伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

開花するヤマツツジ開花、散り始めるヤマザクラ / 植物誌

2018年04月16日 | 野の花
 ヤマツツジの花がだいぶ開いてきました。





 これから10日程の間に順繰りに開花し、目を楽しませてくれるでしょう。

 大きめの花、小さめの花、そして色の濃さ。個性をしっかり見られると面白いでしょう。

 これは15日のことですが、クサノオウの黄色い花が開いていることに気が付きました。



 何でクサノオウか。漢字をあてれば「草の王」か?

 調べると実際に「草の王」の当て字はあるみたいです。皮膚病や内臓疾患の薬草として使われたことがこの当て字の語源ではないかとのこと。他に皮膚病に用いたことから「瘡(くさ)の王」、傷つけると黄色の液体を流すことから「草の黄」などの説があるよう。ただ、薬草として使われたことはあるけれど、アルカロイド系の毒成分を含み、誤植すると消化器系の粘膜がただれ、場合によっては死に至ることもあるというから、十分、注意が必要な花ということですね。

 スミレもあちこちで花をつけています。

 ヤマザクラ。花の真ん中が赤くなっているので間もなく散ってしまいますね。

 水たまりのふちの小石を囲む黄色い物体。ヒノキの花粉に違いありません。

 スギ・ヒノキ花粉症の日々はまだ続きます。ただ、どこを基準にした話か分かりませんが、来週が花粉のピークという報道を昨日聞いたので、もう少しの辛抱でしょう。

 花粉症の季節と入れ替えるように、新緑が日に日に濃くなって、緑の季節を迎えようとしています。



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