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『ウォール街のランダム・ウォーク』 読書報告

2007年05月12日 | 資産運用
第3部 新しい投資のテクノロジー
(9)現代ポートフォリオ理論と資本資産評価理論
(10)現在の状況
第4部 ウォール街の歩き方
(11)インフレと金融資産のリターン
(12)投資家のライフサイクルと投資戦略
付録1 あなたのリスク選好度テスト
付録2 ライフサイクルに応じた投資の手引
(13)ウォール街に打ち勝つための三つのアプローチ
5.概 要
(1) この本は個人株主の株式入門書として書かれ、改定5版を重ねていま
  す100万部を超える古典です。
(2)プロでも個人投資家でも、常に市場平均を上回るリターンを上げ続け
ることは非常に難しいですということは実証されているという主張。
これは現代ポートフォリオ理論のいうとおりの主張であり、連合会の
資産運用研修会での寺田講師の言でもあります。
(3)ランダム・ウォーク(千鳥足)とは株式のブレの様子を表現したもの
で株式特性のこと。
(4)テクニカル(数量)分析とファンダメンタル(経済指標)分析とをど
んなに精緻に行っても、手数料ばかり取られてしまうし、また、銘柄選
択とか投資タイミングの手法によっても、市場平均を上回るリターンを
上げ続けることは非常に難しいので、現代ポートフォリオ理論に基づき
インデックス(市場連動型投資配分)に貼り付いて、市場そこそこを狙
うのも一つの考え方です。
(5)市場が加熱したときに、いかに冷静でいられるかが投資家の資質とい
う。付録の1でテストしてみたところ、26点で中庸な評価がされました。
6.所 感
(1)アメリカの運用市場の状況が網羅的に書かれており、問題点が整理さ
れ、過去の運用関係読書経験によって幾分理解できました。
(2)現在、アメリカの運用市場の実務的な本を探しています。
(3)次の読書は、『国際マネー戦争』。

以 上

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