日付 :2010年7月25日(日)
天気 :晴れ
コース:白馬村営宿舎テント場→白馬岳→清水岳→テント場→(大雪渓)→猿倉
1日目。
清水岳の頂上への足跡が、なんだかとても踏まれていない。
一般的には、頂上を踏まないのであろうか?
昭文社マップにも、頂上をまくような表示になっていた。
間違わないように行ってはみたが、やっぱり結局、標柱も三角点も無かった。
清水岳近辺にて、チングルマ。
イワカガミ。
クルマユリ。
コマクサ。
12時10分、そろそろ戻らなければならない。
花の写真を撮っていて、たくさんの時間を使ってしまったようだ。
引き返すべき時間を大幅に過ぎてしまったため、急いで宿舎に戻ることにする。
荷物も心配だし。
ガレた場所。
ボーっと歩いていて、何も考えずただ歩いていた。
ふと迷子になりそうな感じもするし、つまずいて転んでしまいそうな場所でもある。
少しだけ、頭を働かせて、歩くことにした。
ガスが出てきて、いつの間にか天気は下り坂。
白馬の稜線に到着。
写真をあまり撮らないで、登り坂もセッセと登ったので、意外に早く戻ってくることができた。
14時15分、頂上宿舎に帰還。
荷造りしておいた、宿舎に立てかけておいたザックは、雨にも降られず無事だった。
(写真中央が私のザックです(苦笑))
イワオウギ。
雨に降られる前に、足早に降りていく。
小雪渓の避難小屋。
数人が座れる程度で、まさに緊急用。
寝泊まりはできない。
小雪渓を横切ると、大きく陥没していた。
ちょうど警備スタッフさんが、整備を開始するところだった。
ガツンと標高を下げて、葱平に到着。
簡易アイゼンを装着し、万全を期す。
下界のほうでは、もうガスがモクモクと湧いてきていた。
もう思い残すことはない。
いっきに下るだけだ。
アイゼン任せに、ガンガン降りていく。
雲の中に突入。
真っ白で、平衡感覚を奪われ気味。
ガスが流れていく。
白い中を、ひたすら歩いていく。
大雪渓を下り切り、上部を振り返る。
日本3大雪渓と呼ばれるだけあり、大きな雪渓だった。
16時10分、白馬尻小屋に到着。
ほとんどの登山者は下山していった後で、昨日のような賑わいはもうなかった。
オタカラコウ。
木橋を渡って、先にズンズン進んでいく。
林道をセッセと歩いて、
猿倉荘への森の中を通る場所で 、小鳥たちのさえずるのを聞く。
とても癒された。
おぉ。
猿倉荘。
雨に降られることなく、戻ってくることができた。
17時、予定通りの時間まで挽回。
駐車場に到着し、今回の山行を終えた。
7月の後半は、アルプスでは花のハイシーズンとなる。
いろいろ行きたい候補はあるのだが、自分にとってよく知っていて、最もスゴイと思える場所のひとつに白馬岳がある。
行き場所に迷ったり、ふと行きたくなったり。
そんな時は、白馬かな(苦笑)
その他の白馬岳のレポはこちら。
「ねぎだいら」でもなく、
「たまねぎだいら」でもなく、
「ねぶかっぴら」なんて読むのか・・・
うそだろっ・・・(汗
それに、昨日、覚えたつもりが・・・
もう・・・忘れちまっていた・・・(大汗
「ねぶかっぴら」なんですよ。
私もしばらく読めませんでした。
というか、山の名前って難しいですよね。
>昨日、覚えたつもりが
そうなんですよ。
私もなんです。
最近忘れっぽくって・・・。
嫌なことは、即座に忘れるようにしてます(笑)