Hiro in London『倫敦旅録(ろんどんたびろく)』

ブリティッシュロックとエールが大好き。

1022.初めての登山 母ヶ岳

2023-02-26 10:04:57 | 車・ドライブ
2月最後の土曜日、やや曇り。
8時過ぎ、フォレスターで鹿児島に向けて出発した。

先々週に知覧の特攻平和会館へ行ったことを、初心者向けの
キャンプ場として枕崎を勧めてくれた方に報告した。
1020.戦艦大和 神風特攻隊」に書いたとおり、
「枕崎のキャンプ場へ行ったら、戦艦大和に関する碑があって、
 そこから特攻平和会館を知り、行ってきました。すごい感銘を
 受けました。」といったことを告げた。

すると、その方が
「先週枕崎でキャンプして、翌日、特攻平和会館へ立ち寄った。
 その際に近くに母ヶ岳という名の山があると知り登ってきた。
 山頂からは特攻のあった辺りを見下ろすことができた。
 それでふと思ったんだが、ひょっとしたら、この山の名前と
 名前と特攻って何か関連があるんじゃないかな。」

鳥肌が立った。
「基地に近寄れない母親がそこから見ていたことからその名が
 ついたのだろうか、、、」

ネットで調べるも、その様な話は出てこなかった。
「現地へ行くしかないな、、、登ってみるか、、、」

私は、登山の経験はなく、ビビりである。
ネットに出てくる写真は、うっそうとした藪の中を登っていく
ものが多かった。
しかも、数日前に知覧小学校の正門前ににイノシシの親子が
現れたとの記事もあった。

経験もなく、登りの脚力や心肺能力にも陰りを感じている今日
この頃である自分には絶対無理、絶対にやめておいた方が良い、
そう思いながら金曜日の夜ベットに入った。

翌朝、とりあえず準備をして登山口まで行ってみて、そこで
「やっぱり無理」と思ったら帰ることにした。

で、絶好調のフォレスターは今日も快適に約3時間程で私を
登山口まで運んできてくれた。



私はここまで車で上がってきたが、下の駐車場には車が
数台止まっていた。
今、数人の登山者がいるということだ、、、
「行くなら、今日しかない。」
靴下を履き足し、スニーカーをトレッキングシューズに履き
替え、リュックに水とパンをいれ、タオルを首に巻き、
帽子をかぶり、出発した。

こんなところへ入っていくのは初めてである。

不安しかない、、、でも、、、なんか楽しい、、、

途中、数人の下山者とすれ違った。
みなさん表情がすごく明るく、
「ど初心者で初登山靴です。」と伝えると、
「途中に急な坂があるけど、ロープにつかまってゆっくり
 ゆっくり行けば大丈夫ですよ。」と言われた。

展望石では、お弁当を食べてらっしゃるご夫婦にあった。
「山頂は寒かったからここで食べてます。」とのこと。

30分ちょっとで山頂へ。

360度見渡せる。開聞岳も見えた。風が冷たい。
で、、、あ、ほんとだ、
知覧の特攻のあたりを見下ろすことができる、、、

先々週に枕崎の先端から南西の海を見たときとは違う。
そこに戦艦が見えるわけでもなく、幻を思い描くのと
異なり、そこに飛行場があり、飛び立つのが見えたで
あろう場所、そして見えてしまう距離なのである。

地名が何でなのかはまったく謎だが、そういった行動
をとった人、母親が一人もいなかったとは、この風景
を見てしまうと、言えなくなった。

とりあえず、、、寒い、下りよう、、、

あたりまえだが、下りが大変なのである。

角度がきついところで、ド素人の私はこのロープが
ないと下りれない。

ゆっくり、ゆっくりと下りていく。

空が開けているところでは、なんとも言えない青空が
広がっていた。


登っていくときに途中の展望石でお弁当を食べられて
いたご夫婦に追いついた。
山菜を採りながら下りられていた。

この山のことをいろいろ教えていただいた。

で、母ヶ岳の名の由来についても、私が思ったことを
伝えた上で、何かご存じか聞いてみたところ、、、
「私はそうは思いません、個人的な考えですが、、」
と、ご持論を聞かせていただいた。
私の思っていたこととは真逆というか、とてもユニー
クなお考えを聞かせていただいた。

