供を生んだ事があるらしいってことなので、15,6才でしょうか。
ネコは死ぬ前に姿を消すってよく言われますが、茶トラは本当にそうなりました。
人間の都合で2度も捨てられ、苦労もしているはずですし。
老衰だったのだと思います。
家の中が好きな子だったのが、
一日の大半を近所の草むらで過ごすようになり
ある日、とうとう帰ってきませんでした。
母は、もうすぐお別れだとわかっていたらしいです。
なので、私達が探すのも自然と遺体の捜索って感じになっていました。
残念ながら見つかりませんでしたけどね。