俺の○○

さようなら、キヨシロー。

脚本家 市川森一の世間ズレに呆れる

2006年03月27日 | 外食
3/27日付日本経済新聞に市川森一のインタビュー的記事が載っている。
タイトルは『結婚して34年、銀行に行かず』

曰く

  大河ドラマの脚本を書いてるとき、ついつい800万円もする『大日本史料』全巻を
  買ってしまって、金がなくなった。
  奥さんには「どうやって生活するんですか」と詰め寄られた。
  でも、収入の事を考えてたら、自分のやりたい行動ができなくなる。
  だからそれ以来、家計を全部妻に任せた。
  収入が不安定だから、年収を自分には知らせなくていいと言ってある。
  銀行にはかれこれ34年間行った事がない。(要約)


この人、たまにテレビでコメントしているところを見かけるけど、こんなに○○だとは
知らなかった。なんと無責任な…。
800万円する歴史の本があるのにも驚いたけど、金の事を考えてたらやりたい事が
出来なくなるから、もう気にするのやめようっと、っていう思考回路には呆れるね。
私だったら「今すぐ返品して来い、大馬鹿者!」と吼えるところから始まる。

しかしこの記事、よく平気で載せられるなぁ。馬鹿丸出しじゃありませんか。
今度から、市川氏を見かけるたびにこの記事を思い出す事にした。

?なぜこのような記事を載せることを許したのか/このような事実をわざわざ話したのか?

①特に何も考えていない
②妻がしっかりしていることを自慢したい
③金に対して鷹揚でいられる自分の状態を自慢したい
④こういった状態に憧れての捏造



なぜみかん箱なのだ

2006年03月20日 | 外食
仕事でEMS(外国に送る宅配)の集荷を頼むのに、いつもは大崎郵便局の集荷センターに
電話をするのだが、前回集荷に来た人が『今度からはこちらに』とフリーダイヤルの番号を
手渡してきたので今日はそちらに掛けてみた。

電話に出たオババは「ブラジル向け貨物2個です」と私が言うと
「大きさはどのくらいですか」と聞いてきた。
いつもはそんな事は聞かれないので、何センチくらい、とスラスラ答えられない。
荷物を見ながら「えっと、そんなに大きくないのですが併せて7キロ程度です」と私は答えた。
すると「みかん箱より大きいですか?」と質問された。

理由が分からない事や納得できない事にはそっぽを向きたい性質なので
「なぜですか」と聞いたら、外国向の荷物を載せる飛行機が満杯になると困るのでという事。
今まで何百個という荷物を送ってきたが、飛行機が満杯だったことはない。
でも、そういう事ならまぁいいや、と思いつつ質問に答えようとした。

今、私が答えるべき事項は『みかん箱より大きいか』である。
私はみかん箱を見たことがない。
「みかん箱の大きさがわかりません!」と答えた。
すると「2リットルのペットボトル6本入るくらいがみかん箱の大きさです」だって。

ふと一昨日の事を思い出した。
近所のヤマト急便に荷物を出しに行くと「みかん箱より大きいねぇ」とおばちゃんは言ったのだ。
ちょっとポカンとしたのだが、頭の中でスルーしていた。

2度もみかん箱が重なると気になってきた。
運輸ギョーカイでは、大きさの基準は『みかん箱』なのだ!
みんな、みかん箱って見たことあるかい?
みかんを入れる専用の箱なのか?
みかんがダンボールに入っているところは見た事があるが、それが『みかん箱』なのか?
何となく、木の箱を想像してしまうが…。
愛媛や静岡の人なら知っているだろうか…。

私に常識がないというなら非難を甘んじて受け、学ぼう。
でも、そうじゃないなら、他のもので表現した方が良いと提案したい。

旅割の女

2006年03月17日 | 外食
新しい旅割のCMを見るとすんごく気分が悪くなるよ。

目の前に座っている男にプロポーズされた女が
『ありがとう。でも今日だけじゃイヤ』ってぬかす。
そんでマイアヒの替え歌で『旅割♪旅割♪』って歌が流れる。

まあつまり、毎日飛行機代が安くなる新しい方法が出来ました、っていう事なんだけど
この女が、一つ婚約指輪をもらったのに、次に映るときは左手の指全部に大きな
指輪をしててさ、その上さらに、空いている右手を見てから正面向いて『こっちの手にもネ』
っていうおねだり顔をするんだ。ばか。死ね。自分で買え。

『ババンババンバンバン♪』の金貸しの宣伝もそうだけどさー、そんなに女って
おねだりとかするもんって思われてんの? てか、してるの? もー気持ち悪い!

