私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

アナログレコードをハイレゾでパソコンに録り込む一連の作業について(その2)

2017-10-25 01:09:25 | オーディオ
それでは、やり方を紹介します。

まず、最初にアルコールクリーナー(市販のアルコール除菌クリーナでOK)を吹き付け、ティシュペーパーで拭き取ります。







拭き取り方法ですが、レコードの回転方向に沿って円周上に行います。





以前、この作業(アルコールによる事前洗浄)をしていなかったのですが、塗布したボンドが綺麗に剥がせないことがあり、悩んだ末にアルコール洗浄を前処理として行うことで、かなり改善しました。



アルコールが十分乾燥するまで、30分ほど放置します。


続いて、ボンドの塗布に取り掛かります。

使用するボンドは コニシ株式会社の木工用ボンド です。




即効性のもの(白いパッケージ)を使ったこともありますが、上手く剥がせないことがあり、今は使っていません。

また他のメーカー(セメダイン等)の木工用ボンドを試してみたことがありますが、やはり上手く剥がせず、同じく使っていません。。。



続いて、レコード盤面に塗布します。





塗布する量ですが、少ないと上手く剥がせません(乾いた後の被膜が薄いと破けやすい)ので、最低3周くらい塗布します。




これ以上塗布しても問題ありませんが、ボンドの使用量及び乾燥時間が増えてしまうので、長年の経験からこれくらいがいい感じかな、と思っています。


次に、これを指で均一に延ばしていきます。




レコードの回転方向に沿って、レコードの溝に擦り込んでいきます。

あまり時間をかけると、固まり始めてしまうので、念入りにかつ素早く行います。

塗布が完成したところです。




この後、一晩位(最低12時間)乾燥させます。

数時間で透明になりますが、透明になっても十分に乾燥していない場合があるので、最低12時間は放置した方が良いと思います。


乾燥したところで、クラフトテープを外周に貼り、引き剥がすことで、ボンド被膜を取り除きます。




剥がす方向も、レコードの回転方向に沿って剥がしていきます。(この写真の右から左へ向かって)



最後に、ボンド被膜の取り残しがないか盤面を拡大鏡でチェクし、残っている場合はクラフトテープで除去します。


以上でクリーニング完成です。





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