旬鮮和食仁やのマスターのブログ

栃木県足利市にある和食店、仁やのマスターが料理や大好きなF1について語るブログです

渡良瀬橋。のもったいないお話。

2015-03-09 18:08:57 | Weblog
【もったいない。】
真面目なお話。長文です。
最近、よく目にする地方創成、地域活性化。特に観光に関することは、今や多くの自治体が取り組んでいます。なので、他所でもやっているような普通のことをやっただけではスタートラインに並んだだけになってしまいます。なら、どうすれば他と差をつけられるか?
同じようなことをするなら、とことんトップレベルを目指してつきぬける。足利で言えばすでに大藤やイルミネーションが全国レベルの足利フラワーパークがそうでしょう。
もう1つの方法があります。他では真似できないもの、つまりオンリーワンなもので勝負することです。
足利市を代表する観光名所である足利学校やばんな寺などなど。素晴らしいものだと思います。
しかし、いわゆる歴史的建造物は全国にたくさんあります。つまり全国にたくさんのライバルがいるということ。また、ばんな寺本堂が国宝に指定されましたが、それは違う視点から見ると、全国の国宝と比較、選択されるということでもあります。つまり競争が激しいということになります。
なら、足利市でオンリーワンになり得るものはあるのでしょうか?
自分は『渡良瀬橋』はじゅうぶんにオンリーワンなものになり得ると思っています。
渡良瀬橋は全国どこを探しても、足利市のあの場所にしかなく、他は真似のしようがありません。
かつて、渡良瀬橋を歌った、森高千里さんは今も大活躍中。春からはフジテレビで新たに音楽番組の司会をつとめます。
2004年に渡良瀬橋をカバーした、松浦亜弥さんは今は一線は退いてはいますが、ここ最近は一番歌唱力のあるアイドルだったのではないか?と話題になっています。
ただ自分は思うんです。もったいないと。。
現状は観光的な素材として、渡良瀬橋を十分生かしきっているでしょうか?以前も指摘しましたが、歌碑が渡良瀬橋本体から離れた場所にあるのに、橋の近くには、いまだに案内がありません。また他の人もTwitterで指摘してましたが、歌碑の場所にある看板がいわゆるステ看板。。自分が有名な観光地の歌碑を見に行って、そこの看板がステ看板。はたしてどういう印象を抱くでしょうか?けっしてポジティブな印象は抱かないと思います。
本当にもったいないです。非常に残念ですが、そんな状況でも足利市が特集されるとだいたい渡良瀬橋は取り上げられるし、いまだに見に来る人達もいる。しっかりとやることをやれば、ポテンシャルはじゅうぶんにあると思います。
批判するだけではダメだと自分でも思いますので、あくまでも個人的な独断と偏見で1つの提案をしてみたいと思います。

【提案◎いぶきビルディング1Fに渡良瀬橋記念館(仮)をつくってみる】
元、スクランブル交差点があった、通り二丁目のいぶきビルディング。きちんと裏はとってませんが見た感じ、1階はあいている感じです。また、近くの通り二丁目の市営駐車場はいつもガラガラです。地方都市の観光地に駐車場は必須。なのでそこを駐車場として利用します。
近年はどこの自治体も財政難で、いわゆる箱ものは厳しい状況です。
なので、まずは財源をどうするか?そして運営費をどうするか?です。
そこで、かつて、北海道の岩見沢駅で取り入れられた方式
『岩見沢レンガプロジェクト(らぶりっく!!いわみざわ)』を参考にした方式を用います。渡良瀬橋記念館設立賛同者に、1枚5000円(仮)で応援プレートを購入していただき、記念館完成後に記念館内にきれいにディスプレイします。うまく渡良瀬橋に見えるようにディスプレイできれば最高です。
できればホームページやFacebook、Twitterなどで賛同者を全国的に広く公募したいところです。銀行に口座を開設しそこに振り込んでいただく形をとります。意味合い的にはふるさと納税に近いかもしれませんね。おそらく、ここが一番の肝になります。足利市のプレゼン力、広報の力が試されます。
応募者には証拠となるプレート写真と記念品をプレゼントします。岩見沢駅舎のときがそうであったように、うまくいけば、渡良瀬橋ファンの賛同者が、後々、観光客として足利市まで渡良瀬橋とプレートを見に来るという効果がじゅうぶんに考えられます。さらに可能なら、森高千里さんと松浦亜弥さんのプレートが展示できれば効果は倍増するでしょう。
入館料を100円だけ頂き、入館された方は駐車場代は無料にします。
うまくいけば、通り二丁目の市営駐車場の効率的な利用、また必然的にまちなかに来ることになるので、ばんな寺、足利学校からまちなかへの流れがつくれます。また、いぶきビルディングからは渡良瀬橋現地まで歩いていけない距離ではありません。きちんと案内すれば、きっと観光客には訴求力のある物語になると思います。
なかなかいいアイデアが浮かばないのが、渡良瀬橋記念館の展示物です。やはり、渡良瀬橋の夕景の写真、八雲神社の写真、案内。電話ボックスの写真、もしくは移築。。まだまだ何か訴求力のある展示物があるような気がしてなりません。
○できればプレートは200名分は集めて100万円を設立資金に。
○運営費は今もいくつかある渡良瀬橋グッズや、渡良瀬橋の夕景ポストカードなどを売り出すことにより運営費の一助にする。また、先に記したように入館料100円頂き、運営費にあてる。
○季節に一回ぐらい、渡良瀬橋の写真コンテストを開催する。
などなど。。

これが、足利市の観光の決定打になるとはもちろん思ってませんが、一助ぐらいにはなると思います。きちんと裏をとってなく、個人的な主観が主で、まだまだ不十分で問題点、突っ込みどころ満載だと思いますが、ご容赦ください(((^_^;)
渡良瀬橋Wikipedia→http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%89%AF%E7%80%AC%E6%A9%8B

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