日付 :2010年8月28日(土)
天気 :晴れのち曇り
コース:広河原→二俣→(右俣コース)→北岳肩の小屋→北岳→北岳山荘
金曜日の夜、またしても、行く場所を決めていない。
嬉しいことに、どこも晴れそうな天気予報。
どこにしようか?
先週の記事の「穂高に行ってきました!」の返事を書いているとき、mimiさんから、コメントが入ってきた。
返事を書いて、
「mimiさんは先週、どこへ行ってたんだろう?」
「唐松岳と五竜岳か!いいところだなぁ~。」
さらに読んでいくと、
白峰三山の記事!
もともと北岳は、「今年は秋の紅葉の時期に行きたい」と、ボンヤリ考えていたのだが・・・。
私の気持ちに、
火が点きました(笑)
さっそく準備をして、ナビを奈良田温泉にセットし、1時過ぎ自宅を出発。
快調にぶっ飛ばし、甲府南インターで降りて、一般道を走る。
ガンガンに冷房をつけ、好きな音楽を大きめの音で。
快調に走らせ・・・。
ノリノリ!(バカ!)
「あれ?」
なんと!
このナビ!
芦安から南アルプス林道と南アルプス公園線を経由して、奈良田温泉に向かっていたのだ。
調子に乗って、ギンギンに冷房を効かせ、鼻歌交じりの運転。
すっかり、どこを走っているのか、ナビまかせ。
ルートを失っていることにも気がつかず。
まさに遭難状態。
4~5年頃前までは確かに、広河原までのマイカー規制はなく、自由に行き来ができていた。
そんな頃のナビのソフトなのだろうか?
気を取り直し、引き返し、奈良田温泉へ!
早川町の県道を北上していると次に出てきたのは!
なんと!
通行止め!(涙笑)
しっかり計画も立てず、林道情報なども確認せず、出発したのが失敗のもと。
ただ、通行止めは時間指定であり、5時から開通。
そのほか、時間指定で通ることができた。(要確認)
バスの始発も、奈良田温泉から6時30分が始発となっていた。
5時までの少しの時間を仮眠する。
広河原に着くのは7時30分頃か~(ため息)
「まあいいや!遅くなったら、どこかでテントだ!」
前回は行けなかった農鳥岳小屋のテント場まで、今回こそは行きたかったのだが・・・。
頭の中の計画がガラガラと崩れていく。
今回も単独であり、単独でよかったと感じるのが、
マイペース可!
自由に写真を撮って歩ける。
8時、広河原を出発。
まずは吊り橋を渡って、広河原山荘経由、大樺沢に向かう。
緑の濃い樹林の中を、登っていく。
苔のビッシリ付いた石。
沢沿いを歩くだけあり、水は豊富。
猛暑の中、涼しい感じがする。
ゴロゴロした岩場。
苔が美しい。
水が流れて、マイナスイオンたっぷり。
癒されます。
蒸し暑い登山道をセッセと登って・・・。
花もたくさん咲いていた。
北岳のバットレスを正面に、グングン標高を上げていく。
クガイソウ。
むらさきのラッパ。
二俣を右に曲がり、草滑りの急坂を登っていく。
急坂だが距離は短い。
どちらかというと自分はこんな道が好きだ。
尾根に出ると比較的なだらかで広い稜線歩きになる。
仙丈岳など、東側に広がる展望も見えるようになる。
ここまでくれば、北岳の肩の小屋までは一息だ。
ガスが流れていく。
ほどなく、肩の小屋に到着。
テント場もまだ少し余裕があるようだ。
ガスが登ってくるのと競争するかのように、登っていく。
タカネマンテマ。
もう、涸れていた。
トウヤクリンドウ。
花は開いていない。
肩の小屋からひと登りすれば・・・。
頂上はすぐそこだ。
頂上では日が差しているものの、ガスが立ち込め展望はなし。
イワツメグサ?
頂上を後にし、北岳山荘へ降りていく。
ハシゴなどもあり、標高はグンと下げていった。
北岳。
テントを張って、ご飯を食べて、明るいうちから眠った。
夜中に目を覚ますと、甲府の町に富士山が浮かんでいた。
少しだけ写真を撮って、再度、眠った。
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