この女の子とっても可愛いのに。あーやだやだ。
こんなCM作るヤツってどういう人生歩んできたんだろ。親の顔が見たいよ。

つい出ちゃってるんだろうがね

2006年03月16日 | 外食
(仕事関係の話なのだが)外国から入金があると銀行の外為担当の人が
電話を掛けてきて、どこからいくら入ったかを教えてくれる。

「72万400円ちょうどです」とか言ってくる。
唇をかみ締めながら聞いている。

「82万8100円ちょうどになります」
こぶしを震わせながら聞いている。

ヤイ姉ちゃん!!
ちっとも『ちょうど』じゃないんだよっ
口の滑りがいいからって、いい加減な事を言うんじゃない!
100万円とか150万円の時に使ってくれたまえ!

今度言ったら「ちょうど?」って聞いてみようかな。


大福ちゃん

2006年03月15日 | 自作
昨日深夜に再放送していたNHKの『ご近所のチカラ』を見ていた。
テーマは、飼い猫の困った点を解決する、というもの。

VTRに出てきてた猫「大福」は白くてとても太っちょだった。
10.9キロもあるんだって。
トイレとご飯以外は大抵寝て過ごす。中性脂肪とコレステロールが高いので
やせさせねばならないらしい。
まんまるふかふかで、とっても可愛い大福ちゃんなのだが…

疑問が沸いてきた。
大福、っていう名前をつけたのは小さい頃だったはず。
別にこんなに太るなんて想像していない頃につけた名前だったはず。
(実際、『生まれた時はこんなに小さかったんです!』のナレーションに乗せて
子どもの頃の大福が映っていました)

なのに、名前にジャストフィットな姿になってしまったのか…
それとも、小さいときは全然別の名前だったけど、オデブになったので
体に合わせて改名したのか…

うーむ。どうなんでしょ?

死ぬかと思った

2006年03月14日 | 外食
高速道路を車で走っていたときの事!高速だぞコレ!

よく晴れて暖かい日だった。
開けた窓から入ってくる春の風を感じながら、快適なドライブを楽しんでいた時、
悪夢のような光景が突然目に飛び込んできた。

血まみれの人間が、うつぶせになって車道の中央に倒れているではないか!!
運転者も私もあまりのことに驚き、凝視し、思わず「わぁー!!」「キャーッ」と悲鳴をあげた。
運転者は慌ててハンドルを切る。車体も身体も傾く。左側に壁が迫る。ぶつかる!
中央の線からはみ出しながらよけた時、間近で目に入った。

それは肌色の地に赤い柄の毛布だった…

心臓ドキドキ、手に汗かいてゼーハー。
あーびっくりした~
人じゃなくて良かったけどさー
でも、何なの?って言いたくなるよー
毛布に乗っかっちゃったら車がひっくり返るかもしれないしー
よけたらよけたで、危なかったもん!!
前の車が急ブレーキしたら追突するかもしれないしさー
なんであんな真ん中に毛布なわけ?
ほんっとにやめて欲しいーー!!

怖かったです。ひやりとしました。
皆さんも、高速道路に毛布を落とさないようにしてくださいね。




飲みやすくなくて結構よ

2006年03月09日 | 外食
居酒屋に行くとたまにあるのだが、今回のは癇に障ったので文句を垂らす。

人生の中で割りと意味ある一日を過ごした後、打ち上げという事で近所の居酒屋へ繰り出した。
生ビール→梅酒 と来たから、次は当然日本酒!
かなり多くの種類を置いてある店だったのでワクワクしながらメニューを見ていた。
刺身を何にするか考えなから、それに合うものを吟味していた。
すると女子の店員がひょこひょこやって来て、メニューをめくりながらこう言う。
「お勧めはこれなんです。女性の方でも飲みやすくて好評なんです~」

その日本酒は、聞いたことのない名前。
ラベル(写真)見た感じでは爽やかっていう雰囲気。
メニューのそのページには、可愛い文字で「女性向け」「のみやすい」などの文字が
躍っていて、少々メルヘンな雰囲気。色使いも軽い。春っぽいともいえる。
まぁこういうのもいいんだけど、今は地酒地酒したのが飲みたいな~と思っていると
お勧め攻撃が始まった!

「それに他のに比べて100円安いんです~」
「女性の方でも結構飲めちゃうんです~」
「水みたいな感じで、女性でも飲みやすいんです~」

うるさいっ
あのね、お姉さんはねえ、水みたいな日本酒なんか飲みたくないのっ
女がみんなヘッポコだと思っちゃいけないぜ!なめんじゃないコラ!!

なんかノルマでもあるんかいなと思いやって、結局それを注文。
水のようにゴクリと飲んで次の酒にいけばいいか、って面倒くさくなっちゃったのだよ…

他にも「さっぱりヘルシーなので女性に人気!」とか
「女性でも食べやすいあっさり味」とか書いてあるメニューなどをよく目にするが
いかにこってりしているか、いかに濃いか、いかに肉か、に重点を置いている
私は困惑してしまう。イメージで語るんじゃないよ、とも思う。多少不愉快なときもある。

あ、占いと一緒だね。「女はみんな占い好き」とか思われるのって不愉快だし
勘違いだし面白くない。

それとも私の嗜好が男的なのか?そうとは思えんが。 知らん。



キスだけにして!

