効率が10倍アップする 新・知的生産術／勝間和代氏 セミナー参加

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『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』
（ダイヤモンド社）刊行記念 勝間和代 講演会＆サイン会

■2008年1月17日（木）19：00～20：30（開場：18：30～）
■会場：東京ウィメンズプラザホール
■定員：250名様
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1月17日はこのセミナーに参加して来ました。
写真の本の刊行記念という事です。

「年収10倍ＵＰ勉強法」　　　　　　　「お金は銀行に預けるな」

こんな本も書かれてまして、ご覧なられた方も多いのではないでしょうか？

■勝間氏のご紹介
・マッキンゼー、ＪＰモルガン証券などを経て、現在は経済評論家
・ワーキングマザー（３児の母）
・2005年は「世界の最も注目すべき女性50人」の一人に選出される
などなど、目を見張る経歴の持ち主です。
ブログも書かれています→私的なことがらを記録しよう！！

■私が好きなところ
経歴から見ても尊敬すべき人なのは当然ですが、執筆された本を読むと、具体的に何をどのようにすれば良いのだ！と書かれています。
それと、やはり「成功するまで努力するべし！」を地で行っている人。
ほんの少しでも見習って自分も向上したいと思い、セミナーに参加しました。

■セミナーに参加して
やはり本がベストセラーになっているので、大入り満員でした。
女性が圧倒的かと思いましたが、男性が意外に多くて驚きました。（かくいう私も男性ですが）
次に、セミナーで感銘したところを列記します。
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・１日５％改善すれば、半月で２倍になる・・・目先の頑張りをコツコツと積上げる！
・１％の本質を見極めるための技術・・・「自分の価値が出せない部分は捨てる」が大切！
・アウトプット力を高める・・・自分の学びをブログにする！テクノラティ検索で他人のブログも検索！
・仏教の三毒追放・・・妬まない、怒らない、愚痴らない　を実行するとツキも来る！
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テクノラティは初めて知りましたが、「勝間和代」が人気検索３位になっていたのは驚きです。
感銘したところはこんな感じですが、やはり最もうんうん！と思ったのは、「やる事！」だと。
そう、何でもそうですが、良い事を教えて貰っても知識だけが増えるだけ。
とにかく実行しないと何も始まらないのですよね。

私は今年から、英語の勉強をするぞ！と心に誓い、朝6:30～7:00の間でディクテーションを１５分くらい継続しています。たったの１５分ですが、まずはこんなところから継続していくと自信もついてくるのではないでしょうか・・・と思っています。

あと、思考をフレームワークに落としてアウトプットもフレームワークで表現出来るようになりたい！
どのような時に、どのようなフレームワークを使えば良いのか？という事も決まっているんでしょうか？

さあ、2008年は結果を出す年！にするぞ！

プラハの春／春江 一也

人の薦めがあって読んでみましたが、これはなかなか面白い！
基本的に歴史の話だが、東欧の共産主義、社会主義の革命を、実際当時チェコの大使館に
在席していた著者が書いているので、とてもリアルな話です。
歴史の話だけでは、なかなか読み辛いのですが、プラハを影で支えて革命の中心にもいる
ドイツ語教師の美女と主人公の日本大使館員の恋のゆくえがハラハラさせる。

【あらすじ】
1967年3月、プラハ。チェコスロバキアは共産主義の抑圧から脱し、経済改革と自由化への
気運を高めつつあった。そのさなか、堀江亮介はビーナスのようなカテリーナ・グレーベと出会った。
だが、亮介は日本国大使館員、カテリーナは東ドイツ人の反体制活動家。
東西対立の最前線の地では、禁断の愛だった
―現役外交官が自らの体験をもとに描いた、国際ラブ・ロマン。

【感想】
上下巻あり、長い話だが、歴史と二人の恋のゆくえが気になってどんどん読み進める事が出来る。
基本的にはラブ・ロマン小説なんだろうか？？
それにしても、実際にプラハの大使館にいた著者の詳細な記述はとても興味をそそる。
私はこれを読んで初めて社会主義、共産主義の実情を知った気がする。
こんな理不尽な時代を生きてきた世界だったんだと知る。今もイラクや北朝鮮などでは、
革命者を求めているのだろうか。

