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項目登録後の追加/更新1:「ロシア・イラン・中国」要旨、NPT第4条
No. 2511 ロシア・イラン・中国: すべては一国のために、そして一国はすべてのために? 2025/04/23
要旨「米国の対イラン戦争は、ロシアと中国に対する戦争でもあるとみなされる」
# イランとロシア「外交的展望が合致」
「ロシアの「東への軸足」≈イランの「ルックイースト」政策」
vs「二期目のトランプ政権「最大限の圧力」という悪ふざけ」
→「モスクワはパートナーであるテヘランとともに…脅しは受け入れることはなく…
実行可能な交渉による解決策を主張」→「ワシントンのナラティブが変わった」
=「「最大限の圧力」派だった米国のスティーブン・ウィトコフ中東担当特使→
「信頼醸成」と「意見の相違の解決」の必要性について語り始めた」
∵「ロシア・イラン条約=すべての領域にわたって協力を進めるためのロードマップ」
→「西側諸国がロシアとイランの両国に強めている軍事的・政治的・経済的圧力に対抗」
⊃「どちらかの国の国家安全保障に対する攻撃や脅威→相互に合意した動き」
cf. イラン、ロシア、中国内の二国/三国関係≠「(軍事)同盟(←仮想敵が前提)」
∵「今日、地政学的「同盟」はNATO(=米国に威圧された属国の好戦的組織)のみ」
# 中国とロシア「包括的な戦略パートナー」
中国の王毅外相「中露関係を3つのベクトルで要約」:
(1) 「永遠の友であり、決して敵にはならない」
(2)「平等で互恵的な協力」
(3)「(他の地政学的)ブロックとの非同盟、非対立=第三者を標的にしない」
# 「ロシア・イラン・中国のシナジー(←「何年も前から発展」)」
「ロシア・イラン条約+中国とロシア、中国とイランの緊密なパートナーシップ」
⊃「3月にオマーン湾で行われた第5回ロシア・イラン・中国合同海軍演習」
∴「ロシアは寝返らない。中国は包囲されない。イランは守られる」
cf. 王毅外相「病んでいるのは米国だが、他の国に薬を飲むよう強制する」
⊃「トランプがあまりに不安定」→「対イラン戦争は自殺行為」←見方が広まる
→「トランプに現実を理解させることができる唯一の指導者=プーチン大統領」
# イランの核開発への現実的対応方針
「モスクワで行われたロシア・イラン・中国3カ国協議の第2ラウンド」
→「ロシア・イラン・中国は「核イラン」ロードマップに合意済」
=「* 対話。エスカレーション、「最大限の圧力」なし。一歩一歩前進。相互信頼」+
「* イラン:核兵器開発しない、国連安全保障理事会:NPTの下でのイランの平和的原子力
エネルギーへの(NPT第4条が保証する)権利を認める」+「* JCPOA(の枠組み)に戻る」
# ネタニエフ/イスラエル+トランプ/アメリカ:シオニスト軸の幻想と地政学的現実
シオニスト軸「もしイランが攻撃されてもロシアは支援しないと主張し続ける+
『最大限の圧力』→『テヘランが折れて抵抗軸への支援を放棄する』と信じている」
=「現実から目をそらしている(∵ロシア、中国のNATO対策には、イランが必要)」
↑「モスクワにとって、イランは地政学的に絶対的に重要な優先事項+
中国の長期的な外交政策にとって、イランはロシアと同様に不可欠」
∵NATO「中央アジアに軍事基地を建設+一帯一路構想(BRI)プロジェクトを妨害」
(イランは中央アジアに睨みを利かせる位置にあり、「一帯一路」の西端でもある)。
# 習近平+プーチンの首脳会談テーマ⊃シオニスト軸の暴挙への対応
「大祖国戦争の戦勝記念日である5月9日前後にモスクワで開催される首脳会談」
→「2023年の夏、習近平がプーチンに語った「100年ぶりの変化」の次の段階を分析」
⊃「アメリカとイスラエルが戦略的パートナーのイランを攻撃」
→「ホルムズ海峡(1日2,400万バレルの石油が通過する)封鎖」
→「1バレルの石油が200ドル、あるいはそれ以上に高騰」
→「世界経済における730兆ドルという膨大なデリバティブの山が崩壊」
# 結論:トランプ/シオニスト軸の思うようにはいかない。
No. 2424 バルダイで、西アジアにおける「アメリカ問題」に立ち向かう 2025/02/15
