『甘い人生』の監督ニムでもあるキム・ジウン監督の作品&今私が注目している女優イム・スジョンちゃんが主演してるということで、ホラー系は苦手だけど頑張って観てみました(ホントは夏の間に観る気だったんだけど)。
で、・・・や、やられましたっ!!かなりの衝撃を受けましたよぉ~。
この映画まだ未見の人は、何にも知らないまま見た方が絶対いいと思うので、この記事はスルーして下さいね。あらすじ以降はおもいっきりネタばれですから!
ホラー系と思って敬遠している方がいると思いますが、どちらかといえばサイコサスペンス系な気がします。ホラーがネックで敬遠している方がいたら、少し勇気を出して見てみて欲しい作品です。
あらすじ
水辺にある一軒家に、父につれられてやって来た美しい姉妹のスミ(イム・スジョン)とスヨン(ムン・グニョン)。
その家では後妻のウンジュ(ヨム・ジョンア)が二人の帰りを待っていたが、スミはことごとくウンジュと対立し、ウンジュはその腹いせにスヨンをいじめていた。
でも、姉妹と後妻との仲を取りもつはずの父は、無関心を装ってるかのように、どちらともをとがめようとも慰めようともしない。
その頃と時を同じくして、その一軒家では奇妙な現象が起こり始める。
いや~、やられましたよっ!!『やられた』の一言につきます。何気なく見てたのに、後半の後半で『!』。そして、映画終了と同時にもう一回続けざまに見てしまいました。
「スヨンは死んだんだ!」というアボジの一言から始まる真実。ここから急展開する物語。もう何が現実で何が妄想なのかの区別がとっても困難なり~。この映画、韓国映画&ドラマお得意の『結末は自分の判断でどうぞ』手法なのかもしれないです。
スミが、スミとウンジュの2つの人格を行き来してただなんてっ(でも一応本物のウンジュも実際に存在するんですよっ!!)。だからアボジは、あんなに娘と妻の仲が悪くても取り合わなかったのね。そして、ウンジュとしての人格を持っていても、見た目はスミだから、食事の時のアボジの弟夫婦の態度がぎこちなかったのねっ!
で、よくよく見ていると、スミ=ウンジュな場面が何カ所かあることが判明。ウンジュになってるスミの前に、ホンモノのウンジュが現れた時の顔なんて、顔はウンジュなのに表情はスミだったし。そして、スミとスヨンが一緒にいてもアボジはスミにしか話しかけてないし、映像も一緒にいるはずのスヨンを映してなかったり。
それどころか、アボジがスヨンに話しかけるシーンが全くなかったのだ!
スヨンが亡くなったあの日、スミはオンマとスヨンの二人を亡くしてしまったことになるのね。オンマに関しては手の尽くしようがなかったけど、スヨンに関してはあの時本物のヨンジュに反抗さえしなければ助けられたかもしれないっていう罪悪感から精神を病んでしまったのね、きっと。
「その顔を見るのが最大の後悔よ!」とあの時本物のウンジュに啖呵を切ったスミ。そんな自分への罰としてウンジュとの心理的共存を課したのかもしれない。
でも何点か疑問も残る。何故スミの別人格のウンジュはあんなにスヨンを嫌ってたんだろう?生前あんなに仲の良かった姉妹だから、自分にウンジュの人格が乗り移ったとしても、スヨンを虐めたりするかなぁ?オンマと一緒に自分だけを残してこの世を去ったスヨンがスミはチト憎かったのかもって今思った。それにスミには元々二重人格的要素があったのかもしれない。
そして、オンマや娘も住んでる家にアボジはなぜウンジュを連れてきたんだろう?で、ウンジュは昔の写真を見る限り医療関係者にみえるんだけど・・・・。やっぱり元々オンマorスミの精神が病んでたのかなぁ?
