惜敗、鶴岡東

　いや～、鶴岡東残念でしたね。でも予想以上の接戦に感激でした。

　接戦の要因はなんと言っても守備です。エースの佐藤投手、よかったです。あの変則的な投げ方はコントロールをつけたり、打者のタイミングをはずすために昨冬に改造したとのこと。今日はずばりそれがはまりました。

　最速１２０キロ台のボールでも十分打者のタイミングをはずしていました。また、ランナーを背負っても内野がしっかり守りました。７回裏の２アウト満塁のピンチを防いだのは見事でした。

　速球でなくても、自分なりに工夫し、相手に打たせて討ち取る。見事な投球でした。

　攻撃面は、ちょっと力が足りなかったなという感じです。相手ピッチャーは前半は直球主体に、後半は変化球と直球をおりまぜながら攻めてきました。鶴東の監督が試合後の談話で、「迄Mされた」と語っていました。

　まさにそんな感じでした。１番と３番バッター以外はほとんど手が出なかった感じです。それでも１点取ったのは素晴らしいことでした。

　日大山形がベスト８に進出して以来、県勢はわりと大差で敗れることが多かったのですが、今日の鶴岡東の健闘は、今後の県勢の自信につながるのではないでしょうか。

　さてこれで県内の高校はすべて新チームになり、来春の選抜高校野球大会に向けての練習になります。今月末には県大会の地区予選がもう始まります。今後も上をめざしてしっかり努力してほしいです。

　がんばれ！高校球児！

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