立川です。
昔から仲のよい兄貴のような父親のようなアミーゴがいます。
名前を粟屋太郎左衛門幹彦さんといいますが本名です。
幹ちゃんと呼んでいます。
先日彼と鎌倉の鶴岡八幡宮に行き、お参りをしてきました。
彼も実は初めていく神宮だったのですが、なんとそこは
彼にとっては、とても縁（ゆかり）のある神社だったのですよ。
鶴岡八幡宮は1180年（治承４年）、源頼朝が鎌倉に入った時
この地に移しました。
（私は日本史が苦手なのでその辺のことは端折りますけど。）
宝物殿に入るとそこにはまず家系図が展示されていました。
そして驚きました。
彼は この家系図を見てこれはうちに保管している家系図と
同じだ！って言い出したのです！
幹ちゃんは平安時代の第56代天皇、清和天皇の
末裔なのです。
清和天皇家のその後は源氏として栄え脈々と現在に
繋がっているのですね～。
彼は源氏の流れを汲む家柄の家長なので
先祖代々の家系図を渡され、門外不出の
宝物として大切に保管しているのです。
それは清和天皇から始まった巻物になっていて
現在まで脈々と続いているのです。
それを、写真で見せてもらいました。
巻物はこんな風に始まるのです
延々と家系図は続きます。
そして最後に彼の名前が記されるのです。
家長の名前には必ず太郎左衛門が付くそうですよ。
代々の先祖から言い伝えられているのは、火事になっても
何があっても、この家系図だけは持って逃げろ！
だそうです。
親せき筋にジョンレノンの奥さんのヨーコ・オノさんがいたり
そうそうたる顔ぶれみたいです。
私のように平民だと家系図といっても3代かせいぜい4代ぐらいまでしか
分からないけれど、彼の家柄のように1２00年以上も正確に
ご先祖様の流れが分かっていると、目に見えない重圧感と
責任感があるのだと思います。
これから続く子孫のために自分の代で絶やすようなことが
あってはならない、聖火リレーみたいなものなのですね。
普通ではない家柄の彼はやはり普通ではない行動を
とり、一緒にいると、驚いたり笑ったり呆れたりです。
とても気さくな人ですが居酒屋とか入ったことがないので、
以前、焼き鳥屋にお連れしたら、食べ方がよくわかっていなかったり、
本当にお殿様だな～って感じることもよくあります。
まあ、前世では私も姫でしたけど。ほほ！
鶴岡八幡宮でおみくじ引いてみたら、初詣の川崎大師の
おみくじに続きまたしても 凶 を引き当てたというオチで終わりました。
ではまた！
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