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不定期人生作業日報(仮)

ある時は医薬品卸商(正確には物流子会社)社員、ある時は通信制大学生、そしてある時は中途半端ヲタな、筆者の備忘録です。

「ちはやふる」舞台検証第4回・東京都府中市編

2010年07月19日 22時22分01秒 | コミック版「ちはやふる」(原作)関連
先週で本州は大体梅雨明けしたようで、海の日絡みの3連休を利用して全国各地に
お出かけされた方も多いと思います。私の場合先月下旬にmixiの「ちはやふる」コミュの
オフ会に参加する途中立ち寄って購入した「ShortCircuit3」の、
プレミアショー前夜祭参加の店頭抽選に当選してしまったので昨日日帰りで上京しておりました。
もちろんそれだけですと交通費に見合いませんので、日中の猛暑の中舞台探訪に精を出しておりました。
以下先月(6月26日)と昨日(7月18日)に、東京都府中市に背景元があると思われる
「ちはやふる」の舞台検証について、ご報告したいと思います。



まずJR・京王線分倍河原駅の新規背景についてです。


9巻P27「じゃあ、千早ちゃんまた・・・・・・」「部活でなー」
実際は画像中央に屋根を支える柱が立っております。


9巻P27「机くんちゃんと前見ないと危ないですよ」
分倍河原駅はJRと京王の改札が隣接していてややこしいのですが、このアングルは
JR南武線川崎方面のホームに下りるところですね。つまり後で説明しますが、
この画像のみを信じると、肉まん・机・かなちゃんは南武線沿線に住んでいるということに・・・。



9巻P28「20枚」
机くんから周防名人に匹敵する「2字決まりが1字決まりで取れる」感じのよさを指摘される重要なシーンですが、
この場所は実は京王線改札の内側になります。つまり前のページと矛盾が発生するわけで、
末次先生は作中の舞台考証を細かいところまで現実とあわせることにこだわらず、
絵的に使える背景写真を参考にされてるのではないかと思います。



9巻P30
千早が周囲の雑踏の出す音の聞き分け?ながら立っている場面ですが、
P28での立ち位置ですともう少し背後のお店と距離が出来る感じがしましたが、駅周辺の通りの
描写はとても正確に描かれてまして、発見した瞬間ビックリした記憶があります。



1巻P141「どんなに強くても かるたが好きでも 友達がいないと続けられないんだ」
他の場面でも用いられている背景画像なのでして、作中では左隅の看板は薬局?ですが
実際は英語教室、また特徴的な街灯の下にある米印のような看板は、
「分倍河原共栄会」という駅前商店街の組織の名称のようです。
この背景を発見したとき、駅とかかるた大会会場以外の一見普通の街角の背景資料も、
実際の設定にあわせて取材してこられたという証拠が見つかり、今後の舞台検証の方向性に
つまづき気味だった現状が打開できるかもしれない希望が出てきました。



次の舞台は白波かるた会の練習会場のモデルとなってます、府中市片町文化センターです。
作中に登場する2Fは平日・土曜日は市内在住高齢者の専用利用フロア、
日曜日のみ申請のあった団体向けにスペースを貸し出してらっしゃいますが、
昨今の人気の影響か特にこのフロアについて「館内での撮影禁止」を明示されてらっしゃいますので、
皆様にもご理解頂きたく思います。

※太字の文章を追記し、それに伴い掲載していたカットを削除させて頂きました。
関係各位の皆様に深くお詫び申し上げます。(2015・11・30)


あと先月の「ちはやふる」コミュオフ会でお会いした方から、7巻で東京吉野会大会から
太一・原田先生・坪口さんが別れた駅はこちらではないでしょうか?と情報提供頂きましたので、
JR中央線の立川駅構内も取材してみたのですが・・・、



・・・うーん、細かいところがもろもろ何よりも太一と原田先生が並んで座る2連ベンチがありませんので、
設定上のモデルは立川駅だとしても背景を描くのに参考に訪れた駅は別物っぽい気がします。
まだ気長に探索しようと思います。
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2 コメント

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良く行きました (neo道因法師)
2010-08-22 22:19:19
自分は、現役を退いていますが、府中のかるた会に所属しています。
片町文化センター、室内もそのまま似ているんですよ。1巻の千早が札を飛ばしたときの演台、その上の机、TV、そしてTVなどの下に札が行かないようにする座布団ガードなど。
3巻の東京都予選の会場モデルは皇居の近くの暁星高校。こちらもそのまま。顧問はぜんぜん違う。
数年前に全国大会に東京都2位で行ったんですが、懐かしいです。
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コメントありがとうございます! (ひろいな)
2010-08-25 07:13:41
neo道因法師さんはじめまして。
そしてコメント返しが遅くなりましてすみませんでした。

府中白妙会の方でらっしゃるということで、
原田先生(のモデルのM先生)のリアルでお弟子さん
なんですね。文化センターとか勝手にお邪魔したり
M先生とかそのお弟子さんでもある坪田もとい富澤さん
についてもいろいろ記事にしてしまって、
会の皆さんを不快にしてないか心の片隅で
気になってたのですけど、そのままの練習会場を懐かしまれるきっかけになったようで、よかったです。

>そしてTVなどの下に札が行かないようにする座布団ガードなど。
1巻P110・111の見開きのシーンですね。
ご指摘されて見返してみると確かにそのように座布団が立てかけられてる!
末次先生の描きこみの細かさにビックリです。

>3巻の東京都予選の会場モデルは皇居の近くの暁星高校。
実はこの記事の取材日に暁星学園さんも見に行ったのですけど、
会場内の描写はともかく、作中で描かれてる
3階建ての校舎ってありましたっけ?
Webで検索する限り東京都のかるた強豪高の校舎はどれも4階建て以上だった気が・・・?

>顧問はぜんぜん違う。
まあ当然でしょう(笑)持田先生だったら
あれだけ強くなれませんねぇ。
個人的には原田先生のライバル北野先生の
モデルがいないのか気になります(笑)

まだまだ「ちはやふる」の舞台検証記事は根気強く
取り組んでいきますので、これからもお暇がありましたら
読んでいただいて関係者側からのエピソード等
カキコして下さるとうれしく思います。
そして未経験者が言うのもなんですが、また
現役復活されませんか?

とにかく重ねてありがとうございました!
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