伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

畑おこし

2022年06月05日 | 
 この場所は、以前、畑に使っていたが、ここ5年程は工作をやめていた場所。土中にはスギナや雑草の根がはり、起こした土の塊からピョンピョンと突き出していた。この土の塊を砕いて細かくすることが目的だ。

 横に4m、縦に12m程の大きさだと思うが、一気に土おこしをするだけの体力はない。クワを振り下ろして、土を掘り起こし、固まりを砕いていく。草の根が張っていたりすると、結構抵抗もある。6、7回も振り起すと息が切れ、息が整うまでクワにもたれかかって休み、また6、7回クワを振り下ろす。こうして合わせれば4時間程だと思うが、何とか2度目の土おこしを終えた。

 ここに植えるのはトロロアオイ(花オクラ)。根っこから和紙すきの材料となるネリと呼ばれる粘性の液体を抽出するために、根を育てる。花はサラダや酢の和え物等で食べることができるので、一部は花も咲かせようと思う。

 トロロアオイは5月25日に育苗ポットに植え付け、二葉が出ている。本葉が出て少し大きくなったら、耕した畑に植え替えようと思う。



 畑作業をしていると、畑周辺の虫が姿を現す。ショウリョウバッタが飛んで行った。
 おこした土の上で大きなバッタが動いた。



 トノサマバッタだ。カメラを近付けると、ほんの少し跳ねて、離れていく。



 畑の範囲を何度も跳ねて、逃れていこうとした。

 畑のわきに飛んできた黒い甲虫。胸が赤い。



 オバボタルのようだ。
 もう一頭飛んできた。

 マイマイカブリが歩いていた。オサムシの仲間で、この虫は4㎝程あった。ヒョウタンのような体に、細くひょろ長い首。カタツムリの殻に首をつっこんで捕食する姿からこの名前がついたといわれている。ここから分かるように肉食の昆虫だが、今日のマイマイカブリは、自分の体程もありそうな黄色い何かを引きずりながら歩いている。

 よく見るとカナヘビの胴体みたいだ。どこかで捕まえて、安心して食べられる場所に運んでいるのだろう。
 ちょっと残酷な肝心なので、写真はやめておこう。


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