伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

春の兆し

2021年02月07日 | 四季
 昨日、今日と温かい日が続いた。三寒四温という。寒さを交えながらだんだんと温かくなっていく。

 その温かさに誘われながら花芽を膨らましていたのがアセビ(馬酔木)。この場所は日当たりが良い。それだけに花芽の膨らみ方も早いのだろう。

 散歩する道の途上に、立木に産み付けられた黒い卵の塊、卵塊がある。黒光りする卵がびっしりだ。



 この卵は何だろう。調べて分かったのがクリオオアブラムシの卵。クリやクヌギ、カシ類に寄生する黒色の大型のアブラムシだという。

 写真をよく見ると卵の殻の中に、白っぽい幼虫のようなものが見える。もうすぐ孵化するのかもしれない。今日見つけた第二の春の兆しだ。



 さて、今日も霜が降りた。同時にオオイヌノフグリの開花が進んでいる。昨夜、「植物に学ぶ生存戦略」(HNK)という番組を放送していた。テーマはこの花だった。調べると、秋に芽を出し、冬に横に広がって育ち、花をつけるという。番組では、他の花より早く種をつけることによって繁殖を有利にするためだという。非常に戦略的な花なのだ。

 以前から、冬の寒い最中にちらほら花を付ける不思議な花だと思っていた。その謎が解けたのはうれしい。

 春の兆しとは関係がないが、自宅近くをイノシシが掘り起した無残な痕跡を見つけた。





 丸の中はイノシシの足跡。林との境目辺りだが、道具でも使ったような掘り起こし跡が山肌に続いている。自宅からは50m程だろうか。夜に犬が鳴くことがあるのは、イノシシが寄ってきているからなのかもしれない。

 朝の日の出がずいぶん早くなっている。午前6時前にはが白み始める。



 空には三日月が浮かぶ。暗い影の部分が地球に反射する光に照らされてうっすらと見える地球照が見えていた。


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