la☆dolce vita

イ・ビョンホン&ヒョンビン&チュ・ジフン&東方神起&SE7ENがチョア!by acqua

★ラブインポッシブル~恋の統一戦線~(南男北女) -2003-★

2006-03-19 | K-Movie
またまた行ってきました『韓流シネマ・フェスティバル2006』!ってことで今回見たのはチョ・インソンssi主演の『ラブインポッシブル~恋の統一戦線~』。
今回フェスティバル3作目だったけど、こんなに超満員だったのは初でした

簡単なあらすじ
韓国国家情報院長官の息子チョルス(チョ・インソン)は勉強よりもヨジャが大好物な大学生。連日の遊びが祟って就職はおろか卒業も危うい大学生。
そんなチョルスに卒業単位取得のために教授から出された課題は、中国で行われている『高句麗古墳南北合同発掘調査団』への参加。
南北合同ということで、北朝鮮のエリート女子大生ヨンヒ(キム・サラン)も優秀なスピーチのご褒美に発掘調査団の一員として参加することに。
このヨンヒ、実は人民武力部部長というお堅いアボジの娘。でも隠れてPopMusicを聴くような一面も持ち合わせている。
中国に行った二人は公園で偶然出会う。チョルスはすぐにヨンヒに一目惚れするが、ヨンヒは相手にしない。
そんな二人が南北合同発掘調査団員として再び顔を合わせる。
ヨンヒを堕とすべく、現地ガイドのイルビョンの協力を得て(代償(お金)払うんだけどね)体当たりのアタックを試みるチョルスだけど、ことごとく玉砕。
そんなある日、古墳の入口が崩れてしまいチョルスとヨンヒの二人が古墳に閉じこめられてしまう。最初は意地を張り合う二人だけど・・・。
     
いやぁ~、前半は笑いっぱなしでした。チャラ男を演じるインソン君ってチョアチョア!元々演技の上手い役者さんだと思うけど、硬派な役より軟派な役の時の方がインソン君らしく見えてしまうのだ^^!

どこへ行っても頭の中はヨジャのことでいっぱいなチョルス。友達や手品を駆使して日夜ナンパに励んでる姿がとーても似合ってたのだ!
で、『バリ出来』よろしく今回もお堅いアボジには頭の上がらない息子なのだ!中国行きの承諾をもらうために出向いたアボジの勤務先(韓国国家情報院)でアボジにボコボコに・・・。でも『バリ出来』と違う点は笑えるところ!アボジとのやりとりが面白い上、アボジの秘書にまでちょっかいを出そうとするチョルスに脱帽って感じでした

北朝鮮の様子もコミカルに描かれていて、日本産コーラを元手に女性の気を惹こうとするナムジャや、将軍さまの名前を呼ぶときは姿勢を正す北朝鮮の人たち。
将軍さまのスピーチあてクイズ(?)が開催されるだなんていかにもあの国らしかったのだ

南でもトッポい(死語?)部類のチョルスともあろうナムジャが、優等生で服装も清楚(地味)なヨンヒに惹かれるのがチト腑に落ちないけど(笑)、二人のやりとりが面白かったから全然OKなのだー

韓国ドラマ&映画のおかげでだいぶ耳慣れてきたハングル。ということで、チョルスの話す南のハングルは『聞いたことあるフレーズだわぁ~』っていうのが沢山あるんだけど、北のヨンヒの話すハングルは『?』なのだ。
二人の会話は成立するんだけど、やっぱり話し言葉は違うのねー。その為にイケイケチョルスもビックリな卑猥な言葉をしれ~っとした顔でポンポン投げかけるヨンヒ。間違って使用してるんだけどねっ。このやりとりも大爆笑ものでした。自分の言ってる言葉の本当の意味をヨンヒが知ったら、卒倒モノだろうなー。

なかなか素直になれず意地を張ってたけど、閉じこめられた古墳でようやく素直になれるヨンヒ。その日以来すっかり恋する乙女になるんだけど・・・。
ここから事態は急変しちゃうのよねー
チョルスもヨンヒもそれぞれの国の重要ポストにいるアボジの子供達。特に北のヨンヒのアボジの逆鱗に触れて、ヨンヒはアボジの部下の監視下に
監視員にボコボコにされてもヨンヒとの愛を貫こうとしたチョルス。でも、それでいてなんでコンベンションセンターであんな真似をしたのか解せないんですけど・・・。あんなことしても何の解決にもならないって大学生ならチト考えればわかるのに・・・。
結局それぞれの国に戻され、それぞれのアボジも仕事を辞任。(チョルス、アボジにボコボコにされたのかしらん?)いったい二人の恋はどうなるのぉ~!?って思ってたら・・・。

あっという間に5年経過(笑)。チャラ男だったチョルスがメガネ&スーツですっかり落ち着いた好青年になっちゃってるじゃーありませんかっ!!
おまけにチョルスが古墳発掘の発表の為に訪れているのは北朝鮮!将軍さまの前で恋愛についてのスピーチまでしてしまうなんて現実じゃ絶対ありえないんですけどぉー!!そのスピーチを寛大に許す将軍さまってもっとありえないんですけどぉー

前半が面白くてインソン君の魅力が100%炸裂していただけにシリアス一辺倒だった後半がもったいないって気持ちでいっぱいです。最後の最後でもう一笑い期待したけどなぁ。『シンデレラ』を形取った話の持って行き方は良かったけど!
といいつつ、インソンファンには堪らない作品だとは思いますよん

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