※この記事では実際の風景との比較研究の目的で、18禁PCゲームブランド「しゃんぐりらすまーと」さんから
2011年5月27日発売予定のノベルゲーム「恋ではなく―― It's not love, but so where near.」の、
作中背景・イベントCGを引用させて頂いております。
当初GW前に発売されてから、前半3日徹夜でコンプしてキャプ取りの後、満を持して酒田市にお邪魔することを考えていました。
ですが発売が1ヶ月延期されることになり、かといって貴重な連休の機会を逃しては飛島に渡ることもかなわないことから、
GW後半の5月3~4日にかけて、今度はかんなさんにも同行してもらう探訪旅行となりました。
自宅を未明に出て新潟県内で合流したまでは順調だったものの、その先はやはり混雑がひどく
結局酒田市内のホテルに到着したのが14時を回ったころ。押し気味進行でしたのでぶらり観光なぞする余裕もなく、
早速雪解け後の既出背景の再撮影と酒田市街地での未発見背景の検証行に、連れ立って向かいました。
日和山公園内はまだ葉桜ですが残っていて祭り期間中にもかかわらず、歩道の工事中(石畳を敷き直すようです)で
発売後に巡礼されると路面は大きく変わることでしょう。
また一番下の新井田川右岸の背景は、山居橋以外の木造橋が付近に見当たらないことから
右半分の描写が異なり根拠が弱いのですが、ここしかないのではないかということで紹介してみました。
次はJR酒田駅に向かって、未取材背景の収集です。
酒田駅前正面の風景です。さすがにGW期間は駐車車両の写りこみはどうしようも…。
体験版で「いなほ」車中で眠りこけてしまった祐未が身だしなみを整えた、観光協会(案内所)のショーケースです。
美月が定点観測を続けているシャッターポイントですが、周囲を見て回っても背後に移る建物が見当たりません。
ロケハンが組まれた2008年当時には写真の道路向こうの更地には、旧ジャスコ酒田店があったそうなのですが、
今となっては検証しようもなく…。ちなみにここから振り向いて酒田駅舎を眺めるとこんな感じになります。
そして次は前の記事でもコメント欄でいろいろ情報頂いた、扶のバイト先のコンビニのモデルについてですけど、
結論から申し上げますと、これだ!と断言できる候補地は見つかりませんでした。
酒田市街地にはローソンは3店舗あり、こちらはローソン酒田ゆたか店
・・・建物の構造自体はよく似てるほうですけど、平野部に立地しており周囲の地形がまったく異なります。
ちなみに残り2店舗は他店舗との併設構造か、建造物内の店舗でした。
地図を眺めては店舗背面が高くなっていそうな店舗として考えられたのが、セブンイレブン酒田光が丘店
背後が斜面・高台というには低すぎて候補というには弱すぎます。
なお、日和山公園近くのサンクスさんも確認しに行ったのですが、普通の住宅街のお店ということで候補じゃないと思われます。
3日は酒田市街の探訪にとどめホテルで宿泊、英気を養った後翌4日に飛島に渡りました。
なおこのブログをご覧になった方々に、飛島への渡航手段から地理を1日かけて歩いて見て回った体験談については、
改めて別の記事で述べることとし、取り急ぎ背景の取材結果だけご紹介します。
まずHPに掲載されてた、飛島港に連絡船が付けられた場面の背景です。
ロケハン当時就航していた連絡船が昨年新造船に交代し、構造が大きく変わってタラップが高くなっていまして、
一致する点はあまり見受けられません。
その大きな要因のひとつが貨物の積み下ろしクレーンを、ロケハン当時の先代は船に搭載していたものが
なくなったことで、酒田港と飛島勝浦港の乗り場の様子もクレーンを新設するなど、変化しています。
つぎにこれもHPにて「展望台」として掲載されていた、四谷(よだに)展望台です。
ここへのアクセスは港をはじめ集落が密集する東側(本州側)とは正反対の西側に(大陸側)へと、
海岸段丘状の地形を縦断しなければなりません。まず勝浦港から県道を北に向けて歩き、
途中階段や歩道を上って、島の中央を貫く農道を通ってさらに西側の歩道を進みます。
途中落ち葉とかが溜まって腐葉土と貸したぬかるみを歩き、
結局勝浦港から最短で35~40分歩いた先に見えた海の端に、それはありました。
・・・ちょうどバードウォッチングのシーズンでして、先客がすでに来てらっしゃり昼食をとり終えたところでした。
正直これが本日最大のメインだっただけに残念な気持ちにもなったのですが、20分粘って何とか及第点な画像は抑えられたかな?
