山あり谷あり子育て、親育て!

高1娘と小6息子を育てを綴ります。2016,2020と中学受験終了です。子どもを通して親の私も親として成長も綴ります。

読書記録:中学受験は挑戦した方が~

2018年02月17日 11時50分29秒 | 読書

「中学受験は挑戦したほうが100倍子どものためになる理由: 迷っている親子のための受験のすすめ」
田中 純 (著)

出版社: みくに出版
ISBN-10: 4840306524
ISBN-13: 978-4840306522
発売日: 2016/9/15



この田中さんの講演がNの校舎で行われたのは昨年の初夏の頃だったと思います。
話が面白くぐいぐいと引き込まれていきました。
中学受験当時のお話にもびっくりです。
家庭教師が開成の柳沢校長先生だったというのですから驚かされました。
すばらしい出会いがそこにあったのだと思うと共に、やっぱ小さいときから恵まれている家庭は
恵まれているんだな~という感想。
このような環境下の方が果たしてカウンセラーだとしても、どれだけ我が家のような家計から捻出して捻出して中学受験をするという気持ちが分かるのか?という疑問が常にありました。
それはひがみなのかもしれませんが・・・・・・。

そんな感情も渦巻いていましたが、比較的素直に読み進められました。
特に

中学受験が子どもの自立を目指す旅であること。
その途上で強化していく力が《グリッド(やりぬく力)》と《レジリエンス(立ち直る力)》
その目的と意義を忘れずにいることが、この冒険のたびをつつがないものに、かつ実り豊かにすることがつながる

その文章、、、特にレジリエンスという言葉が出てくるたびに、上の子の受験でできていなかったと
痛感させられます。
立ち直れていないように思うからです。
いまだに引きずっているようにも思うし、前向きになれない娘の姿を見るたびに心が痛みます。

ひとえに親である私たちがいっぱいいっぱいになってしまった、やらせよう、合格させようとやっきになってしまった。

「子どものこと」、「親のこと」、「自分のことは自分でする」、「自分のことは自分でできる」・・・・・子ども自身で考えて自分で決めていくことを有る意味きちんと教えてこれなかった結果なのかと胸が痛みます。
子どもの身になって・・・繰り返して言えばわかる?命令の回数で行動は決まらない・・子どもが納得するような言って聞かせるには聞く側への共感が必要。
この共感が足りなかったのだと思います。
主人も私も。二人して娘の敵になってしまった。
中学受験を乗り越える戦友とはならなかった・・・・・。
親がやらせたいように子どもがやらなかった・・・その時の「寛容」ということが全くなかった。主人も私も。
主人はどれだけ気づいているだろうか、どれだけあの時を省みているだろうか・・・・。
ちびで同じ過ちを繰り返してはいけない。
娘同様、ちびの心も離れてしまう。
ちびの望むような受験結果にならなかったときに、レジリエンス、立ち直る力で今日がダメでも明日があるさと開き直れるような子になってほしい。
失敗で学ぶ。
転んでもただでは起きない!そんな骨太の子どもになってほしいです。
テストや偏差値に一喜一憂しない、そこではなくプロセスに目を向けてあげる。
失敗しても自分で後始末できる子になる。親は失敗に目くじらをたてるのではなく後始末の結果まではぐっとこらえて見守って、肯定的な声賭けをしてあげる。、、、、、今度の受験にはそういう親でありたい。
主人にもそうあってほしい。
年々小さなことでキレやすくなっている主人、自分のことはわかっていないかもしれないが娘も息子も急に大声出されて怒られて、当たられて心に傷を負っている。
ちょっと自覚してくれたらな~と思う。
私は娘が強くなった(反抗期、親の力はもうかなわない=腕力→身にしみました)分、まるくなってきた。
(ーー;)歳かもしれないけれど、、、、。
冷静に、状況を見れるようにお互いなっていきたいと思います。(主人はきっと自分はできている、君ができていないんじゃないか!と怒るかもしれませんが、もっと自分を省みたほうがいいときもあるのです。)

中学受験をする意味、やりぬく力、立ち直る力それを支えられる親になりたいです。
同じ過ちを夫婦で繰り返さないために努力したいです。

著者のほかの本も読んでみようと思います。

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内容紹介・Amazon抜粋

「中学受験は親子の成長の大きなチャンス!」
「我慢やつらさばかりでない受験生活を続けるためのアドバイスをお伝えします!」

いま、たくさんの小学生が中学受験を目指して塾に通い勉強を続けています。でも成績が上がらない、志望校に偏差値が届かない、子どもが勉強を投げ出す、親子でけんかばかりしているetc. つらい思いばかりしている家庭も多いようです。また、これから中学受験をさせたいと思っている親でも、勉強で苦労させたくない、塾通いを続けたら子どもらしい生活ができないのでは、などなど思い悩むことが多いものです。

そんな悩みをもつお母さん、お父さんに向けて、「中学受験は親子で挑む冒険物語」で「家族の成長のチャンスなのだ」とストレスマネジメントの専門家・Donさんこと田中純先生がわかりやすくお伝えします。

「主役は子ども、親は脇役」「学校や塾は仕掛け」「偏差値で一喜一憂は意味なし」「親ができることは何か」「家で言えると癒える」などなど、読めばその日から子どもへの接し方が変わるでしょう。
好評の『ストレスに負けない家族をつくる』に続き、中学受験と子どもの成長に焦点を絞ったDon先生のアドバイスをお読みになれば、中学受験が親子にとっての一生ものの宝になること、間違いなしです。
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