複雑系と偶然

https://note.com/hiroki_nara/n/n4273d417f741

四川大地震 一カ月

2008-06-12 17:40:05 | Weblog
 全てを失ってゼロ又はマイナスからの再出発、
余程強くないと立ち直れない人も少なくないはず。

 大規模災害を見るにつけて人がどれ程無力か
思い知らされる。与えられた条件の中で出来る事は
少ない。

 都市を一瞬に廃墟にする力を見せ付けられても
人は争いを止めない。食料危機が既に始まっている。
自然からのメッセージを読み解けば警告と受け取れる。

 何もかもが限界を示しているが資本主義は
競争激化、ちょっと立ち止まれば気がつく事に
気がつかない。いや気づいても利益をシャブル事を
止めようとしない。その代価を支払う時は近いのだろう。

 その時人の懺悔を聞く耳をもたない
あらぶる自然そう、真の審判はすでに始まってる。

 高度情報化された社会は、悲劇さえも娯楽にして仕舞ったのでは
無いだろうか、共感して募金して忘れてしまう。

 そんな現状を憂いている人はどれ程いるのだろうか。

大地震1カ月「遺体収容は停止した」 四川、心の復旧遠く(産経新聞) - goo ニュース

>死者約1万5600人、行方不明4400人。最大の被災地、綿陽市の北川(ほくせん)県中心部まで数百メートルの検問所で、約10人の特別警備隊員に制止された。全員が白色の防護服にマスク姿だ。

 地震発生翌日の5月13日に記者(野口)が入ったときと違い、いまは街全体が封鎖され、住民も立ち入れない「死の街」だ。関係者によると、中心部には死臭が漂っているという。土石とがれきの下敷きになった行方不明者は全員絶望、遺体の収容も難しい。
>北川県の李小梅さん(32)は30万元(1元は約15円)で買った家が土砂に押しつぶされ、両親が埋まったままだ。李さんの夫は「10日間、捜し続けた。生存は無理と分かっているが、このままでは…」。

 震源地に近いアバ・チベット族チャン族自治州●川(ぶんせん)県の映秀鎮でも状況は同じだった。激しい落石で道路が寸断され、救援部隊が徒歩で入ったのは地震発生3日目だった。道が開通した今も落石が続く。

 映秀では住民1万余りの7割が死亡または不明になった。ここに1カ月近く詰めている当局者が声を潜めて言った。「まだ多数の住民が埋まったままだ。正確な数は分からない。全部、掘り出せるかどうかも分からない」

 遺体が収容されても遺族が不明のまま火葬されたケースもあった。綿陽市の火葬場では、地震発生後の約10日間、次々に運び込まれる遺体を冷凍庫に収容しきれず、炉がフル回転したが、初期の段階では、遺体の組織を採取せずに火葬したという。
  



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