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【#朝鮮日報】「普段はたたかれているのにエサをもらったらシッポを振るのか」…北朝鮮の通知文に韓国人激怒

2020-09-26 20:46:59 | 新聞記事
「人が銃で撃たれて死んでも謝罪すれば済むのか」
 韓国海洋水産部職員が北朝鮮の海域で漂流していて北朝鮮軍により殺害され、遺体が焼かれた事件に怒った国民たちは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領のフェイスブックにこぞって怒りとイライラをぶつけた。24日から25日にかけての夜の間だけでコメント件数は1000件を超えた。北朝鮮は謝罪の意を一部に盛り込んだ「通知文」を送ってきたが、怒りはかえって膨らんでいる。通知文は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の謝罪を伝言形式で短く伝えているに過ぎず、ほとんどの内容が非武装民間人である韓国海洋水産部職員A氏(47)を海上で射殺したことに対する自己合理化と、韓国軍に対する非難に満ちていたからだ。

 文大統領は24日午後7時ごろ、フェイスブックに北朝鮮の残虐行為に関する公式見解を掲載した。すると、丸一日でコメントが2000件寄せられた。普段は親文在寅派のネットユーザーたちによる称賛コメントがほとんどだが、この日は違った。

 「本当に涙出るほど怒りがこみ上げてきます。あなたは本当に大韓民国の大統領ですか?」「国民が死んで焼かれたのに『遺憾』だなんて、よその国の人が死んだのかと思った。やはり南側の国の大統領。政府がどうするという話はどこにもない。あなたは資格がない」「あなたが大韓民国の大統領だというのは本当なのか~終戦宣言?」「死の恐怖の中での6時間は本当に長い時間だっただろう。亡くなった方の苦痛を考えるたびに鳥肌が立つ」などのコメントが相次いだ。紙面に書くのがためらわれるほど激しい表現も多かった。

 25日午後、北朝鮮の通知文が公開された。与党寄りの人々はこの通知文を「謝罪文」と呼び、支持層は歓呼した。親文在寅系のポータルサイト「ダウム」には「謝罪するとは、大当たりだ」というコメントもあった。そのコメントを書いた人物は「A氏はインターネット賭博にはまって大勢の同僚たちに借金をしていたし、4カ月前には妻と離婚していた」「結局、ギャンブルの借金のためにああなったのか! 本当に気の毒ですね」とも書いた。このコメントには4000人が「推薦」ボタンをクリックした。「これが本当の文在寅大統領の外交成果」というコメントには7000回以上の推薦ボタンが押された。

 親文在寅系のインターネット・コミュニティー・サイト「CLIen(クリアン)」には「(金正恩委員長が)このようにしてくれてありがたいし、幸いだし、個人的に感謝の気持ちもある」という投稿があった。チョ国(チョ・グク)前法務部長官のフェイスブックの訪問者たちは「金正恩の迅速な謝罪に心が和む」「金正恩は土着倭寇(わこう)、犬督教(キリスト教のののしり言葉)信者たちよりマシだ」「我が国最高尊厳(文大統領)のおかげでこのような場面が見られた」「北側と着実に信頼を築いてきた文在寅大統領様以下、公務員たちのおかげだ」などのコメントが寄せられた。

 しかし、多くの国民は通知文でさらに激怒している。大規模コミュニティー・サイト「MLBパーク」には「これが謝罪文に見えるのなら精神病院に行け」というコメントがあった。「誰が謝罪対象に向かって『憶測』『不敬』といった表現をするだろうか。これを謝罪だというのか」というコメントもあった。高麗大学のコミュニティー・サイト「koreapas(コパス)」には「(北朝鮮から)遺族に対する適切な損害保障や再発防止に関する具体的な案が出るまではすべて空手形(からてがた)」「謝罪して済むなら趙斗淳(チョ・ドゥスン=前科17犯の犯罪者)も謝罪すれば済むんですか」などのコメントがあった。

 「北朝鮮にもてあそばれている」という投稿もあった。「普段はたたかれているのに、エサをもらったらシッポを振る犬でもあるまいし、青瓦台も統一部も外交部も二日間、口を閉ざしていたのに、ここぞとばかりにプレスリリースをばらまいて…これでは北朝鮮の属国のようだ」と書いた。

 北朝鮮が通知文でA氏を「不法侵入者」と規定すると、これまでA氏の越北説(自らの意思で北朝鮮に行ったという説)を流してきた韓国政府当局に対する批判も殺到した。「国防部-青瓦台の国民に対する詐欺が起こりましたね。傍受したものを公表しなければ…」「政府は今回も『北朝鮮はじっとしているだろう』と越北説を取りざたして自滅した」「『越北しようとした人を無残に殺害した北朝鮮』に仕立てようとしたのだから、金正恩もあきれただろうね」などと書かれている。

 「文大統領と金正恩委員長は最近、親書を交わした」と政府が今になって公開したことにも批判が出ている。「親書を交わしたら人が死んだね。はぁ~まったく…むしろ交わすべきではなかったのでは?」「非公開の書簡を今になって公開するのは露骨な政治的計算ではないのか」などのコメントが寄せられている。

ウォン・ウシク記者 , ナム・ジヒョン記者


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