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【#朝鮮日報】被害女性「法廷でこんなことやめてと叫んで、謝罪を受けかった」

2020-07-14 21:18:15 | 海外の反応
被害者が明かした「朴元淳市長のわいせつ行為4年」
 自殺した朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長からわいせつ行為を受けたとして告訴した元秘書の女性Aさんの代理人は13日、ソウル市恩平区の「韓国女性の電話」事務室で記者会見を開き、過去4年間の被害状況を詳細に公表した。Aさんの弁護人を務める金在蓮(キム・ジェリョン)弁護士、韓国性暴力相談所のイ・ミギョン所長、韓国女性の電話のコ・ミギョン常任代表が代理人として出席した。

■下着姿の写真、わいせつなメッセージ

 Aさん側は記者会見で被害事実について、「詳細な方法は申し上げにくい」としながらも、かなり具体的な内容を明らかにした。まず、業務時間内に起きたことについて、「朴前市長が執務室内にある寝室に被害者を呼び、抱いてほしいと身体的接触をした。『楽しく働くために自撮りをしよう』と言って、執務室で自撮り写真を撮り、身体を密着させた」と語った。また、被害者のひざにあるあざをみて、くちびるでひざに触れる行為もした」という。さらに、朴前市長は自分の下着姿の写真を送ってきたり、深夜にチャットアプリ「テレグラム」でのチャットを要求し、わいせつなメッセージを送ったという。朴前市長は被害者が別の部署に異動となってもテレグラムのチャットルームに被害者を招待し、継続的にわいせつなメッセージを送ったという。プライベートなチャットルームへの招待を受けたのは、今年2月6日だったという。Aさんは一連の証拠をAさんの携帯電話のフォレンジック(分析)を通じて確保。警察に提出したという。Aさんは継続的な被害事実を何度も周囲に告げていた。Aさん側は「遅い時間に(被害者が)友人といた際にそんなメッセージが来たこともあり、それを見た友人もいる。普段から知り合いの記者にメッセージを見せたことがある」と説明。そうした性的な嫌がらせに関連し、秘書官に部署の異動を求めたこともあるとした。

■記者会見、二次被害理由に開いた
 Aさん側が今回記者会見を開いた理由は「二次被害」のせいだという。Aさん側は「過去数日間は(与党寄りのネットユーザーが)被害者の身元を割り出そうとし、範囲を狭め、『責任を問う』と言う状況が生じていた」と指摘した。

 特にAさん側は「被告訴人の自殺で被害者がオンライン、オフラインで二次被害を受けるなどさらなる苦痛を味わっている」と主張。その上で、朴前市長の遺書に書かれたあいまいな謝罪表現を事態悪化の主犯として挙げた。「(朴前市長が)死を選んだことが被害者に対する謝罪だったとすれば、どんな形であれ、被害者に性的暴力について謝罪し、責任を取る意思を示すべきだった」とも語った。

 そして、最後まで戦う意思を示した。「被害者にも発言の権利がある」とし、「被害を受けても息を殺して生きていく人がない社会をつくるため、威力、性暴力に対抗し、最後まで戦っていく」と強調した。告訴状の内容が10日午前からチャットアプリなどで拡散した経緯についても捜査を要求した。Aさん側は出回った「ちらし」について、「自分たちが捜査機関に提出した文書ではない」とし、問題の文書を流布した人物をソウル地方警察庁に告訴したと説明した。

■秘書に応募してもいないのに「指名」
 Aさん側は朴元市長の秘書を務めることになった経緯についても説明した。「被害者は公務員として任用され、ソウル市長ではない別の機関で勤務していたが、ある日の午前、ソウル市庁の電話連絡を受け、その日の午後に面接を受けることになった」とし、秘書室勤務を命じられ、4年間勤めたという。最近与党寄りのネットユーザーを中心として、「Aさんは未来統合党の政治家の元秘書だ」「意図的に秘書に志願して接近した」といった陰謀論が広がっていることに対する説明とみられる。

ファン・ジユン記者


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