伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

庭木に潜む危険、アシナガバチに注意しなければ

2019年07月15日 | 
 このシーズン、アシナガバチなどが庭木に巣をかけて、知らずに脅かして刺されることがある。実際、以前、花が終わったサツキの剪定作業をしていて、巣に気付かず刺されてしまったことがあった。何というか、刺された次の瞬間、ズーンと沈み込むような痛みに思いっきり顔をしかめたことがある。

 今日も、ふと気が付くと目の前にハチの巣があって、数匹のハチが巣の外に出ていた。





 30cm程のところに手があったり、顔があったりしたのだが、なぜかハチが襲ってくる気配がない。悠然と巣の世話をしていた。




 2ケ所の巣ともそのような状況なのだ。1ケ所は巣そのものを揺るがしてしまったのでハチがぶんぶん飛んでいたが、少し離れていた。危害を加えられることはなかった。


 どうして襲ってこないのか。

 スズメバチの例だが、巣を作った当初は気性も穏やかで、巣に直接危害を加えるなどの事がなければ襲うことはないものの、来年の女王バチを育てる秋になると攻撃的になり、巣から10m程に近づくと飛来して、口をカチカチ鳴らすなど威嚇し、さらに近づくと襲ってくるという。

 アシナガバチも広くはスズメバチの仲間なので、今回襲わなかったのも、直接巣に危害を加えていなかったからなのかもしれない。

 しかし油断は禁物。庭でハチに刺されるという不幸な事態に陥らないように、十分、注意をしなければならない。


 おそらくイネ科の草。葉っぱにモンシロチョウが止まっていた。

 雨上がりのこと。葉っぱに止まって、雨をやり過ごしたのだろうと思った。




 めずらしく近くを通っても逃げない。泰然自若。なかなか肝が据わったチョウだ。



 羽を広げて、あまり見ないポーズをとる。少ない日照をできるだけ取り込もうとしているのだろうか。


 と、そこに別のモンシロチョウが飛んできて襲った。




 実際のところ、襲ったのかどうかは分からない。求愛行動かもしれない。

 もともといたチョウは動かない。しかし新たに飛んできたチョウは何度もアタックする。




 相手にされないと知るや、その場を離れタンポポの花上で蜜を吸い始めた。

 元からいたチョウは葉っぱから落ちた。だいぶ弱っていたようだ。別の場所に移してあげた。その後、どうなっただろう。


 今年、初のショウジョウトンボを見た。まっ赤っか(オス)の赤とんぼだ。



 後ろから見ると分かりやすいが、羽の付け根は赤というか赤茶色っぽい。




 近くにシオカラトンボもいた。



 まだ十分に気温が上がらないからか、今年はまだ少なめな感じがする。


 これは昨日の写真。小雨の中、道路を横断するクワガタムシがいた。メスらしい。

 車にひかれるぞ。そう思って葉っぱの上に移した。するとファイティングポーズで威嚇してきた。



 そんなに体もあごも小さい君がすごんだって怖くないって。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