女性を家に連れてきたアボジ、そして自分だけを残して死んでしまったオンマ&妹。自分の感情のせいで妹を見殺しにしてしまった自分。
「おまえの家族にはもううんざり。」スミのウンジュが言い放ったこの言葉が、スミの心からの叫びなのかもしれない。
うーん、こういった疑問を解くにはやっぱり原作を読んでみるに限るかも知れない!
そして、時々現れるオンマの幽霊と女の子の幽霊、あれは本当に現れてたのよねっ。だって急にのたうち回った義弟嫁が『女の子の霊を見た!』って言ってたし。でも、この幽霊があんまり意味なかった気もするなぁ。ここだけホラーだったし(笑)。
『甘い人生』でも美しい色彩を見せてくれたジウン監督の作品だけあって、この物語の軸になる家の壁紙やソファ、シーツの美しさ&妖しさに目を奪われます。
そうそう、『甘い人生』との共通点も発見!物語の鍵を握ってるのは廊下を引きずられた血糊の後を発見した人物ってこと!
そして、もちろん主演のイム・スジョンちゃんとヨム・ジョンハさんの壮絶なる演技は目を見張るものがありました。最近ハ・ジウォンちゃんと並んで好きな女優のトップにきてるイム・スジョンちゃん。今後の活躍にも期待してますよっ!!
で、・・・や、やられましたっ!!かなりの衝撃を受けましたよぉ~。
この映画まだ未見の人は、何にも知らないまま見た方が絶対いいと思うので、この記事はスルーして下さいね。あらすじ以降はおもいっきりネタばれですから!
ホラー系と思って敬遠している方がいると思いますが、どちらかといえばサイコサスペンス系な気がします。ホラーがネックで敬遠している方がいたら、少し勇気を出して見てみて欲しい作品です。
あらすじ
水辺にある一軒家に、父につれられてやって来た美しい姉妹のスミ(イム・スジョン)とスヨン(ムン・グニョン)。
その家では後妻のウンジュ(ヨム・ジョンア)が二人の帰りを待っていたが、スミはことごとくウンジュと対立し、ウンジュはその腹いせにスヨンをいじめていた。
でも、姉妹と後妻との仲を取りもつはずの父は、無関心を装ってるかのように、どちらともをとがめようとも慰めようともしない。
その頃と時を同じくして、その一軒家では奇妙な現象が起こり始める。
いや~、やられましたよっ!!『やられた』の一言につきます。何気なく見てたのに、後半の後半で『!』。そして、映画終了と同時にもう一回続けざまに見てしまいました。
「スヨンは死んだんだ!」というアボジの一言から始まる真実。ここから急展開する物語。もう何が現実で何が妄想なのかの区別がとっても困難なり~。この映画、韓国映画&ドラマお得意の『結末は自分の判断でどうぞ』手法なのかもしれないです。
スミが、スミとウンジュの2つの人格を行き来してただなんてっ(でも一応本物のウンジュも実際に存在するんですよっ!!)。だからアボジは、あんなに娘と妻の仲が悪くても取り合わなかったのね。そして、ウンジュとしての人格を持っていても、見た目はスミだから、食事の時のアボジの弟夫婦の態度がぎこちなかったのねっ!
で、よくよく見ていると、スミ=ウンジュな場面が何カ所かあることが判明。ウンジュになってるスミの前に、ホンモノのウンジュが現れた時の顔なんて、顔はウンジュなのに表情はスミだったし。そして、スミとスヨンが一緒にいてもアボジはスミにしか話しかけてないし、映像も一緒にいるはずのスヨンを映してなかったり。
それどころか、アボジがスヨンに話しかけるシーンが全くなかったのだ!