中には外人さんもいらっしゃり、飛島全体が全国的にも知る人ぞ知るスポットだそうで、
島を歩いてますと確かにあちらこちらに、重そうなカメラを抱えたグループを多数見かけました。
後さえぎるものが何もないので、風がとてもきついです!大陸側にいくつかある「サンセットビューポイント」の
ひとつとして、作中同様美しい日没の夕日を眺められるとのことです。
結局下見を兼ねて滞在可能時間の5時間強、背景の素材に取り上げられそうなものを撮影しまくってから、
島を後にしました。時間不足と万が一の船酔いに備えて食事も取れなかったのですが、
またプレイ後再訪できる機会を設けて上陸したいと思います。
2011年5月27日発売予定のノベルゲーム「恋ではなく―― It's not love, but so where near.」の、
作中背景・イベントCGを引用させて頂いております。
当初GW前に発売されてから、前半3日徹夜でコンプしてキャプ取りの後、満を持して酒田市にお邪魔することを考えていました。
ですが発売が1ヶ月延期されることになり、かといって貴重な連休の機会を逃しては飛島に渡ることもかなわないことから、
GW後半の5月3~4日にかけて、今度はかんなさんにも同行してもらう探訪旅行となりました。
自宅を未明に出て新潟県内で合流したまでは順調だったものの、その先はやはり混雑がひどく
結局酒田市内のホテルに到着したのが14時を回ったころ。押し気味進行でしたのでぶらり観光なぞする余裕もなく、
早速雪解け後の既出背景の再撮影と酒田市街地での未発見背景の検証行に、連れ立って向かいました。
日和山公園内はまだ葉桜ですが残っていて祭り期間中にもかかわらず、歩道の工事中(石畳を敷き直すようです)で
発売後に巡礼されると路面は大きく変わることでしょう。
また一番下の新井田川右岸の背景は、山居橋以外の木造橋が付近に見当たらないことから
右半分の描写が異なり根拠が弱いのですが、ここしかないのではないかということで紹介してみました。
次はJR酒田駅に向かって、未取材背景の収集です。
酒田駅前正面の風景です。さすがにGW期間は駐車車両の写りこみはどうしようも…。
体験版で「いなほ」車中で眠りこけてしまった祐未が身だしなみを整えた、観光協会(案内所)のショーケースです。
美月が定点観測を続けているシャッターポイントですが、周囲を見て回っても背後に移る建物が見当たりません。
ロケハンが組まれた2008年当時には写真の道路向こうの更地には、旧ジャスコ酒田店があったそうなのですが、
今となっては検証しようもなく…。ちなみにここから振り向いて酒田駅舎を眺めるとこんな感じになります。
そして次は前の記事でもコメント欄でいろいろ情報頂いた、扶のバイト先のコンビニのモデルについてですけど、
結論から申し上げますと、これだ!と断言できる候補地は見つかりませんでした。
酒田市街地にはローソンは3店舗あり、こちらはローソン酒田ゆたか店
・・・建物の構造自体はよく似てるほうですけど、平野部に立地しており周囲の地形がまったく異なります。
ちなみに残り2店舗は他店舗との併設構造か、建造物内の店舗でした。
地図を眺めては店舗背面が高くなっていそうな店舗として考えられたのが、セブンイレブン酒田光が丘店
背後が斜面・高台というには低すぎて候補というには弱すぎます。
なお、日和山公園近くのサンクスさんも確認しに行ったのですが、普通の住宅街のお店ということで候補じゃないと思われます。
3日は酒田市街の探訪にとどめホテルで宿泊、英気を養った後翌4日に飛島に渡りました。
なおこのブログをご覧になった方々に、飛島への渡航手段から地理を1日かけて歩いて見て回った体験談については、
改めて別の記事で述べることとし、取り急ぎ背景の取材結果だけご紹介します。
まずHPに掲載されてた、飛島港に連絡船が付けられた場面の背景です。
ロケハン当時就航していた連絡船が昨年新造船に交代し、構造が大きく変わってタラップが高くなっていまして、
一致する点はあまり見受けられません。
その大きな要因のひとつが貨物の積み下ろしクレーンを、ロケハン当時の先代は船に搭載していたものが
なくなったことで、酒田港と飛島勝浦港の乗り場の様子もクレーンを新設するなど、変化しています。
つぎにこれもHPにて「展望台」として掲載されていた、四谷(よだに)展望台です。
ここへのアクセスは港をはじめ集落が密集する東側(本州側)とは正反対の西側に(大陸側)へと、
海岸段丘状の地形を縦断しなければなりません。まず勝浦港から県道を北に向けて歩き、
途中階段や歩道を上って、島の中央を貫く農道を通ってさらに西側の歩道を進みます。
途中落ち葉とかが溜まって腐葉土と貸したぬかるみを歩き、
結局勝浦港から最短で35~40分歩いた先に見えた海の端に、それはありました。
・・・ちょうどバードウォッチングのシーズンでして、先客がすでに来てらっしゃり昼食をとり終えたところでした。
正直これが本日最大のメインだっただけに残念な気持ちにもなったのですが、20分粘って何とか及第点な画像は抑えられたかな?
中には外人さんもいらっしゃり、飛島全体が全国的にも知る人ぞ知るスポットだそうで、
島を歩いてますと確かにあちらこちらに、重そうなカメラを抱えたグループを多数見かけました。
後さえぎるものが何もないので、風がとてもきついです!大陸側にいくつかある「サンセットビューポイント」の
ひとつとして、作中同様美しい日没の夕日を眺められるとのことです。
結局下見を兼ねて滞在可能時間の5時間強、背景の素材に取り上げられそうなものを撮影しまくってから、
島を後にしました。時間不足と万が一の船酔いに備えて食事も取れなかったのですが、
またプレイ後再訪できる機会を設けて上陸したいと思います。
コンビニですが、おそらく光が丘のあるコンビニをモデルにしたものと思われます。ローソンではなかったような気がしますしお気づきにならなかったのでしょう。
光が丘の酒田中央高校の近くのコンビニが画像に近いかと思います。
もしくは国体公園の近くにあるコンビニ、このどちらかと思います。
機会があったときにでもと思いました。