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【#朝鮮日報】文大統領、マスク供給不足にのみ「恐縮」…新型コロナ対応失敗は謝罪なし

2020-03-01 03:22:39 | 海外の反応
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、国会で与野党4党代表と会合を開き、新型コロナウイルス感染症が新興宗教団体「新天地イエス教」の信者たちを通じて拡大していると強調した上で、これに対して「特別な対策を立てている」と述べた。その一方で、「中国から来る外国人の入国を阻止せず、初期対応に失敗したのではないか」という野党の批判は受け入れなかった。文大統領は新型コロナウイルス問題で対応失敗を指摘する意見を認めず、マスク供給不足についてのみ「恐縮している」と述べた。

■野党「文大統領の謝罪、朴凌厚・康京和両長官の更迭」要求

 最大野党・未来統合党の黄教安(ファン・ギョアン)代表は同日、新型コロナウイルス感染症の防疫失敗問題を取り上げ、「大統領は国民の前で深く謝罪すべきだ」と言った。だが、文大統領は新型コロナウイルス問題全般に対する責任や謝罪の意を明らかにしなかった。ただし、「マスク供給不足」についてだけは「恐縮している」と述べたとのことだ。文大統領は「さまざまな対策を打ち出したので、明後日までには効果があると見ている。政府を信じてほしい。問題が解決しなければ特段の対策を検討する」と言ったと姜ミン碩(カン・ミンソク) 青瓦台報道官が語った。

 与党・共に民主党と野党・正義党は「マスク無償供給」を主張した。共に民主党の李海チャン(イ・ヘチャン)代表は「今の市場価格は買い占めのせいであまりにも急騰しているため、これを安定させるため(無償供給の)検討もあり得るのではないか」と述べた。これに対して文大統領は「検討してみる」と答えたという。

 また、黄教安代表は「我が国民を加害者にすり替えて責任をなすりつけた朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官、全世界の主要国が我が国民の入国を阻止し、不当な隔離措置を取っているのにもかかわらず、何ら手を打てない康京和(カン・ギョンファ)外交部長官を直ちに更迭せよ」と言った。しかし、文大統領は「今は事態の解決に力を入れる時だ」と即答を避けた。未来統合党の全希卿(チョン・ヒギョン)報道官は「文大統領は『後で事態が少し終息したら、囲碁で対局後の検討をするように(長官更迭問題を)考えることはあり得る』という趣旨で言った」と伝えた。

■「2月4日以降、中国人の感染確定例はない」

 黄教安代表は同日、「何よりも初動で対処に失敗した」「中国からの入国禁止措置を危機序盤に絶対に実施すべきだった」と指摘した。しかし、文大統領は「我々は2月4日より中国から来る入国者たちに対する特別入国手続きを実施している。(ウイルスが最初に発生した)湖北省に対してはその前から入国を禁止した」「それ(2月4日)以降、中国人の入国者の中から感染確定例は全く発生していない」「中国人の入国者そのものも一時は毎日約2万人だったが、現在は毎日1000人程度に減少した」と言った。中国人の入国制限を今よりも強化する必要はないという意味だ。盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長は「1000人というのも昨日までの数字で、今日からは700-800人に減っているはずだ」と語った。

■文「新天地イエス教信者の検査結果は深刻」と強調

 その代わり、文大統領は新天地イエス教の信者たちを通じた感染拡大問題を強調した。非公開会談に入るとすぐに、新天地イエス教の話を切り出したという。文大統領は「大邱での新天地イエス教信者に対する検査結果は深刻だ」「新天地イエス教は全国各地に信者たちがいる。大邱と同様の状況が起こるのではないかと懸念している」と言った。

 青瓦台は同日、新天地イエス教信者の発熱・呼吸器疾患など、症状がある人の陽性反応率が87.4%、症状がない信者も検査の結果、陽性反応率が72.9%に達するという資料を与野党代表たちに公表した。

 正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)代表も「新天地イエス教を通じた感染ルートはまだ把握できていない」として、新天地イエス教に対する家宅捜索など強制調査を提案した。文大統領はこれに対して、「(新天地イエス教に対し)特別な対策を立てており、その対策を集中的かつ迅速に実施している」と答えた。

 青瓦台の盧英敏(ノ・ヨンミン)秘書室長はこの日、大邱の新型コロナウイルス感染者をほかの地域に搬送することについて、搬送中に死亡する可能性や、搬送後の感染拡大などを理由に、否定的な見解を明らかにしたとのことだ。盧英敏室長は「患者をほかの自治体に搬送するのは非常に危険だという専門家の報告がある」「(ほかの自治体にこれらの人々を搬送する)段階ではない」と語った。

キム・ギョンピル記者


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