F1第14戦シンガポールGP。F1唯一のナイトレースで行われます。ここのところ、どうも精彩を欠くレースが続くF1ザウバーチームの小林可夢偉。フリー走行では調子がよく、9番手を記録。久しぶりのQ3進出かと期待していた予選Q2で、シケインの縁石に乗りすぎ大ジャンプ!操作不能でクラッシュしてしまい、予選は17番手に終わりました。ポールポジションは圧倒的な強さでベッテル、二番手にはウェーバーが入り、レッドブルチームは盤石の態勢です!三番手には、ここのところ調子いいバトンが入りました。
そして決勝。ウェーバーがスタートに失敗して後退、かわりに二番手に上がったバトンが追撃態勢です。タイヤに優しいマシンで、前評判の高かったフェラーリチームですが、何と1番最初にピットイン。その後も精彩を欠くレース運びで、ベッテル追撃の一番手にあげられていたアロンソが、四位に入るのがやっとでした。
優勝はベッテル!ベルギーGPから、圧巻の三連勝です!二位に好調のバトン、三位に、後半追い上げた、ベッテルのチームメイトのウェーバー。レース中盤にセーフティーカーが入り、それまで築き上げた大差がなくなってしまう、いやな展開でしたが、それをものともしない、強い勝ち方でした!ワールドチャンピオン獲得には、わずか1ポイント足りず…次戦日本GPでほぼ確実にチャンピオン決定です!
そして期待の小林可夢偉ですが、レース中盤まで順調に走行、セーフティーカーが入り、大チャンスかと思われましたが、セーフティーカーが入る位置が悪かったのか、ピットインのタイミングが悪かったのか、なんと周回遅れに…さらに不幸は続き、青旗無視(先行車にスムーズに追い越しをさせなかった)で、ピットスルーナルティー。14位と散々な結果に終わりました(T_T)このレース、フォース・インディアチームと可夢偉のチームメイトのペレスの活躍が目立ちました!
いよいよ次戦は、鈴鹿サーキットでの日本GP。10月9日決勝です。母国レースとなる可夢偉の最高の走りを期待したいです!