モネの空

今月の「下野新聞フォト俳句」に入選しました。ありがたい。

絶対に「おまけの入選」だと思います。「フォト俳句を続けるように」とのメッセージ、しかと受け取りました。



「梅雨晴れの　遊行柳に　モネの影」

最初に作った句は「梅雨晴れの　遊行柳に　モネの空」この方がいいけど…、

フォト俳句の決まり事に、「写真のキャンプション（タイトルや説明）になってはいけない。」

つまり写真に写りこんだものを詠んではいけないので、「空・青・雲」は使えなかったのです。

また、必ず「季語」を入れなくてはいけない。等の決まりがあるので、お・も・し・ろ・い。

芭蕉の足跡

黒羽町の「芭蕉の館」にて
芭蕉の足跡？？


「中谷先生」が後姿を撮影されていたので、マネしました。

中谷先生曰く「芭蕉が猫背なのが良い」とのことです。
先生なら背景にある鉢植えなどは、撮らないだろうなと反省。

　いにしえに　首（こうべ）廻らす　しゃがの花

雲巌寺にて

雲巌寺には、紅葉の時は何度か訪れたけど、この時期は初めてでした。


ぼたんも有名ですが、もう時期が遅いので期待しなかったけれど、遅咲きの牡丹がひっそり軒下に咲いていました。


アップで撮ると、どうしてこんなに華やかなんだろう！？


「夢の華　古刹に響く　水の音」

遊行柳

６月２日、「フォト俳句」の吟行会に初めて参加しました。
講師は、大御所「中谷吉隆」先生です。
芭蕉が「田一枚　植えて立ち去る　柳かな」と詠んだ「遊行柳」
構図も何もかもわかりません。

運よく畦道にかごをしょった方が登場してくださったので、皆で一斉にシャッターを押しました。
私はレンズを忘れてきたので、望遠が効きませんでした。（残念）
中谷先生から、「人物は右か左に寄せて撮ると動きが出る。」とのご指摘。なるほど、なるほど…。
この写真に句を付けました。
「青田風　遠くでひるの　時報聞く」

落ち葉

去年の写真を使い回して一句。

「落ち葉舞い　君呟きぬ　ヴェルレーヌ」

今回も散ってしまいました。