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【#朝鮮日報】米国気象庁は麗水、韓国気象庁は巨済…台風上陸地点を当てるのはどこ?

2020-09-03 01:14:35 | 新聞記事
韓国気象庁「巨済-釜山の間」
米・日はもう少し西側

 強い風雨を伴う台風9号(アジア名:メイサーク)が済州島沖に接近した2日、韓国気象庁と海外機関の台風進路予想が異なっていることが分かり、結果が注目されている。

 今夏の梅雨について、韓国気象庁の予報が外れ続けたことから「気象庁は誤報庁なのか」といった非難が殺到し、韓国のネットユーザーたちが国内の天気予報を見ずにノルウェーやフィンランドなど北欧国家の気象庁のウェブサイトや正確性が高いという米国の「アキュウェザー(AccuWeather)」、英国の「BBCウェザー」などで気象予報を確認する「気象亡命」現象もみられた。

 韓国気象庁は台風9号が2日夕に済州島の東沖を通過し、3日未明に慶尚南道の南海岸に上陸して釜山や蔚山など慶尚道地域を通過した後、同日午後6-9時ごろに東海上に抜けるとの予測を示した。韓半島の上陸地点は巨済と釜山の間あたりと予想している。これは2003年に4兆2000億ウォン(現在のレートで約3760億円)の財産被害を出した台風14号(アジア名:メミ)とほぼ同じルートだ。

 しかし、米国と日本の気象機関は、台風9号が韓国気象庁の予測よりも西側に上陸し、北上するとの見通しを示している。

 米軍合同台風警報センター(JTWC)は、台風9号が全羅南道の麗水と南海の間に上陸するとの見方を示した。上陸後は韓半島の中央を通過し、北朝鮮に向かうと予想している。これは、過去最悪の財産被害を出した2002年の台風15号(アジア名:ルーサー)に近いルートだ。

 02年の台風15号は全羅南道の南海岸に上陸し、韓国北東部の江原道江陵沖へ抜け、(江陵で)1日で870ミリもの降雨量を記録した。首都圏でも秒速27メートルの強風が吹き荒れ、韓国全土で5兆1000億ウォン(約4560億円)の被害を出した。この予想通りだとすれば、首都圏が台風9号の影響を直接受ける予報円の中に入り、予想より被害が拡大する恐れがある。

 日本の気象庁も2日午前9時現在の予報で、台風9号が3日午前0時ごろ全羅南道と慶尚南道の間に上陸し、やや東寄りを進んで韓半島を抜けると予想した。上陸地点で見ると、韓国気象庁と米JTWCの中間だ。

 韓国気象庁は前日の記者会見で「仮に台風の中心気圧が低下し、さらに強い台風に発達する場合、東に進むよりも北に進む可能性が高まり、慶尚南道南海岸のうち全羅南道海岸寄り(西側)のエリアに上陸する恐れがある」としながらも「現在、台風の勢力が最も強くなっており、少しずつ弱まる気配を見せているため、上陸地点が西に寄る可能性は低い」との見方を示した。

 今年の夏、過去最長の梅雨を予測できず批判を受けた最悪の状況をようやく脱した韓国気象庁だが、ここにきて信頼度が再び試されている。韓国気象庁は今年5月の時点で、今夏は猛暑に見舞われ降水量は平年とほぼ同じ水準だとの予報を出していた。しかし先月の全国の平均気温は22.5度で昨年より約2度低く、梅雨の期間中の平均降水量は先月2日基準で平年を160-180ミリ上回った。

キム・ウンギョン記者


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