国際ラブ・ロマン＆東欧の歴史、お奨め度★★★★☆

amazonの疑問

ご無沙汰のＵＰになりました。
今年も色々なイベントがあり、考えないといけない事が山盛りです。
また徐々にＵＰしていこうと思います。

ところで、amazonユーザーさんは沢山おられると思うのですが、今日はじめて知った事で、
マーケットプレイスで買い物した場合、同じ人から複数買っても１品ごとに送料がかかるのですね。
今回中古安価な本を複数冊買おうと思いましたが、本が400円で送料が1020円という事でした。
結果は送料込みでの買値と考えたら良いのでしょうが、なんか納得いきません。
ヤフオクだったら当然一括発送の送料なので、安価です。
ただし、amazonの場合、本の価格が１円とか有り得ない価格になってしまっていて、
利益は送料で取らなくてはならないようです。（出品者談）

ま、理屈はわかったのですが、なんか納得いかないなー。
という事で、私はこの本をヤフオクで買うことにしました。
屁理屈かもしれませんが、そんな事思った方おられないですか？？

関西から友人が転勤、家探し！！そしてダウン

6日(金)に関西の友人から久々に電話がかかってきて、「今度東京転勤になった」との事。
連休で家探しに東京行くから、8日(日)に都合ついたら飲もうとの話。
聞いてみると、うちの家の近辺で探そうとしているらしいので、一緒に探す事にした。
8日の宿も、うちに泊まって貰う。

条件はこんな感じ。
・大田区JR沿線、駅から徒歩10分以内
・１Ｋ
・バス・トイレ別
・エアコン付き
・家賃管理費込み７．５万まで

なかなかいい線の条件と思ったが、探してみると難しかった。
８万以上出せばあるようだ。それでも築年数は結構古い。
結局沿線を変え、JRから私鉄へ。
７．７万。若干家賃オーバーしたが、築２年のオートロックマンションが見つかった。
これは良すぎる！こいつには良すぎる！と思いつつも、まあ単身が惨めにならないような部屋がいいだろうとここに決めた。

転勤してくる友人の同僚で、反対に東京から福岡に転勤が決まった奴も福岡へ部屋探しに行っており、ちょうど東京に戻ってきたから、その夜、二人を交えうちの家で飲む事にした。
決めてきた福岡の部屋を聞いて驚き！！
・２ＬＤＫ
・庭付き
・築５年
で、家賃６．５万！
駐車場、管理費込みで７万円だそうだ。

さすがにここまで違うか！

夜は散々飲んで・・・と行きたいところだったが、なんか自分は全然飲めなくて、
頭痛はするし、足はだるいし、もうだいぶ酔っ払ってしまったか～と思っていた。
ところが、次の日、朝からだるく熱をはかってみると８度ある。
うーん、二日酔いというより、風邪か！？
友人を連れて、午前は近くの電気屋さんで家電１式を購入。
買い物が終わった頃は、もう俺はへろへろ・・・。
友人と駅で別れて、家へ帰って熱をはかると、９度２分。
あーつらい・・・。

夜になって、９度６分まで上がり、救急病院へ行く。
風邪の症状は何もないのに、熱だけ上がるのも良くないのだが・・・という医者の言葉を聞きながら、やばいじゃん！と辛くなってくる。
とりあえず、薬だけ貰って帰る。

結局10日(火)も会社を休む羽目になり、寝込んでいた。
夜になってようやく熱も下がって復帰のきざし。
11日は朝から客先へ直行なので、頑張って行かねば！と思うのは良かったが、準備が残っており、パソコン使ってしこしこ準備する。
終わったのは夜中の２：３０だ。うおー！病み上がりなのに大丈夫か！？

11日は６：３０に家を出て、帰宅は２２：３０だった。
もうへとへとだった。やはり、これがまずかったのだろうなー。
12日の夜またまた９度５分まで熱が上がった。とほほ・・・
で、夜中に復帰して、13日はまた会社に行って・・・

どこまで繰り返すねん！っていう感じですが、今に至ります。
まだ実は治りません。
熱は下がったのですが、頭痛が少しだが続いているし、足がしびれだした。
なぜ、足がしびれるの？
なんかホント、大丈夫かな？俺の身体。
明日から仕事だ。ヤバイじゃん！

