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川上未映子著「黄色い家」

2025-05-25 16:54:00 | 日記
約2年ほど待って、図書館からかりられた大人気本「黄色い家」。

読みたい本ランキング一位(2022年11月〜12月)で、世界中から翻訳オファーが殺到!と本の帯にある。

孤独な少女の闘いを圧倒的スピード感と緻密な筆であぶり出すノンストップ・ノワール小説。(帯より)

図書館の窓口で、この本を見た時、600ページの分厚さにちょっと気が重くなり、他の本も一緒に回ってきてたので、これキャンセルして、また予約しなおそうかなと言うと、図書館員さんが、2週間閉館になるので1ヶ月ほど、貸し出せますよ。それに、また、待つと一年かかりますけど。と言う。

なので、借りて帰って、読み出すと、ほんとにノンストップで読めた。芥川賞の川上未映子って、こんなジャンル犯罪小説みたいなのも書くのかあ。と思った。でも、真面目過ぎる若い女性の主人公が、普通すぎて、面白味にかける。他の脇役たちも。けど、そこがミソかも。普通の人は、誰でも陥る罠ということか。
ただ、外から見たら悪いことでも、内側に入ってみると、普通のことだったりするんだな、と考えさせられた。悪と正義が反転して見えるのが面白かった。

一番印象的だったのは、貧乏に生まれたら(主人公も)ずっと貧乏で、金持ちに生まれた人はずっと金持ちで、どうしたらそっちにいけるんですか?と開き直っていうところ。

金持ちも貧乏も一生懸命、生きている。いや、むしろ貧乏人の方が頑張ってる。働いてる。どうしたらそっちにいけるんですか?と問うシーン。私も聞きたい!と主人公の切実さが身にしみた。

本当に真面目って哀しい。この主人公絶対生粋のA型やな、と思った。偏見やけど。

そういえば、今日、アジア人は働きすぎて過労死するけど、西欧では、働くのはバカンスのためって、新聞かなにかに書いてあった。






小芝風花、花魁から豪商人へ^_^

2025-05-20 15:26:00 | 日記
大河べらぼうでの風花ちゃんの花魁姿がいまだにロスな私だけど、BSをみてたら、べらぼうの後、突然、「商い世傳 金と銀2」が始まり、風花ちゃんが主演で呉服屋の女主人を熱演してました!

しかしnhkもどんだけ風花ちゃん好きやねん^_^でも、風花ロスを補う心遣い?に感謝🥲

風花ちゃんは、出てきた時には、女優にしては、ちょっと小ぶりな感じで、あまり印象に残らない(朝ドラ初出演の「朝が来た」でもやたら派手な振袖着せられたお嬢さんって思ったぐらい)のだったが、これまたnhkの「トクサツガガガ」では、ストーリーが良すぎて、それを頑張ってこなしてくれたなーと思った。特撮オタクの女の子といえば、ちょっと暗めに尖ったイメージ(勝手に)だけど、それとは真逆なイメージの明るい風花ちゃんが、アタフタ演じるのが面白かった。
そして今回、nhkが育ててきた風花ちゃん、満を持してのべらぼう花魁役への抜擢。これもそつなくこなしてといっては申し訳ないが、正統派の可憐な花魁を私のこころに刻んでくれました。そして、花魁道中を経て身請けされたあたりから出番も少なくなってきたところへ、「商い世傳 金と銀2」が始まったのです。ヤッホー^_^

ところが、もう前回が最終回だったのかな?TVの故障で見ることができなんだ😢

やっぱりTV買わないとダメかな。

ちなみに、「あきない世傳 金と銀」は、めちゃくちゃ面白いから読んで!と友人にいわれてたのだが、時代小説が苦手で、読んでなかった。少し残念。

カスハラしてたのか!?

2025-04-28 20:20:00 | 日記
今日、お気に入りのパン屋さんにお昼食べるパンを買いに行った。

そこは、前にも書いたようにこじんまりした近所の人気店で、お昼までに売り切れが続出。

それは分かってるけど、いつも買いに行くのが、お昼前になってしまう。

ときには、入店して、ほとんど売り切れてるのを見て、「ないね」と呟いて、出て行ったりしたこともあった。

そして今日も、ほとんど売り切れ状態。

ところが、奇跡的に一個だけお気に入りパンが残ってて、「あ、今日はのこってる!」と思わず言うと、店主が「他にお客さんいないと、独り言多いですよね」と言われたのだ。

たしかに、そうかも。私が行く頃には、ピークかすぎてるので、お客さんがいないことが多い。「もうあんぱんもないね」とか、「あれもないのかー」などなど、ついひとりでリラックスするのか心の声がだだ漏れ。お店を攻めてるつもりはなかったけど、いや、ちょっとはあるかも。なんでもっと焼かないのよぉ〜。という。

それを今日は、店主に指摘されてしまった。「いつもプレッシャーなんですよ。ない、っていわれると。でも、ないもんはないから。」と私のひとり言に対して彼女は返してきたのだ。

とてもおとなしい感じの彼女は、今日やっと私に反撃できたのだ。「あー、もうこれでプレッシャー感じなくていいわ。」とほっとしたように言った。

まったく無自覚に、でもないか、誰もいないとぼやいてしまう自分。これってカスハラ?!

しかし、お昼までに売り切れてしまう量でやってるには、訳があるのかも!と考えてしまった。



とにかくそういうやり方に決めてるパン屋さんなのだから仕方ない。
そうと分からず、ついついカスハラしてしまう私だと、通い始めてから約10年目で気づかされたしだいである。