2006年03月08日 | 外食
こないだ久しぶりに島田紳介の『キスだけじゃイヤ!』を見てしまった。
来週は最終回だということです。
春からは芸能人の恋愛をどうこうする番組になるそうです。ふうん。

この番組、さまざまなカップルが出てきては、お互いに秘密にしていた事を告白したり
二人にとっての問題を解決すべく話し合ったり、そういう内容らしい。

昨日は3組ぐらいのカップルが出てきた。彼らは私世代ではなく20代前半が中心で
ちょっと、…な人々が多い。

~この日最後のカップルに物申す~

悩める23歳の男子が番組に相談にやってきた。
『付き合って4ヶ月の彼女と結婚したいが、彼女は両親に会わせてくれない。
家に送っていっても中には上げてくれない。なぜだろう?
そういえば表札にあった苗字は彼女のものと違った。何か隠し事があるのか?
そういえば最初は18歳だと言われてたのに1ヶ月位経った時、16歳だと告白されタマゲタ』

既に番組のスタッフが彼女から聞きだしてあり、その映像が流れる。
『自分には両親がなく、15歳まで施設で育った。今は養親のもとにいる。
避けられたり嫌われたりするかなと思って言えなかった。この事で彼が去っていくなら
仕方ないと思っている』

紳介があおる。「こういう人は、少しの喧嘩でも、君には理解できない感受性を
発揮するかもしれない。いつも君がそれをわかってやらなければいけない。出来るか?」とか。
彼は、そんなことで気持ちは変わらない、と立派に答える。
年の割りには額にシワが刻まれているし、なかなか落ち着いた雰囲気を持っている。
話し方もまあまあしっかりしている。

喫茶店に彼女を呼び出し、生い立ちを分かった上でプロポーズをする男子。
受け入れる女子。と、ここで彼女がある告白をした。
妊娠している、ということ。超音波写真を見せる。彼喜ぶ。

これからは3人で幸せな家庭を作ってください、とかナレーションが流れて終わり。


ってどーなのこれ!
あのね、いつの仕込かわからないけどね、18歳だと思ってたときだったらまだ付き合って
1ヶ月以内でしょ? まだ早いのっ! するなら避妊しなさいっ!!
16歳だとわかってからならアンポンタン!!避妊しなさいっ!!
結婚するんだからいいじゃんって、結果オーライじゃ後悔する事だってあるんだよ!
日テレも日テレだよ。最後流して済ますんじゃねぇ。モラルはないのか。
私も色々あったクチだけど、こういう若い子見てると嘆きたくなるよ。

 (ヤラセという噂もあるが、そうなるとまた別の問題が。)



再会の約束

2006年03月02日 | 夫作
今でも忘れられない、幼い頃に読んだ本がありますか。
私は小学校の頃、創作子どもSF全集というのをよく読んでいました。

特に印象に残っているのは『犬の学校』と『ぼくの真っ赤な丸木舟』の2冊です。
恐ろしげな絵と共に繰り広げられるSF物語は、もの凄いインパクトでした。
内容については詳しく書きませんが、同世代の方ならご存知かもしれません。

私はこの2冊の本が忘れられず、どうしてももう一度読んでみたいと熱望していました。
そんなとき、ヤフーオークションで『ぼくの真っ赤な…』が出品されていたのを発見し
これはどうしても落札したいと鼻息荒く戦ったのですが、なんと2万円以上の値が
ついてしまったのでした。涙を飲んで諦めました。後ろ髪引かれまくりでした。
そんなに値が上がるほど、手に入れたい人が他にもいたのですね。
もう手に入れることは出来ないのかも知れない、と半ば絶望していました。
自分の過去と、永遠に断絶したような気持ちになりました。

しかーし!
絶版になった本を大勢の力で復刊させよう、というサイトがあることが分かったのです。
このSFシリーズは非常に人気が高いのだという事実がよくわかるほど、復刊待ちに
熱くなっている人がたくさんいました。オークションで2万円も当然だったのです。
私もその一員となりまして、ことの行方をドキドキして見守っていたところ、なんと!
昨日そのサイトからメールが!!
『夏を目途に復刊する事が決まった』というのです~!
出版社と交渉を続けてくれた人達がいてくれたから実現した復刊です。
ずっと探していた人の行方が分かり、会う約束が出来たかのような気持ちです。
近年稀に見る嬉しさ…


調子に乗ったのだか何なのか、もう一冊忘れられない絵本『風が吹くとき』も急に
手に入れたくなり、昨日注文してしまいました。これも届くのがとても楽しみです。
でも1人で夜読めるかな…

私がもう一度読みたい本は恐ろしいものばかりです。Sなのに。