ある閉ざされた雪の山荘で／東野圭吾

ますます人気の高まっている感じの東野圭吾さん。
なかなか文庫にならないと読めないので、新しい作品は知りませんが、ミステリーとは言えど
色々なジャンルを書く作家さんだと思います。
この本は、あとがきでも書かれていますが、（古典）本格ミステリー風の作品です。
一時期私も本格ミステリーには凝ってまして、トリックや騙しの凄さを楽しんでいましたが、
東野さんは、読みにくい本格ミステリーをとても読みやすく飽きの来ない作品に仕上げるのが
とても上手な方だと思います。

【あらすじ】
ある劇団のオーディションに合格した男女７人が雪の積もっていない時期のペンションで
「雪で外界から孤立した山荘における殺人劇」の稽古をします。
タイトル通りのストーリーとは、作者が語っていますが、当然密室での殺人が起こっていきます。
次々に殺され、ペンションから消えていく男女。はたして劇なのか事実なのか？
結末はやはり意外な真相が待っています！

【感想】
大阪から東京への新幹線で、一気に読んでしまいました。
最初のページにペンションの見取り図が書いてあり、いかにも本格ミステリーの出だしだと
思いますが、実際にはあんまり関係ないかなーと思います。
まあ、気分ですね。好きな人はこういうの好きでしょうから。
私はめんどくさがりなので、見取り図は参考にしませんし、ましてや時刻表トリックなんぞ、
面倒で読み飛ばしてしまいます。（これでは意味ない・・・）
でも、東野さんの作品は読み飛ばす場面もなく、途中で休憩する事も無く、一気に楽しめます。
非常にかるーく楽しめる作品に感じました。

本格ミステリ（風）、お奨め度★★★☆☆

窓／乃南アサ

久々に乃南アサの本を読みました。本屋で衝動買いしたのだが、暫く遠ざかったいた読書を充分に
満喫する事が出来た１冊でした。
乃南さんのレビューは初めてになりますが、この作品もなかなか読み応えのあるミステリーで、
お奨めです！

【あらすじ】
同窓会に運び込まれた飲み物に、毒入りジュースが混ざっていた。
新聞記者の川村有作が担当したこの事件、調査が進むうちに1人の参考人が現れるのだが、
それは友人・西俊太郎の妹・麻里子と同じ、耳に障害を抱えている少年だった。
しばらく続く伏線がどう絡むのか？まさか！？のストーリーから終盤に。

【感想】
あらすじにも書きましたが、最後まで続く伏線がどこでどう絡むのかわくわくしながら読んでいたら、
え！という感じで絡んで、あれ？騙された～っていう面白さがあります。
青春ミステリーという事ですが、実はシリーズものなんですね。
完結なので、１作目の「鍵」を先に読まなくても良いのですが、登場人物も同じようです。
Yahooオークションでこの２冊が安くで買えるので、ぜひお奨めします。
私もそうすれば良かった・・・。

青春ミステリー、お奨め度★★★★☆

ダ・ヴィンチ・コード～読み進まない！～

話題の「ダ・ヴィンチ・コード」映画より先に本を読もうと思い、文庫本が
出たタイミングで上巻を購入しました。
が・・・全然読み進められない！

本は好きなのだが、そもそも洋書は苦手なのだ。
昔からそうで、小学校の読書感想文で読んだ「老人と海」も大変だったし、
読み終わっても、よくわからんかったのを覚えている。

多分、「ダ・ヴィンチ・コード」は映画も面白くて、本は違った意味でもっと
面白いという方が多いだろう。
が、私はもう２ヶ月以上たつのに、まだ序盤でページが進まない。
ちっとも面白くないんです。申し訳ないのだけど。
うーん、これって、もしかしたら読み終わらず断念するのか！？

そんな洋書苦手な方おられますか？？

神様からひと言／荻原浩

話題の映画、「明日の記憶」が公開されていますが、その原作者です。
人気のある作家さんですが、私は荻原さんの作品はこれが初めてです。
そもそもユーモア作品をうまく書く方らしく、「明日の記憶」はとても特別な
作品になるのでしょうか？
この「神様からひと言」は、紛れも無くユーモア作品です。
面白すぎる！と評判なので、買ってみましたが、ホント面白い！
電車で読んでいると、思わず笑ってしまいへんな人になりそうでした。

