daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

二大政党制(2)

2011年08月15日 | 社会問題を考える
日本で二大政党制は「自民×社会党」と「自民×民主党」の二回、
一回目、「自民×社会党」の構図は多党乱立の中で出来ていって、
二回目、「自民×民主党」の構図は自民が意図的に導いたようだ。

日本経済成長路線のなかで安定多数を占めてきた自民党だろう。
日本経済を支える産業・企業は自民党の護送船団方式で成長し、
仕事・収入は元気の源であり、人々は切磋琢磨して仕事に励んだ。
焼け野原の日本から世界一の金持ちへと一気に駈け上っていった。
収入が増えれば有意義な余暇を過ごす余裕も生まれる道理である。
理屈上はその通りであり、人々と親方の関係は良好な蜜月だった。
良好な関係を歌った歌が町に流れたりして、人々は幸せだった。

よろしければ どうぞ、もしも月給が上がったら
ともあれ、親方と従業員は信頼関係で結ばれていた佳き時代だった。
しかも政治も、真面目に働く人々の暮しを生涯みる約束をしていた
それが年金制度・保険制度の福祉であったことは言うまでもない。
ところが政治は国民の命の絆ともいうべき制度を締め付け始めた。
定年制の延長、年金支払いのスタートを遅らせ…お人好し国民だ。
何のことはない、国民の老後の蓄えの資金をゴッソリと奪いだした。

犯罪が発覚しないようにするには、犯罪者はどうしたいだろうか?
司法・国会・行政を支配したら、万一、発覚しても逮捕されない。
良心的なマスコミには情報が流れないように弾圧を加えるだろう。
好い加減なマスコミは市民の意識を下劣な番組へ引きつけさせる。
この邪悪の計画を実行するには、独裁政治が一番都合が良いが、
人々に気づかせないで実行するには、二大政党制が都合が好い。
つまり、二大政党制 ≒ 民主的制度 … 独裁政治と気づかせない。

二大政党制という民主主義に似せた独裁手法を編み出したのだ。
その二大政党制の中心に自民党がいて、政権を握ることにした。
自民党は既に述べたように産業・企業を支え・支え合う構図である。
国民も知ってるように、自民党は産業・企業の味方という構図だ。
悪代官と悪商人が結託したら? 対極は、銭形平次や水戸黄門だ。
悪代官 × 水戸黄門の構図に囚われて、人々は小悪党を罵り騒ぐ。
なにせ目前の事件に人々の意識は囚われやすいものだからなあ。

自民党への追及の手は遠く、まだまだ及びそうにない。
なにせ愚か者は自民党を陰で叩こうとして、犯罪者へと堕落する。
愚か者のせいで、自民党株は逆に上がりっぱなしってことになる。
つまりこの、愚か者に二種が混ざり合ってるってことになるだろう。
自民党の不正を叩かなきゃならないと考えている愚か者と、
愚か者は危険因子であると社会に位置づけたい邪悪な愚か者と。
結局、これらの愚か者はいずれも、堂々と語れない習性をもつ。

堂々と語れない…つまり、愚か者たちは民主主義を信じていない。
民主主義を信じない愚か者たちは自民党に取って替りたいだけ。
自民党と入れ替って、己が独裁の椅子に座りたいだけである。
そう考えたとき、これらの愚か者が内ゲバに奔るのは当然です。
民主主義とは他の人の尊厳・人権を守ろうとする思想なのですよ。
愚か者に共通するのは日本を己の意のままにしたい欲望の意識。
それは、ちっとも民主主義でないのに、支離滅裂の脳みそパー助。

さて、自民党が誤まっているなら、その不正義を論理だてられる。
それこそに、この「二大政党制」をとりあげる意味はありますなあ。


  (続きます)





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