滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2002.11.10 福井の滝/小浜市三番滝、若狭町不動滝・瓜割の滝

2002-11-10 16:24:59 | 北陸地方の山と滝
2002.11.10[福井県小浜市池河内/三番滝・若狭町堤/不動滝・若狭町天徳寺/瓜割の滝]with MIK.滝巡り仲間6人
※三番滝を下流から向かうルートは一般登山道ではありません!
自宅を出るのが予定より10分遅れたら、集合場所に10分遅刻した。みんな待ちぼうけ。今日は滝仲間(Hさん、BSさん夫婦、Nさん、BGさん夫婦&わたしたち夫婦)での久しぶりの滝巡りツアー。今回のツアーコンダクターはわたしなのに、ごめんなさいね、集合時間を遅く設定したのに輪をかけて遅刻するなんて。朝の弱いアウトドア人間なのです。早速三番滝へ。下流から三番滝の連瀑をすべて拝むことに。ここしばらくの冬型気圧配置で降雨量が多く、よって谷の水も非常に多い。冬の日本海側の実力をまざまざと見せつけられた。天候は予報に反して好天。下流からの道はすぐ不明瞭となり適当にそれぞれが斜面をはいずり回る展開。ここしばらくの悪天候でぬかるんでいるため早くも皆さん泥まみれ。谷を渡って斜面を登り始めたら谷から30mの高さにまで達してしまった。登りすぎと今度は急降下で一番下の滝へ。春に来たときに比べ5倍幅の豪瀑となっている。はやくもNさんがここで沈没。生贄第一号となる。再び急上昇して上の滝を目指す。旧道の踏み跡伝いに滝を越し、程よいころを見計らってふたたび谷に下りる。そこからは息もつかせぬ連瀑地帯で、増水した水がひとつの長い滝のように連なっている。Hさんは小浜を甘く見ていた、すまない、と三番滝の実力にタジタジである。岩溝を登りきると谷幅いっぱいに広がった豪快な3段の滝の下に到着。みんな、ガキンチョの様にイキイキとした顔で滝を眺めている。さてこの上がいよいよメインの三番滝。いったん左の沢を登って上流からの滝道の端にとりつくのだが、急斜面なのとぬかるんでいるのとさらに手がかりがあまりないのとで少々登りにくい。BS本妻号さんがここでアレ~~ッと滑落。上から見ていてヤヤヤ大丈夫かいなと思った瞬間、下から笑い声が。みんな怖がりながらも斜面へばり付きと泥遊びに熱中で楽しんでいるようである。Nさんはといえば、タオルハチマキザルと化して、どんどんどんどん先へ登っていってしまって見えなくなってしまった。そんなこんなのうちに三番滝の下に到着。しかし、水かさが増えていて谷を渡る箇所が水面下に沈んでしまっている。これを渡らなければ三番滝をありがたく拝むことができないのに。このピンチを救ってくれたのがBSさん夫婦。ウエーダーの実力。流木を橋渡しにしてくれた。おかげでみんな無事に橋を渡って滝正面の岩の上に到着。普段からも美しいこの三番滝は、2筋の素晴らしい滝となって、紅葉の中を一気に落ちていた。大の大人が8人も目を輝かせて口をポカリと開けて泥だらけの姿で滝を見上げている。ここで各々昼飯を食べて撮影大会。ここからは現れた道(今まで歩いてきたところを思えば立派な遊歩道)を三番滝の落口へと登る。そこからは足下に三番滝の落ちる様子がうかがえ壮観の一言。ビルにすると7階建ぐらいあるだろうか、手すりのないビルの屋上からはとても下を見ることはできないが、滝の落ち口からは平気なのが不思議だ。ここからは三番滝の上の滝(仮称/二番滝)の滝壷と水しぶきだけが見える。二番滝の落口にも行くことができ、そこからは仮称一番滝が見えるが、二番滝はこれまたチラッとしか見えない。チラリズムと言うものに特に男は弱いのである。ふと対岸を見ると、そこにはどこから回ったのかタオルハチマキザル(Nさん)の姿が。しかし反対側からでも二番滝の全容は見えないようだ。ここで息をつく間もなかった連瀑は終了し林道に出る。みんな満足そうな顔をして足取り軽く、鹿の糞を踏み踏み林道を20分かけて車に戻る。そこで菓子パーティー後、上中町の不動滝を目指す。
























三番滝






不動滝


瓜割の滝


最新の画像もっと見る

コメントを投稿