田辺市無形民俗文化財
「新庄(名喜里)ぎおん祭り」
江戸時代中期(1700年代)ころから
御霊や疫神のたたりを避けるために始められた
新庄祇園社の祭り
現在は合祀され大潟神社の祭りとなっています
毎年 7月14日に行われる「ぎおん祭り」の宵宮13日夜に
神社に向かう沿道の軒先や玄関先に
季節の野菜(ナス、カボチャ、キュウリ、ニンジンなど)、
草花など身近な素材で作った動物や人形などを飾った
「夜見世」で観覧者を楽しませています
<軒先 玄関先の夜見世>
<町角の展示コーナー>
<子供たちの作品>
幼稚園、小学校、子供会、中学校単位の作品がいっぱい!
<町の賑わい>
普段は人気も少ない通りなのに
今夜は浴衣姿の子供、家族で溢れかえっています
この地の人たちは毎年宵宮に向けて早くから構想を練り、
当日、その出来栄えの意見交換をするそうです
都会人が忘れ去った年中行事
無形民俗文化財として
いつまでも残してもらいたいものです
当地の次の祭りは7月24日25日の
世界遺産 闘鶏神社の「田辺祭り」です