スヨンが亡くなったあの日、スミはオンマとスヨンの二人を亡くしてしまったことになるのね。オンマに関しては手の尽くしようがなかったけど、スヨンに関してはあの時本物のヨンジュに反抗さえしなければ助けられたかもしれないっていう罪悪感から精神を病んでしまったのね、きっと。
「その顔を見るのが最大の後悔よ!」とあの時本物のウンジュに啖呵を切ったスミ。そんな自分への罰としてウンジュとの心理的共存を課したのかもしれない。
でも何点か疑問も残る。何故スミの別人格のウンジュはあんなにスヨンを嫌ってたんだろう?生前あんなに仲の良かった姉妹だから、自分にウンジュの人格が乗り移ったとしても、スヨンを虐めたりするかなぁ?オンマと一緒に自分だけを残してこの世を去ったスヨンがスミはチト憎かったのかもって今思った。それにスミには元々二重人格的要素があったのかもしれない。
そして、オンマや娘も住んでる家にアボジはなぜウンジュを連れてきたんだろう?で、ウンジュは昔の写真を見る限り医療関係者にみえるんだけど・・・・。やっぱり元々オンマorスミの精神が病んでたのかなぁ?
女性を家に連れてきたアボジ、そして自分だけを残して死んでしまったオンマ&妹。自分の感情のせいで妹を見殺しにしてしまった自分。
「おまえの家族にはもううんざり。」スミのウンジュが言い放ったこの言葉が、スミの心からの叫びなのかもしれない。
うーん、こういった疑問を解くにはやっぱり原作を読んでみるに限るかも知れない!
そして、時々現れるオンマの幽霊と女の子の幽霊、あれは本当に現れてたのよねっ。だって急にのたうち回った義弟嫁が『女の子の霊を見た!』って言ってたし。でも、この幽霊があんまり意味なかった気もするなぁ。ここだけホラーだったし(笑)。
『甘い人生』でも美しい色彩を見せてくれたジウン監督の作品だけあって、この物語の軸になる家の壁紙やソファ、シーツの美しさ&妖しさに目を奪われます。
そうそう、『甘い人生』との共通点も発見!物語の鍵を握ってるのは廊下を引きずられた血糊の後を発見した人物ってこと!
そして、もちろん主演のイム・スジョンちゃんとヨム・ジョンハさんの壮絶なる演技は目を見張るものがありました。最近ハ・ジウォンちゃんと並んで好きな女優のトップにきてるイム・スジョンちゃん。今後の活躍にも期待してますよっ!!
元々のタイトルは、チャンファ、ホンヨンだったかな~花の名前なの(薔薇と・・・なんだろう・・・牡丹自信ナシ)
韓国の童話でそういうのがあって、それがベースらしいのだ
これはアメリカでも高い評価だったようですよ
acquaさんのお話し聞いて、ただのホラーじゃないって俄然興味がわいたなり
貧血起こさないように、がんばりま~す
詳しくなかった頃に予告編を見た記憶があります
とにかくホラーとか怖いものが苦手なので
予告編すらまともに見れなかったんですが
色々詳しくなった後、出てる子供がイムスジョンと
ムングニョンだと知った時は怖くても見てみたい!と
思ったんですが、現在まだ見てません。
でもacquaさんの話を見て尚更見たくなりましたぁ
時間があったらチャレンジしてみようと思います
もう、この映画に何故か惹かれて本日をgetして参りましたっ!!
チト読んだのですが、「おお、そういう事だったのか~!」という目から鱗情報が盛りだくさんで、あっという間に読んでしまいそうです!
血はそんなに多くないんだけど、ちょっとドロドロ系のものが出てくるかな。
勇気を出して見てみてね!は出ないけど、なんだか打ちのめされるからっ!!
美愛ニム
イムスジョンとムングニョン、本当に美しい姉妹でしたよっ。
ホラーというより、サスペンス系に作られているので怖がるより先に物語りに引き込まれると思います。
そして、時間がある時にチャレンジに賛成ですっ。あまりの展開に、きっと繰り返して見たくなると思うからっ。
もし見たら、また感想聞かせてくださいねっ!!