三脚マンと弱力女の登山日記

登山が趣味の夫婦です。

白峰三山縦走(1日目)縦走への登り

2011年03月27日 | 登山

日付 :2010年8月28日(土)
天気 :晴れのち曇り
コース:広河原→二俣→(右俣コース)→北岳肩の小屋→北岳→北岳山荘
















金曜日の夜、またしても、行く場所を決めていない。

嬉しいことに、どこも晴れそうな天気予報。

どこにしようか?














先週の記事の「穂高に行ってきました!」の返事を書いているとき、mimiさんから、コメントが入ってきた。

返事を書いて、

mimiさんは先週、どこへ行ってたんだろう?」
唐松岳と五竜岳か!いいところだなぁ~。」

さらに読んでいくと、

白峰三山の記事
















もともと北岳は、「今年は秋の紅葉の時期に行きたい」と、ボンヤリ考えていたのだが・・・。















私の気持ちに、















が点きました(笑)














さっそく準備をして、ナビを奈良田温泉にセットし、1時過ぎ自宅を出発。














快調にぶっ飛ばし、甲府南インターで降りて、一般道を走る。














ガンガンに冷房をつけ、好きな音楽を大きめの音で。















快調に走らせ・・・。















ノリノリ!(バカ!)















「あれ?」
















なんと!
このナビ!
芦安から南アルプス林道と南アルプス公園線を経由して、奈良田温泉に向かっていたのだ。













調子に乗って、ギンギンに冷房を効かせ、鼻歌交じりの運転。

すっかり、どこを走っているのか、ナビまかせ。

ルートを失っていることにも気がつかず。














まさに遭難状態















4~5年頃前までは確かに、広河原までのマイカー規制はなく、自由に行き来ができていた。
そんな頃のナビのソフトなのだろうか?

気を取り直し、引き返し、奈良田温泉へ!















早川町の県道を北上していると次に出てきたのは!















なんと!














通行止め!(涙笑)















しっかり計画も立てず、林道情報なども確認せず、出発したのが失敗のもと。

ただ、通行止めは時間指定であり、5時から開通。

そのほか、時間指定で通ることができた。(要確認)

バスの始発も、奈良田温泉から6時30分が始発となっていた。
















5時までの少しの時間を仮眠する。
















広河原に着くのは7時30分頃か~(ため息)














「まあいいや!遅くなったら、どこかでテントだ!」

前回は行けなかった農鳥岳小屋のテント場まで、今回こそは行きたかったのだが・・・。















頭の中の計画がガラガラと崩れていく。















今回も単独であり、単独でよかったと感じるのが、














マイペース可!














自由に写真を撮って歩ける。


















8時、広河原を出発。












まずは吊り橋を渡って、広河原山荘経由、大樺沢に向かう。












緑の濃い樹林の中を、登っていく。












苔のビッシリ付いた石。












沢沿いを歩くだけあり、水は豊富。

猛暑の中、涼しい感じがする。












ゴロゴロした岩場。












苔が美しい。












水が流れて、マイナスイオンたっぷり。












癒されます。












蒸し暑い登山道をセッセと登って・・・。












花もたくさん咲いていた。












北岳のバットレスを正面に、グングン標高を上げていく。












クガイソウ。












むらさきのラッパ。












二俣を右に曲がり、草滑りの急坂を登っていく。












急坂だが距離は短い。

どちらかというと自分はこんな道が好きだ。












尾根に出ると比較的なだらかで広い稜線歩きになる。












仙丈岳など、東側に広がる展望も見えるようになる。












ここまでくれば、北岳の肩の小屋までは一息だ。












ガスが流れていく。












ほどなく、肩の小屋に到着。












テント場もまだ少し余裕があるようだ。












ガスが登ってくるのと競争するかのように、登っていく。












タカネマンテマ。

もう、涸れていた。












トウヤクリンドウ。

花は開いていない。












肩の小屋からひと登りすれば・・・。












頂上はすぐそこだ。












頂上では日が差しているものの、ガスが立ち込め展望はなし。












イワツメグサ?












頂上を後にし、北岳山荘へ降りていく。












ハシゴなどもあり、標高はグンと下げていった。












北岳。












テントを張って、ご飯を食べて、明るいうちから眠った。












夜中に目を覚ますと、甲府の町に富士山が浮かんでいた。












少しだけ写真を撮って、再度、眠った。











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