黒猫チャペルのつぶやき

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厄年?

2011年02月27日 | みのりのつぶやき-成長の足跡
 厄年、というものがあるそうである。昭和45年生まれで今年満41才である父殿がまさしくそれに当たられる。生来無信心で、そういったことに頓着されなかった父殿であるがここ最近、これが厄年というものか、と嘆息されておられる。ちなみに母殿は何年か前にそれに当たられた時、新年にきちんとお祓いを受けて何事もなく過ごされておられるとの由である。

 去る2月の6日、家族3人で千葉県野田市の清水公園にあるフィールドアスレチックに出かけた。なかなか難易度の高い関門の多い、充実したコースであったので、私よりもむしろ父殿・母殿の方が楽しんでおられたが、それはそれで良い。ファミリーコース、冒険コースを回り、水上コースについては小学生未満である私は参加できないので割愛して帰るところだったのだが、母殿が試しに一人で行ってみて、どうしてもクリアできない種目があるのでぜひ父殿に挑戦してほしいとおっしゃる。父殿しぶしぶ・・・勇んで参戦したが、ロープにぶら下がって水面を飛び越えて前面の網に飛び移るそのアトラクションで、一度目は勢いが足りず戻ったは良いが、二度目の跳躍で敢えなく腕の力が足りず水中に転落。歳を省みず基礎体力に過信があり、午前中の競技で既に筋肉に疲労がたまっていたのを軽視した結果のようだった。水に落ちても落ち着いて直ちに上がればそれで良かったのだが、足元を取られてバランスを失いそうになり、なんと緩くなっていた上顎の入れ歯を落としてしまう。拾おうとしても見つからず、何度か頭を水に沈めて探るが柔らかい砂地の水底で全く行方が知れず、捜索を公園の人に委ねてほうほうの態でようやく這い出した。幸い小一時間ほどして入れ歯はすくい上げていただいたが、全身ずぶ濡れで帰路に付くこととなった上、携帯電話が使用不可に陥ってしまった。

 交換時期を迎えていて電話会社からもお得な切替ができる通知の来ていた折でもあったので、翌日早速機種変更を行い、データ等の移行もできたのはまず良かった。翌週、大阪の祖父殿の13回忌が営まれることになっており、3連休でもあるので私たち一行は11日の金曜日から新幹線に乗って大阪入り。12日には私と母殿と、奈良に遊びに行ったのだが、古巣の大阪で単独行動を取っていた父殿、どうしたものか出先で、買ったばかりの携帯電話が故障を起こし全く電源が入らなくなる。地元のサービスショップに駆け込んで修理を依頼し代替機を貸与されたが、データ移行もできず、大いに不便を感じながらの大阪徘徊となったようである。電話機は後日、結局データ復旧できないまま基盤を交換され、先に水で壊れた機種からのデータ移行でどうにかしのいだが、新品の機械でこうしたことが起きるのは全く稀なこととショップの人も首を傾げておられたとの由。私は奈良公園で鹿に戯れ、大仏殿の胎内くぐりなども楽しみ充実した休日を過ごし、翌日の法事では従妹のはるかちゃんからバレンタインデーのチョコレートをもらい、どうにか読経の間おとなしく過ごして楽しい旅行であった。

 翌週父殿は風邪でもないのに喉を腫らして、夜になると際立って咳き込むようになり、一時はろくすっぽ睡眠が取れないような状態であった。近所の懇意の内科医に週末にかかって薬をもらったが好転せず、週明けに今度は勤務先の近くの医者に行って別の処方を受けてどうにか眠れるようになるも、しつこい咳はいまだに続いている。合わせて、以前からの腰痛が慢性化し、肩や諸関節にも痛みが生じ出し、日中はあちこちを押さえながら何やら疲労感の塊になったような顔をして過ごしているのがここ数日である。一方で私の卒園時期を迎えて、謝恩会等の打ち合わせに保護者の集まりにも顔を出さざるを得ず、4月からの学童保育のための事務手続きなどにも歩かなくてはいけなかったりで、のんびりする暇も無かったが、春一番が吹いて急に暖かくなった昨日、久しぶりに三人でバイクで道の駅庄和までプチ・ツーリングに出かけ、日差しの下芝生に寝転んで気持ちよさそうに過ごされていた。これでどうにか厄年脱却なるかと私としても祈りたいところで、先日も園の生活発表会で演劇やハンドベル演奏を披露したばかりだが、今週の金曜日にはお別れ遠足、翌週には早卒園式であり、月末には園の同級生保護者揃っての小旅行を予定しており、大いに多忙な春である。


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