Hiro in London『倫敦旅録(ろんどんたびろく)』

ブリティッシュロックとエールが大好き。

962.ムーンライトマジック

2022-03-17 06:20:47 | 1人暮らし
パブのカウンター席の端っこに酔った痩せた男が
機嫌良さそうにひっくり返っていた。
彼は黒いテレキャスターを枯れた音で弾きまくる
伝説のブルースギタリストだ。
まだ飲みたそうだが、金が無いようだったので、
一緒にギターを弾ける飲み屋へ行こうと、その店
を出た。

サンロードから桜町の方へ出ると、ポパイの様な
太い腕をした男が、全裸で腕を振り回している。
目が合わないようにしようぜと、銀座道りの方へ
行こうとすると、左の方では真夜中だというのに
女子高生が枯葉でつくった泥万十のようなもので
剛速球を投げている。右側では、屈強な男たちが
スクラムの練習のような相撲のような競技をして
いる。
飲み屋街の方へ入っていくと記憶が途切れ、気が
つくと、楽器の演奏ができる店が空っぽになって
いて、看板も無くなっていた。

あ~あ演奏できねえぢゃんと振り返るとそこには
ギタリストの男はおらず、無くなった義父がいた。

わしゃイタリア屋に行きたか、イタリア屋に行き
たか、若いときは貧しくて行けなかったからイタ
リア屋に行きたか、とパスタを食べたがっていた。
自分より背が高いはずの義父を抱っこして、お姫
様抱っこでは無く、子どもを連れて散歩するとき
のような縦抱っこをして、アーケード街の方へと
行こうとしたが、イタリア屋が何処にあるのかを
知らず困っていると、料亭の女将が、信号の方へ
右側によって歩いて行くとあるよと教えてくれた。

右側と行っているのだが、手は左側を行くような
仕草をしていたので、左側に寄って歩いて行った。
そこは深夜の下通のはずだが、イタリアの地方の
市場のようになっていて活気があった。露天商の
おばさんにイタリア屋はどこか聞くと、このまま
できるだけ右側に寄って行きなさいと、この人も
やはり仕草は左側に寄るようにしていた。

しばらく行くと、左側の路地に少し入った右側に
屋根が大きな看板になってるイタリア屋があった。
運ばれてきたふたつの白い皿は、カルボナーラの
ようなパスタだった。義父は、こんなには食べき
れないからと、半分位を私の皿に取り分けていた。

私はその皿を持って二階に行くと、そこは自宅の
ような感じで、別れた妻と彼女の妹さんがいて、
私は、これじいちゃんが好きなパスタだって、と
2人に試食を促した。そして、今度じいちゃんと
ばあちゃんと4人で食べに行くといいよ、、、、
といったところで、目が覚めた。
時計を見ると、4時35分だった。

なんて脈絡の無い夢だろう、、、と起き上がり
ベットに腰掛けていると、部屋の中が妙に明る
かった。深夜の道路工事の照明のように明るい
のだが、LEDのような真っ白な感じでは無く、
セピア色とでも言うような不思議な色だった。
まだ夢の中のような不思議な感じだった。

夕べ寝る前に洗濯物をカーテンレールのかけて
カーテンを全部開けて寝ていたので、何かの光
が入ってきてるのがわかって、腰を上げ、外を
見た。
照明器具のようなすごく明るいお月様だった。



月明かりのせいで、こんな変わった夢をみた
のだろう、、、
本当に不思議な夢だった。

忘れないうちにブログに書いておこう、と
考えながらまた横になり、気がついたら6時
過ぎていた。






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