【あらすじ】
とある食品会社に転職し、自分を認めてもらうチャンスのプレゼンの場。
うまくいくはずが、思わぬ展開で失敗し、お客様相談室というクレームを
受け付ける部門に移される。
この部門はそれこそ、会社の掃き溜め部門であり、次期リストラ要員が
集められている。
上司に恵まれ（？）何とかクレームを乗り越えて、徐々に実力をつけていく。
そこへ、再度チャンスがやってきて、部門が会社に認められるか否か！？
を判断されるプレゼンの場で・・・。
最後は読んで下さい。

【感想】
読み始めた所から、すっかり作者に騙されてしまった。
あらゆる所に「笑い」がちりばめられている作品だった。
最後の展開は本当に心地よい、痛快小説といった締めが待ってます。
ただ、ユーモアだけでなく、クレームの対処方法は結構勉強になります！
ぜひ読んでみて欲しいですね。

ユーモア、お奨め度★★★★★

１３階段／高野和明

引き続き、高野和明さんの１３階段を読んでみました。
本屋さんで手に取った際、宮部みゆきさんの解説を読んでずっと
読んでみたかったのですが、やっと読む事が出来ました。
うーん、これはすごい。
第47回江戸川乱歩賞作品ですが、確かに解説通り「これで決まり！」と
満場一致した理由が判ります。
これもやはり、お勧めですねー。

【あらすじ】
死刑囚の刑務官の南郷は、彼らの死刑執行において無罪を主張する囚人が
いるが、それが本当の事なら？？と疑問を感じずにはいられない。
その冤罪を晴らす仕事が舞い込んだ。
執行までの時間はわずか。時間との戦いの中で、冤罪を晴らす事が出来るか。
ハラハラ・ドキドキの展開から、ラストシーンを迎える・・・。

【感想】
この作品も、先に書いたレビューの「Ｋ・Ｎの悲劇」同様、世の中の
ある意味影の部分にメスを入れるような作品だ。
私としては、ふと桐野夏生を彷彿させる作家さんだ。
とは言っても、単純な面白さは高野さんの方が判り易いかな。
死刑囚は・・という未知な世界を垣間見る事ができ、また考えさせられる事も
あり、そしてストーリーは面白く、どんどん読めるといった作品。
ほんと、私の大好きな宮部みゆきさん絶賛というのは本当だ。

サスペンス、お奨め度★★★★★

Ｋ・Ｎの悲劇／高野和明

久々の本レビューの投稿となりました。
高野和明は「１３階段」が気になっていながら未だ読んでないのですが、
出張先の駅売店でこれが売っていたので、すかさず買った。
ホラーというジャンルで表紙も不気味な絵なので、案外怖いのかと思って読んだのですが、
うん、なかなか怖いです。映画だったら結構面白い（怖い）だろうなーって思います。
しかしながら、結末はホラーでもなく、感動（私は感動しました）のエンディングが待っています。
お勧めです。

【あらすじ】
夫の仕事が順調で、マンションを購入し、ますます幸せなカップル。
そこに予期せぬ妊娠が発覚。妻は嬉しいのだが、夫は生活費を気にして、中絶を迫る。
そこから始まる、怪奇現象。妻に憑依する女のすさまじき怖ろしさ・・・。
精神病か憑依か？その正体が暴かれる時、本当の恐怖がやってくる。
そして、クライマックスへ。

【感想】
本当の意味でホラーを求めると、がっかりするかもしれない。
が、途中の描写はなかなか怖いものがあって、お風呂に入れなくなる人もいるんじゃないかな。
（どこかの映画ネタと一緒ですが・・・）
ホラー好きの私も充分楽しめました。
しかしながら、女性は特に妊婦さんは読むのやめた方がいいですよねー。
トラウマになってしまう人いるんじゃないかな？？この作者のさすがだなーと思う所は、
お腹の赤ちゃんネタホラーですが、中絶に対する世の中の考え方をズバッと切っているところです。
夫の修平の考え方は非難されていますが、案外多いと思うのです。
でも、これを読んでしっかり子供を生んで育てて欲しいと思います。
私もそう思いました。。。

ホラー、お奨め度★★★★☆