Hironytic Status

ひろんの開発日誌

[CoveredCalc] 1.1.0 リリース

2005-03-28 21:12:14 | 開発状況
27 日にWindows 版、BeOS 版それぞれの CoveredCalc version 1.1.0 をリリースしました。
マイナーバージョンが上がる割にはあまり(ユーザから見た)魅力的な機能追加がないので、デフォルトカバーを一新しました。
もともと、1.0系でデフォルトカバーになっていた「おさかな電卓」はデフォルトカバーとしてデザインしていたものでもないので、まだ実装できていない A ~ F のキーや +/- ボタンがあって情けなかったのも理由としてあります。
今回付けたデフォルトカバー「Adams」はデフォルトということもあって特徴らしい特徴もない無難なデザインにしてみました。
おかげで名前が思いつかず、コード名のような感じで仮に決めてあった「Adams」をそのまま採用してしまいました。
今後はこの Adams カバーもよろしくお願いします。

1.1.0 での変更点は この辺に書いてあります。


[CoveredCalc] Covers フォルダの位置をカスタマイズ

2005-03-23 14:54:20 | 開発状況
以前から、実装予定機能には書いてあったのですが、カバーを格納する Covers フォルダの場所をカスタマイズできるようにしようという構想がありました。この実装作業を行いました。

この機能は、もともと、Koki さんのメールがヒントになったものです。
設定ファイルが保存される場所は実行ファイルの場所に関わらないため、複数バージョンの CoveredCalc を別フォルダで共存させて使っていても設定は共有されます。
しかし、CoveredCalc では実行ファイルと同階層にある Covers フォルダ内にあるカバーを使うので、一方のバージョンの Covers フォルダのみに存在するようなカバーを使って終了した場合、次にもう一方のバージョンの CoverdCalc を起動すると前回のカバーが見つからないという状況になってしまいます。
複数バージョンを共存させるのはレアケースだと思いますが、実際、ぼく自身が開発中の Debug 版と Release 版の 2 バージョンを共存させ、さらにリリース済みの最新バージョンをインストールしているので不便に感じていました。

そこで、Covers フォルダの存在するフォルダ(Covers フォルダ自身ではない)を設定ファイルで指定できるようにしました。
ただし、これを設定するダイアログなどの GUI は存在しないので、半ば隠し機能のようなものです。
将来的には設定 UI も作成するつもりですが、今のところ、直接 Settings.xml に <baseFolder>~</baseFolder> の記述を追加します。
詳しい仕様は実装予定機能を見てください。

Version 1.1 のリリースに今回の実装が含まれる予定です。

[CoveredCalc カバー] Displator

2005-03-11 01:48:44 | 開発状況
表示部分だけの省スペース電卓、ほぼ完成しました。
キーがほとんどないのでデザインするのも作るのも簡単でした。
近日中に公開予定です。

まわりをくり抜くことのできない BeOS 版(Dano版はくり抜けます!)では、パネル風でそれなりに見えるように工夫してみました。
(上段がBeOS、下段がWindows)

[CoveredCalc カバー] 気分転換

2005-03-09 02:11:28 | 開発状況
ちょっと気分転換に、数字入力キーがなく表示部分がメインの電卓カバーを作成中です。
本物の電卓では、キーがなければ入力ができませんが、CoveredCalc の場合はキーボードがあれば入力はできるので、これはこれで使い道があるはず。場所とらないし。
まだデザインしている状態で、CoveredCalc では動きません。

[CoveredCalc for BeOS] BTextView が……

2005-03-07 13:01:22 | 開発状況
現在のカバーの情報を表示するダイアログを Dano 版として Dano 上でビルドして Dano で確認してみたら BTextView を使っている部分の背景色が全く反映されていませんでした。
なぜだ~と思って調べてみたら、そもそも BTextView の View Color がリソースにアーカイブした時点で正しくアーカイブされていないみたいです。
Interface Elements で View Color を設定して保存 → いったん閉じて再度そのリソースを開くという操作をしても設定した View Color になっていません。
他にも、GuiBerry (を R5 でビルドしてみたものを Dano で実行)では、BTextView の View Color を指定してもすぐに元に戻ります。

Dano の BTextView の定義を見てたら、SetViewColor() がオーバーライドされているみたいなので何か別のフィールドを使うようになっているのかもしれません。
リソースは R5 で作ったものですからね。

こういう状況になってくると、ウィンドウをリソースで持つことには不安がでてきます。
Zeta では(BMessageの?)フォーマットも変わっているみたいです。(FOB1 の識別子が FOB2 になっているみたい)
まあ、現在リリースしている CoveredCalc が Zeta でも動いているってことは、下位フォーマットもサポートしているんでしょうけど。

すでにリリースしてしまっている状態なのでなんですが、今ならまだダイアログも少ないので別の選択肢に移ることも開発側としては可能です。
でも、リソースだけ置き換えればダイアログの配置なんかを変えられるっていうのは個人的に好きなんですよね~。