CoveredCalc Haiku 版を作るための作業としてまずは Haiku を用意することにしました。うちでは既に実機は用意できない状態なので、Windows 上の VMware Player を使います。なお、CoveredCalc for BeOS 1.10.0 は実は VMware 上の BeOS で開発しました。(^^;
Haiku Files にある vmware イメージだと開発ツールが付属しないのですが、Senryu だと余分なものがありすぎるということで、ソースからビルドすることにしました。その方が Haiku の更新も追いやすいですしね。
だいたい、次のサイトを参考にさせてもらってビルドに成功しました。
・muraiさんのHaikuインストールメモ(Linuxホスト編)
・SHINTAさんの白 Be 全般
実際は試行錯誤してるのでこのとおりやってうまくいくかどうかはわかりませんが。メモとして残しておきます。
ちなみにてきとーな MP3 ファイルを再生させたらサウンドも鳴りました。いい感じです。
Haiku Files にある vmware イメージだと開発ツールが付属しないのですが、Senryu だと余分なものがありすぎるということで、ソースからビルドすることにしました。その方が Haiku の更新も追いやすいですしね。
だいたい、次のサイトを参考にさせてもらってビルドに成功しました。
・muraiさんのHaikuインストールメモ(Linuxホスト編)
・SHINTAさんの白 Be 全般
実際は試行錯誤してるのでこのとおりやってうまくいくかどうかはわかりませんが。メモとして残しておきます。
- VMware Player とか、VMX Builder とかはインストールされているとして。
- Haiku ビルド用の Linux として Ubuntu の日本語ローカライズドVMware用仮想マシン をダウンロードします。ubuntu-ja-8.04-vmware-i386.zip を使いました。
- ダウンロードした Ubuntu を VMware Player で起動して、Haiku のビルドに必要なものを揃えます。
sudo apt-get install subversion autoconf automake texinfo flex bison gawk build-essential
- Haiku buildtools のチェックアウト
svn checkout http://svn.berlios.de/svnroot/repos/haiku/buildtools/trunk buildtools
- Haiku ソースのチェックアウト
svn checkout http://svn.berlios.de/svnroot/repos/haiku/haiku/trunk trunk
- Jam のビルド
cd buildtools/jam
make
sudo ./jam0 install
- Haiku buildtools のビルド
cd trunk
./configure --build-cross-tools ../buildtools/ --include-gpl-addons --use-gcc-pipe
- trunk/build/jam/UserBuildConfig を作成。中身は次のとおり。
HAIKU_VMWARE_IMAGE_NAME = haiku.vmdk ;
HAIKU_IMAGE_SIZE = 256 ;
AddOptionalHaikuImagePackages Development Pe ;
# Canna
AddFilesToHaikuImage beos system add-ons input_server methods : canna ;
# Timezone
AddSymlinkToHaikuImage home config settings
: /boot/beos/etc/timezones/Asia/Tokyo : timezone ;
# Keymap
AddFilesToHaikuImage home config settings : <keymap>Japanese
: Key_map ;
# Sound
AddOptionalHaikuImagePackages OpenSound ;
- Haiku のビルド
cd trunk
jam -q @vmware-image
- trunk/generated の中に haiku.vmdk ができているので、これをドラッグ&ドロップで Windows 側に持ってくる。
- Haiku.vmx ファイルを用意。Senryu のものを流用してディスク関係のところだけ変えました。VMX Builder で Haiku.vmdk 以外に Work.vmdk を新規 HDD として用意。Haiku.vmdk は Haiku の更新のたびに作り直すと思うので、消えてほしくないものはこっちの HDD に入れておきます。
- Haiku.vmx ファイルを VMware Player で起動。あと、DriveSetup で Work.vmdk の方の HDD を BFS で初期化しておきます。
ちなみにてきとーな MP3 ファイルを再生させたらサウンドも鳴りました。いい感じです。