それから、山菜や開聞岳や、今夜の晩酌の話などを
うかがいながら、ゆっくりと下山していった。

とても意義深く、素敵な一日となった。

私には、も少し、いろいろ勉強や経験が必要だな。



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1021.FLH

2023-02-19 22:51:37 | その他
一昨日の金曜日のこと、
長崎で音楽活動している知人からメールがきた。
久々にステージを演ったとのことで、動画のURLがついていた。
 オープニングはヴァンヘイレンで、それからYMO、マジンガーZ、
 最後はジャーニーだったかな、、、すごいなぁ

で、バイクの話になりそうだったんだけど、
私のは一昨年の離婚時に手放したって書いたら、、、
「それ歌にしたら、、、」って、
、、、あぁ、いいかもね、、、

で、土曜日の午前中はボランティアに行ってたんで、午後から
おおまかな曲と歌詞を書いて、夕方からリズムマシンとギターで
オケをつくって、夜に2番の歌詞書いて、、、
今日の日曜の午後、スタジオで歌入れしてきた。

タイトルは「FLH」


大好きだったバイクをやや擬人化して、未練たっぷりに歌ってみた。

スタジオでシャララを思いついてので入れてみた。
ギリ、声が出た。
Gの曲だけど、Aだったら無理だったな、、、

やっぱり、シャララとか、好きだな、、、

ギターは、左のクリーンなのも右の少しディストーションかけたのも
ソロも、そして曲の最後のカントリーっぽい音も全部、一本のギター
テレキャスだけで弾いていいる。

テレキャス買って良かったな、、、
これはずっと手放したくないな。

楽しい週末になったよ、ありがとうテレキャスター^^
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1020.戦艦大和 神風特攻隊

2023-02-12 20:48:43 | 車・ドライブ
今年に入って蕎麦屋巡りをしていた。
無理矢理にでも土日に外に出るよう自分に仕掛けていた。

蕎麦で勝負してる人たちの勢いにつられて、少しずつだが
外に出なきゃいけない、と思うようにもなってきていた。

で、阿蘇方面を中心に結構フォレスターと出かけた。

最近よく見てるyoutubeの女性がジムニーで休日車中泊で
アクティブにあちこち行く動画にもかなり影響を受けてて
この週末は、少し距離を伸ばしてみようと思った。

ちょうど、アクティブさで憧れてる人から「ここ良いよ」
と言われた枕崎の火の神公園のキャンプ場に下見に行く
アイディアを思いついた。
500kmちょっと、往復7,8時間と、昔乗ってたバイク
R1100RTなら、手頃な日帰りプランとなりそうな距離で
ある。

、、、これはバイク乗りにしかわからんことかもしれ
   ないけど、、、
   BMWのバイクなら500kmってのは週末の日帰り
   ツーリングに「ちょうどいいんぢゃない?」と
   いう距離なんだけど、年取ったのもあるけど、
   車だと、ちと遠いんだ。

土曜の朝、9時に部屋を出て、一路鹿児島へ、、、

余裕の日帰りプラン!

で、途中、道の駅 川辺 で休憩、昼食をとって
目的地 火の神公園キャンプ場に到着!

到着直前に 目印の 立神岩も確認!


なるほど、ここが奇跡のフリーサイトか!?


