伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

スミレ

2022年04月20日 | 
 ツボスミレは、毎年庭先で花を開く。幅1cm程度の小さな白い花だ。草むらに芽を出しだんだん増えているようだ。




 種を植えたわけでも、株を持ってきて植え付けたわけでもない。どこからか、いつのまにかやってきて、いつのまにか定着していた。



 小さい花だが、それはそれで目を楽しませてくれる。
 庭にいつの間にか咲いたスミレは、この花ばかりではない。



 白いツボスミレの隣に咲いている、青紫のスミレ。少し早い時期から咲き出していた。これもいつの間にか、どこからかやってきて定着し、毎年咲くスミレだ。



 名前を探ってみた。
 アメリカスミレサイシンだと思う。
 アメリカ東部原産で、園芸植物として輸入され、いつの間にか広がって帰化したスミレ。東部に種をつけるというので、鳥の糞や、庭に敷いた砂利や土に混じって我が家の庭にも定着したのだろう。
 もともと芝生として利用したり、花や葉っぱは食べることもできるらしいので、鑑賞以外にも有用な花ということができそうだ。もっとも、私の花の特定には不確実性も伴い、また、量的にもずっと少ないので鑑賞以外に利用する気はないが。

 花のシーズンが到来してもっとも早く花を咲かせたのはタチツボスミレ。



 道の沿道にたくさんの花をつけるスミレだ。明るいブルーというか、青紫というか、この花色は温かい春の到来を飾るにふさわしく、その季節の到来をいち早く知らせてくれる。
 続いてスミレが咲き始める。



 冠詞が何もつかず、単に「スミレ」という名前を持つ。スミレ中のスミレと言えるのかもしれない。
 道路の継ぎ目のわずかな土壌でもしっかり芽を出すのだから丈夫な種なのだろう。
 毎年同じ場で見かける。



 ヤリのように尖った葉っぱに特徴がある。

 先だって出かけた先で、たまたま迂回した林道沿いに見かけたスミレ。タチツボスミレと思ってシャッターを切ったのだが、どうも違う種のようだ。



 タチツボの葉は丸葉だが、葉が細く尖っている。たぶんシハイスミレだと思う。

 さて、庭の花壇には栽培種のパンジーが今を盛りと花盛りだ。




 花をよく見ると、サルの顔に見える。
 いつぞや誰かがツイッターでつぶやいていたが「猿の軍団」だ。パンジーの猿の軍団はチューリップの守護隊だ。


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