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【#朝鮮日報】文大統領の支持率、3カ月で32ポイント下落

2020-08-15 17:17:25 | 海外の反応
ギャラップの世論調査「国政運営うまくやっている」39%
就任後最低を記録
 韓国ギャラップが今月11-13日に行った世論調査によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は就任以来最低を記録し、与野党の支持率の格差も2016年の弾劾政局以来最も小さくなったことがわかった。専門家は「大統領の支持率は5月はじめに比べて3カ月で30ポイント以上急落し、与党の支持率も同時に下落するなど、民心からの警告灯が一気に点灯し始めた」「与党勢力にとっては『ブラックフライデー(黒い金曜日)』だ」と指摘した。任期の序盤ではなく、後半になって短期間に支持率が急落したため、これを一気に取り戻すのは難しいとの見方も出ている。

 この調査で文大統領の国政運営に対する肯定評価は39%、否定評価は53%だった。ギャラップの調査で文大統領の支持率は「チョ・グク事態」が表面化した昨年10月第3週に39%の最低を記録したが、4月の総選挙で与党が圧勝してから71%にまで上昇した。それが今回再び最低の水準にまで下落したのだ。今月10-11日に行われたRnサーチとデイリーアンの調査でも、文大統領の支持率は総選挙直後の60.6%から38.7%にまで下落し、はじめて30%台を記録した。

 政党支持率は与党・共に民主党が33%、未来統合党が27%だった。民主党と統合党の5月はじめの支持率はそれぞれ46%と17%で、その格差は29ポイントに達していたが、それが3カ月で6ポイントにまで狭まった。今回の調査で2022年の大統領選挙について「政権交代のため野党候補が当選すべき」は45%、「政権維持のため与党候補が当選すべき」は41%だった。今年4月の総選挙直前には「与党が多く当選すべき」(49%)が「野党が多く当選すべき」(39%)を上回っていたが、その後民心が大きく変わったのだ。

 与党勢力の支持率下落の主な原因は「不動産不満」だった。不動産政策について「間違っている」(65%)は「うまくやっている」(18%)の3倍以上に達した。不動産に対する否定的な評価も、現政権発足後15回行われたギャラップの調査で最高を記録した。青瓦台(韓国大統領府)のある核心関係者は「コロナ、水害、住居正義に総力を傾け、国政の懸案に地道に取り組んで行く」とコメントした。全国の18才以上1001人を対象に行われた今回の調査の標本誤差は、95%の信頼水準でプラスマイナス3.1ポイント、回答率は13%だった。

洪永林(ホン・ヨンリム)世論調査専門記者


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