、、、で、ここまでは予定どおりだったんだけど、、、

ここの近くに(歩いて行ける距離)、戦艦大和関係の史跡があると
グーグルが言った、、、

行ってみると、、、記念碑が沢山建っていて、なんと、、、
ここから南西の方角に戦艦大和が沈んでいると記されていた。


しばらくその方角の海を見つめた、、、。

それからグーグルが、ここから30分程の知覧に神風特攻隊の
記念館
があると言ってきた、、、

行ってみようと思った。

零戦、1式(隼)4式(疾風:はやて)を見ることができた。

結論を先に書くと、、、
ここは日本に生まれた男子は皆行くべきところだと思った。

ここに着くまで、「客は僕一人かもしれないな、、、」位の
つもりでいったら、、、100人以上はいた、、、
しかも意外に若いカップルが多かった、、、

4式 疾風 のまわりに技術者の様な人たちが7,8人、いた。
疾風のエンジンに触りながら何やら意見を言い合っている、
「レプリカの修理かな、、、」そう思って、聞いてみた、、
「これ、レプリカですよね、、、」
「いや、本物です、、、」

息が止まった、、、

目の前のに実在するエンジンを触っている人たちのまわりに、
CGでやや透き通った”当時のエンジニア”たちがそこにいて、
一緒に作業をしているかのような錯覚を覚えた、、、

泣きそうになった、、、

、、、なんか、感極まってしまって、、帰りそびれた、、、

ググると、、、
 (なんかグーグルの手のひらで動いてる感がいなめない、)
すぐ近くに宿があったので、そこをとって、明日ゆっくり
帰ることにした、、、

で、宿で一休みして、宿の近くの居酒屋へ、、、

めっちゃ当たり! 美味い、この店!!
焼き鳥、煮込み、寿司、と頼むも、全て美味い!!!

こんなことがあるんだな、、、

「特攻隊の方々に食べてもらいたいな、飲んでもらいたいな」
1人、そんな夜を過ごした、、、

翌朝、帰るだけののんびりドライブ、、、出発、、、

指宿スカイラインを流してると、展望所があった、、、


ほぼ同時に入ってきた人に声をかけると、東京から来てて、
今日、この後、知覧の特攻隊記念館に行く予定とのこと!

「昨日行ってきたんですよ!」と、思いがあふれ出してしまった。

小一時間ほど色々話しながら展望所を回ったりして過ごした。


ちょっとキャンプ場の下見に行ってすぐ帰る予定のドライブが
1泊で、しかも日本近代史のとても大切な部分を学べる機会と
なった。

動かなきゃダメだ、、、

目的や理屈はいいから、ともかく動かなきゃだめだ、、、

俺の人生、あとどれだけ自由に動けるのか、時間は限られて
いるだろうが、ともかく、動かなきゃ、何も知らないままで
終わってしまう、、、

自分の意思で行きたいところ行ける、やりたいことができる、
そんな人生を手にしているのに、、、なんだ君は、、、

そう言われてるように感じた二日間だった、、、








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1019.黒川温泉 白川そば

2023-02-04 17:23:20 | 車・ドライブ
2月最初の土曜日、良い天気。よし、阿蘇へ蕎麦食べに行こう。

google map で蕎麦屋さんを検索、、、
「あ、ここがよさげかも」と選んだのは、白川そば隠庵

黒川温泉のちょっと先あたり、約70km、2時間弱位かな、
よし出発!

普通だと小国から黒川温泉を越えていく感じだけど、、、
今日は阿蘇の宮地から左折、北上して行く、、、雪が残ってる、


三愛レストで左折して10分ほどで着いた

駐車場にも雪が残ってて、
 こりゃぁ、帰りはフロアマットがべっちょりだな、、、
 まぁいいか、、、

暖簾越しにフォレスターを見る、、、


入り口入るとすぐにストーブがあって暖かい。


中も良い感じ、、、

天ざるそばを注文、、、

ほほ~う、美味そう、、、


天麩羅も美味しいけど、、、平打ち麺、いいなぁ、、、
あぁ、蕎麦はふかい、、、

おごちそうさまでした^^



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