No. 2307 米国の武器商人、「記録的な利益」を上げる 2024/10/22
No. 2293 国連はガザを守らないが「未来のための協定」は採択できる? 2024/10/08
# ↑cf. 別の訳∈CRDL
「国連はパロディとなった。今週、世界のリーダーたちがニューヨークに集まったが、ガザ、
レバノン、パレスチナは議題にまったく上がらず、強行採決により「ルールに基づく秩序」を
守ることを目的とした↓米国の協定が議題のトップになった。」「by Pepe Escobar」
「国連…「未来のための協定」↑を採択」
「もちろん、細部にこそ問題がある。誰が実際にそれを設計し承認したのか、世界が燃え盛る中、
なぜそれが議題のトップに上ったのか、そしてなぜ(巨大な)ネズミの匂いがするのか?」
「言葉はいいが…中国が提唱する「人類共有の未来共同体」とは全く異なる」
「いわゆる「庭」を支配する…富裕層が思い描く…未来…「ジャングル」に命令を下すだけ」
「国連は自らの原則に抵触…「美しい庭」の代表…に迎合…「ジャングル」の大多数…
抗議して自分たちの権利を守る勇気を見いだせなかった。」
「「ジャングル」から来た7カ国だけが抵抗しようとしたが準備された文書を却下され、
土壇場の修正案を追加できなかった。
国連総会議長に就任したばかりのフィレモン・ヤンも、何とかしようとした。
抵抗勢力はすべての規定に…合意が得られるまで、特に軍縮と国連人権高等弁務官事務所の
業務におけるNGOの干渉的な役割に関する規定について、ヤンが採決を延期するよう提案」
しかし、「庭」は強行採決を適用して協定を押し通し、抵抗勢力はあまりにも不十分な対応しか
できず、またそれは遅すぎた。」
「そして、決定的な瞬間が訪れた。ロシアとイランは共に「反対」票を投じ、中国は棄権した。
つまり、ユーラシア統合の推進役でBRICSの主要メンバーである文明国家3カ国が、庭が作った
協定を拒否…明記されていない重要な理由は、この協定が最終的にBRICSと第二極の台頭に
反対していること」
「その決定的な証拠…「ルールに基づく国際秩序」という米国の決まり文句を直接参照」
i.e.「文明国家を孤立させ、BRICSを内部から分裂させるように巧妙に設計されている。古典的な
「分割統治」
「グローバル・マジョリティの未来のための真の協定については、まもなく真剣な議論が
始まるだろう。国連ではなく…カザンで開催されるBRICS年次サミット」
「国連システムが機能不全…改革、あるいは大規模な見直しが必要」
拒否権を持つ超大国の視点から見るとシステムは機能している。気に入らない行動は
阻止でき、賛同できる決定には従う。これ以上いいものがあるだろうか?
「しかし、ガザ地区で自宅の廃墟に身を寄せ合い、多数の家族を失い、国連のチェックを
受けず、最も強力な加盟国に支援されたはるかに強力な軍事力によっていつ殺されるとも
わからない状況にある無防備な難民の視点から見ると世界は違って見える。
「ダボス会議の付属機関になった国連」
「ニューヨークの国連本部全体が、今や「落胆」と「シニシズム」を称える一枚岩と化し、
ガザ地区での大量虐殺、そして今やレバノンへの拡大が、英米のシオニズムに主導された
西側の犯罪組織によって全面的に支援されている」
「この協定…実際の起草者は…ビッグテックとビッグファイナンス…想定されている
「人類の未来」は世界経済フォーラム(WEF)が作ったダボスのギャングたちから直接来た
「第四次産業革命」…コロナ時代が始まる数か月前の2019年7月に締結された、国連と
WEFの運命的な協力協定に遡る。」
「この↑協定は…「違法」∵国連はNGOと協定を結ぶことはできない」
「しかし「ルールに基づく秩序」の世界ではそんなことは関係ない。現実には、国連は
ダボス会議の単なる付属機関になっている。」
「打開策は…グローバルな抵抗…その範囲と深みの多くは…中国による」
「BRICSは、グローバル・マジョリティを、公平で住みやすく、ディストピアではない
未来へと導くことのできる強力な相互接続ノードの開発に全力…10月のカザンに注目」
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