不定期人生作業日報(仮)

ある時は医薬品卸商(正確には物流子会社)社員、ある時は通信制大学生、そしてある時は中途半端ヲタな、筆者の備忘録です。

「ちはやふる」舞台検証第1回・大津市編 ※追記あり

2010年01月23日 23時22分58秒 | コミック版「ちはやふる」(原作)関連
例年正月の連休にはあたらしい記事を投稿できたのですが、それもできず
実に(いつもと変わらず)半年以上間隔が開いての更新となりました。
ただ昨年からmixiの方に注力してましたから、サボった実感はないのですが。

今回新たにご紹介するのは、そのmixiでは散々予告させて頂いた「郷土」が登場する作品ということで、
昨年春に「マンガ大賞2009」そして秋には「この漫画がすごい2010オンナ編」で頂点に立った、
少女マンガらしくない?少女マンガ、末次由紀先生の「ちはやふる」を取り上げて行きたいと思います。
・・・もっともmixiで「郷土推しの舞台探訪記事を!」」とか言っておきながら、
今回は福井県外の背景元についてなのですが。

この記事では、4巻以降競技かるたの試合の場面で舞台としてたびたび登場する、
「競技かるたの聖地」近江神宮を初めとする、滋賀県大津市にある背景元についてご紹介します。



昨夏7月にけいおん!舞台探訪の早回りを済ませた帰りに(京都市営地下鉄及び
京阪京津線・石山坂本線の1日乗車券を購入していたついで)寄りましたが、
歴史が比較的浅いものの「神宮」を名乗るだけあって、敷地は市中の社寺の比較に
ならない広大なものでした。



4巻P97 『滋賀県 近江神宮~』

4巻P98 「うわー」

4巻P100 「上の社は地味だ」

4巻P100

4巻P100 「会釈してお賽銭を投じ~」

4巻P101 「願い事は礼儀正しく差し出しなさい」

4巻P103  「さあそろそろ行きますよ~」

4巻P104 「新、やっと近江神宮に来たよ」

4巻P105 「じゃあ綾瀬は、クイーンやの」

4巻P109


この朱がとても厳かで美しい楼門をくぐり、左に向かうと時計博物館(宝物館)があり、
その一画にて正月に行なわれた競技かるたの名人・クイーン戦直後から2月中旬までの土日のみ、
「ちはやふる」の原画展が開催されております。
先週大手サイトさんのDAIさん帝国さんが訪れたそうですが、
あまり日数もありませんが作品を知っていただくよい機会だと思いますので、
お時間ありましたら是非ご覧になっていただきたいと思います。

それと余談ですが作中では茅の輪くぐりが出来たり楼門に別に装飾が取り付けられてますが、
末次先生の取材におとづれた日付が、夏越の大祓が執り行われる6月30日なのだと推測できます。
したがって実際に競技かるた高校選手権が行なわれる夏休みの初め(7月下旬海の日前後?)
にはこんなことは体験できません。
これが先生の取材スケジュールの都合なのか、あるいは
クイーン若宮詩暢の初登場を際立たせる演出を狙ってなのかは、分かりませんが。



次に楼門をくぐって反対に右に曲がって社務所を横にしばらく下ってゆくと、
競技かるた的にはこちらこそ本当の意味で聖地であろう、試合会場として提供される近江勧学館があります。


おとずれたのは土曜日だったのですが、ちょうど地元のかるた会の練習日ということで
そろいのTシャツを着た様々な方が集まってらっしゃいました。


4巻P111

4巻P111 「あづ~~~い」

4巻P150

4巻P151

4巻P180 ※さすがに地面に伏せれませんでしたw



後日別の記事で触れることになるのですが、首都圏での代表的競技かるたの会場である
かるた記念大塚会館よりは、撮影に支障が少なそうな場所ではありますので、
道理を踏まえて館内を撮影させて頂ける機会を頂ける様、努めたいと思っております。


そして最後は、最寄り駅であるJR大津京駅舎です。
(西大津から名前が変わったのをこの時初めて知った中途半端鉄ヲタw)


4巻P126 「奇跡は、いらないから」



この記事を書き上げた翌日に、mixiの舞台探訪コミュの方からのご紹介で
関西学院大大学院で主催される(多分関西圏では初めてだと思います)
舞台探訪・聖地巡礼現象をテーマにした研究会を聴講させて頂くべく、
大阪に向かうのですが、その途中で課題として残っている
新が道に迷った一角とか、ちはや達かるた部の宿泊したホテル候補の現地踏査に下車するつもりです。



(以下1月31日追記分です)
遅くなりましたが、先週日曜再び近江神宮を訪れました。
北陸の曇天とは打って変わって、空気が澄んだ青空だということもあって
「朱」が一層映えてました。



楼門をくぐった左手に案内のポスターが貼られてました


先に神宮付属の時計博物館だと書きましたけど、実際は左手すぐに宝物館が存在したのでした。
先の記述が間違ってたこと、お詫びいたします。


扉を開けて館内に入ると、すぐ左手のカウンター上の場所に神宮の職員の方が
いらっしゃったのですが、その際にデジカメ撮影の可否について確認してみました。
・・・すると「個人の観賞用として撮られるのは構いませんが、HPやブログへの掲載は
ご遠慮下さい」とのことですので、
これから見に行かれる皆様におかれましても、撮影行為自体は構いませんが
WEBへの公開は厳に慎んでいただきますよう、ご協力お願い致します。

感想ですが、池袋のリブロのそれよりもかなり展示数が多く、
BELOVE連載当時のカラー原画とか最新刊分の原稿まで展示されて、じっくり見入ってしまいました。
展示室に入ってすぐのところにコミックス全巻も置かれており、作品を知らない人にも配慮しております。
あと百首を詠まれた人物のミニチュア人形とかジオラマ?も展示されてました。
私が部屋にいた20分ほどの間にファンじゃなく参拝ついでの方が入ってこられましたが、
あと2週間、4日間しかありませんがもっと多くの人にご覧になってほしいです。

















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