モンテ残留の要因と課題１

　モンテが柏戦に勝って、いよいよ残留が現実味を帯びてから、このタイトルで記事を打ちたいなと思っていました。でも、最終戦も終わり、もたもたしているうちに、山新等で今季の総括記事がシリーズで載せられてしまいました。

　山新の総括を読んでいて、自分の考えた点と似ている部分がたくさんあるなと感じました。まぁ、皆さん考えることは同じだなと思いました(^^;)。

　で、二番煎じになるとは思いますが、自分なりに、モンテの残留の要因とそこから見える課題を記しておきたいと思います。

　残留を果たした要因その１は、今季の先発メンバーのほとんどが昨年のメンバーだったということです。

　昨年の昇格が間近に迫ったころ、監督は下記的なことを語っていました。

　「Ｊ１昇格は夢ではなく、夢の途中。昇格して終わりでなく、昇格していかに戦うかが大切。それには、自分達で昇格を決めなくてはならない。」

　それで、昨年愛媛戦で勝利し、昇格を決めました。今シーズンを通して、新戦力と言えたのは、古橋、小林、西河、おまけでキム選手ぐらいなもの。

　つまり、昨年昇格を決めたメンバーでほぼ戦ったと言っても過言ではないでしょう。

　残留のために強力なタレントを入れるといった手法でなく、あくまでも戦術を理解した現有勢力をベースにし、その伸びしろを期待しながら戦ったのが残留の一要因だと思います。

　「育てて勝つ」、小林監督の手腕の賜でした・・・・。

　しかし、限界も見えました。リーグ終盤。４連敗後の残留直接対決に３勝１分。しかし、その後の鹿島、名古屋のはよいところ無しの力負け・・・・。

　つまり、下位とは拮抗しても、現有勢力では上位には歯が立たないという現状が浮き彫りになりました・・・・。

　監督は、やはりタレントの補強は必要と語っています。現有戦力をさらに伸ばせるような波及効果の多い選手の補強を期待したいものです。

　くしくも、今日のモンテメルマガで、今季の募金総額が五千数百万との告知がありました。この募金をＪ１定着に役立ててほしいものです。来季の補強を楽しみに見守りましょう！


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