よく見かけるキジは、広場の小高い場所によくたたずんでいる。
何をしているのだろうか。間違いないのは、自分のテリトリーに侵入してくる他のオスがいないか、見通しの良い場所で見ているということ。時折、思い出したかのように「ケン、ケーン」と母衣打ちをする。連射してみた。
ケン、ケーン
続いてバタバタバタと羽ばたく。
けっこう彼の体力を奪う作業だと思う。
母衣打ちが終わると、また静かに周辺に気を配る。
このキジのテリトリーの中で、今年はモズが子育てをしていたようだ。
この場所では、この間、毎朝、モズが「キチキチキチ」と叫んでいる。電線の上、梢の上、竹の幹、いろんな所に場所を移しながら、「キチキチキチ」と叫び続けているのだ。
1羽だけではない。2羽で移動している時もあった。
先のモズと後のモズ、模様の違いに気がつくだろうか。
先のモズはオス、後のモズはメスだ。この2羽がこの付近を移動しながら鳴き続けていたのだ。
そんなある日、というか、5月10日に同じ場所にモズを見かけ、写真におさめた。
目の辺りに黒い模様がない。メスかと思ったが、目の上の白い斑も薄い。もしかして、今年誕生した幼鳥かもしれない。
無事、子育てに成功したのなら幸いだ。
早くからテリトリーの主張をしていたのはウグイスだ。
そういえば、このモズが居続ける場所は、「ホートッポジージョ」とさえずるウグイスが、ここ数年テリトリーとしてきた場所だ。このウグイスは、ことし100m程離れた林の辺りでほぼ毎朝さえずっており、この場所で声を聞いたことがない。モズが進出したせいで、テリトリーを少しずらしたのかもしれない。
朝の愛犬の散歩で、よく姿を見せるウグイスは、先日も枝の上でさえずっていた。
今年は、キビタキも沿道で数羽がさえずっている。先日は、100m以上離れた、向こうの林からさえずりが聞こえた。
さえずりは、林から飛び出した松から聞こえるようだ。目をこらしていると、枝の先にちょっと異様な膨らみが見えた。
カメラでズームしてみると、それがキビタキだった。
松の枝の先から先へ渡りながらさえずり続けていた。
セグロセキレイもきれいな喉を聞かせる。
自宅周辺であまり見かけない色合いの鳥が飛んだ。青い鳥。
イソヒヨドリと直感し、心が躍った。近くの電線に止った。愛犬のリードを手に持ったまま、片手でカメラを構えたが、レンズが固定しない。結果、その写真は手ぶれが激しい。リードを手から放し、カメラを構え直したときには、離れたところに飛び去り、屋根の上に止った。
しかも、屋根の奥の方に跳ねて離れていく。
実は、遠野でイソヒヨドリは、これまで1度しか見たことがない。今回が2度目の目撃だ。ある意味、貴重な出会いとなった。
ちなみにイソヒヨドリは、ほぼだみ声でなくヒヨドリと同じ程度の大きさ。これがヒヨドリ。
ヒヨドリと名につくものの、さえずりはとても美しく、よく響く。平では町中でよく見かけた。いわき市役所付近にも、メスを含めよく出没したから、機会があれば注意して見ていただきたい。
自宅前では毎日、シジュウカラがさえずり、飛び交う。たぶん営巣していると思う。
今日の夕方には2羽がいた。
オスとメスかと思ったら、どちらも胸のネクタイが幅広で長い。メスのネクタイは細身で短いので、どちらもオスのようだ。しかも1羽は口に毛虫のようなものをくわえて木から木へ、枝から枝へ、移動を繰り返していた。
2羽でメスへのプロポーズを競っていたのかもしれない。
どちらがハートを射止めるかは分からないが、無事に営巣し、若鳥が巣だってもらいたいものだ。
何をしているのだろうか。間違いないのは、自分のテリトリーに侵入してくる他のオスがいないか、見通しの良い場所で見ているということ。時折、思い出したかのように「ケン、ケーン」と母衣打ちをする。連射してみた。
ケン、ケーン
続いてバタバタバタと羽ばたく。
けっこう彼の体力を奪う作業だと思う。
母衣打ちが終わると、また静かに周辺に気を配る。
このキジのテリトリーの中で、今年はモズが子育てをしていたようだ。
この場所では、この間、毎朝、モズが「キチキチキチ」と叫んでいる。電線の上、梢の上、竹の幹、いろんな所に場所を移しながら、「キチキチキチ」と叫び続けているのだ。
1羽だけではない。2羽で移動している時もあった。
先のモズと後のモズ、模様の違いに気がつくだろうか。
先のモズはオス、後のモズはメスだ。この2羽がこの付近を移動しながら鳴き続けていたのだ。
そんなある日、というか、5月10日に同じ場所にモズを見かけ、写真におさめた。
目の辺りに黒い模様がない。メスかと思ったが、目の上の白い斑も薄い。もしかして、今年誕生した幼鳥かもしれない。
無事、子育てに成功したのなら幸いだ。
早くからテリトリーの主張をしていたのはウグイスだ。
そういえば、このモズが居続ける場所は、「ホートッポジージョ」とさえずるウグイスが、ここ数年テリトリーとしてきた場所だ。このウグイスは、ことし100m程離れた林の辺りでほぼ毎朝さえずっており、この場所で声を聞いたことがない。モズが進出したせいで、テリトリーを少しずらしたのかもしれない。
朝の愛犬の散歩で、よく姿を見せるウグイスは、先日も枝の上でさえずっていた。
今年は、キビタキも沿道で数羽がさえずっている。先日は、100m以上離れた、向こうの林からさえずりが聞こえた。
さえずりは、林から飛び出した松から聞こえるようだ。目をこらしていると、枝の先にちょっと異様な膨らみが見えた。
カメラでズームしてみると、それがキビタキだった。
松の枝の先から先へ渡りながらさえずり続けていた。
セグロセキレイもきれいな喉を聞かせる。
自宅周辺であまり見かけない色合いの鳥が飛んだ。青い鳥。
イソヒヨドリと直感し、心が躍った。近くの電線に止った。愛犬のリードを手に持ったまま、片手でカメラを構えたが、レンズが固定しない。結果、その写真は手ぶれが激しい。リードを手から放し、カメラを構え直したときには、離れたところに飛び去り、屋根の上に止った。
しかも、屋根の奥の方に跳ねて離れていく。
実は、遠野でイソヒヨドリは、これまで1度しか見たことがない。今回が2度目の目撃だ。ある意味、貴重な出会いとなった。
ちなみにイソヒヨドリは、ほぼだみ声でなくヒヨドリと同じ程度の大きさ。これがヒヨドリ。
ヒヨドリと名につくものの、さえずりはとても美しく、よく響く。平では町中でよく見かけた。いわき市役所付近にも、メスを含めよく出没したから、機会があれば注意して見ていただきたい。
自宅前では毎日、シジュウカラがさえずり、飛び交う。たぶん営巣していると思う。
今日の夕方には2羽がいた。
オスとメスかと思ったら、どちらも胸のネクタイが幅広で長い。メスのネクタイは細身で短いので、どちらもオスのようだ。しかも1羽は口に毛虫のようなものをくわえて木から木へ、枝から枝へ、移動を繰り返していた。
2羽でメスへのプロポーズを競っていたのかもしれない。
どちらがハートを射止めるかは分からないが、無事に営巣し、若鳥が巣だってもらいたいものだ。
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