『オールドボーイ』に続いてこの映画も見てみました。
2002年の作品だからとっくにDVD発売になってると思ってたのに、探し回ってやっとみつけたのは『韓流コーナ』のそれも新作の場所!
『オールドボーイ』だってもう準新作になってるっていうのに・・・。2005/7/22発売だっただなんてほんと驚きっ!
あらすじ
聴覚障害者のリュ(シン・ハギュン)は、重い腎臓病の姉と2人暮らし。姉のために自分の腎臓を提供しようとするが、血液型が合わず適合者をさがすことに。
しかし姉の看病のために仕事を休みがちだったリュは、工場を解雇されてしまう。
自分のお金では病院での手術はムリと判断したリュは臓器ブローカーから腎臓を買おうとするが、騙されてW1000万と自分の腎臓までとられてしまう。
そんな時に姉の腎臓の適合者が現れたから手術ができるとの連絡が入るが、お金もなすすべもないリュ。恋人のヨンミ(ペ・ドゥナ)に誘拐話を持ちかけられ、「いい誘拐」でW2600万の身代金を取る計画を立てる。
そして工場長ドンジン(ソン・ガンホ)の娘を誘拐して事は順調に運んでいたかのようにみえたが・・・。
『スリーモンスター』→『オールドボーイ』→『復讐者へ憐れみを』と製作された順とは逆に見ていったことになるんだけど、この映画が一番キツかったぁ~。
映像的には『オールドボーイ』の方がエグかった気がするけど、こちらは音とか「うわっ、こんなことしたの?」と容易に想像できてしまう映像に身震いしてしまいました。
先の2作はフィクションチックで登場人物の中に極端に一般人とはかけはなれた人物が登場したりして、それが見てる私の心の逃げ場になったりするんだけど、この作品は、ごくごく普通に生活してて隣に住んでいてもなんらおかしくない善良な人たちが豹変していく姿を描いていてあまりにリアル!
お金持ちだけど普通の父親ドンジンがあそこまで復讐に執念を燃やすのって、きっと特別な事じゃないんでしょうね。大事な娘を奪われたら誰だって・・・。実際に行動に起こすか起こさないかの差があるだけで心情的にはドンジンと同じでしょう。
そして自分を騙した臓器ブローカーに復讐するリュ。
ドンジンもリュも復讐は達成するけど、そのあとに待ち受けているのは加害者となった自分たちへの復讐なわけで・・・。
リュにも情状酌量の余地があるし、ドンジンにも同じく情状酌量の余地があって、見る側がどっちに肩入れするかによって受け取り方も随分変わってくる映画だってところは面白い作りだと思います。
髪の毛を緑に染めて一瞬ロバートの馬場さんかと思ったシン・ハギュンssi(笑)。聴覚障害者の役を見事に演じていました。
姉を思う心優しい弟の顔と、ブローカーへの復讐に燃える狂気の顔。ハギュンssiもこういう二面性を持った役が似合う役者さんだわぁ!。最後にヨンミと一緒にエレベーターに乗ったシーン、思わずリュに肩入れしてしまいそうになってしまいました。ただただ彼の耳がきこえていたなら・・・。そう思わずにいられません。
ヨンミ役のペ・ドゥナssiは元々好きな女優さんです。個性的で芯の強い若い女性を演じさせたらピカ1だと勝手に思ってます。これまた『オールドボーイ』のカン・ヘジョンssi同様身体はってて驚きました。
そしてガンホ兄さん、普通の顔しながら淡々と復讐を遂げていく姿、恐ろしかったなり~。
この映画、DVDを借りたなら是非とも日本語吹き替えでも見てみることをオススメします。
実はハングルで見たときはリュに肩入れしていた私。でも日本語でみると虚しさも倍増するけど・・・ちょっと見方が変わってくるかも!最後のドンジンの呟きには字幕ついてないんだけど、日本語だとちゃんとドンジンの呟きが分かるようになってるんです。ここ是非聞いてみて欲しいです。
でも、リュだって口がきけたらきっと同じ事を言ったはず・・・。時間のない人は最後の場面だけでも日本語にしてみて下さいね!
2002年の作品だからとっくにDVD発売になってると思ってたのに、探し回ってやっとみつけたのは『韓流コーナ』のそれも新作の場所!
『オールドボーイ』だってもう準新作になってるっていうのに・・・。2005/7/22発売だっただなんてほんと驚きっ!
あらすじ
聴覚障害者のリュ(シン・ハギュン)は、重い腎臓病の姉と2人暮らし。姉のために自分の腎臓を提供しようとするが、血液型が合わず適合者をさがすことに。
しかし姉の看病のために仕事を休みがちだったリュは、工場を解雇されてしまう。
自分のお金では病院での手術はムリと判断したリュは臓器ブローカーから腎臓を買おうとするが、騙されてW1000万と自分の腎臓までとられてしまう。
そんな時に姉の腎臓の適合者が現れたから手術ができるとの連絡が入るが、お金もなすすべもないリュ。恋人のヨンミ(ペ・ドゥナ)に誘拐話を持ちかけられ、「いい誘拐」でW2600万の身代金を取る計画を立てる。
そして工場長ドンジン(ソン・ガンホ)の娘を誘拐して事は順調に運んでいたかのようにみえたが・・・。
『スリーモンスター』→『オールドボーイ』→『復讐者へ憐れみを』と製作された順とは逆に見ていったことになるんだけど、この映画が一番キツかったぁ~。
映像的には『オールドボーイ』の方がエグかった気がするけど、こちらは音とか「うわっ、こんなことしたの?」と容易に想像できてしまう映像に身震いしてしまいました。
先の2作はフィクションチックで登場人物の中に極端に一般人とはかけはなれた人物が登場したりして、それが見てる私の心の逃げ場になったりするんだけど、この作品は、ごくごく普通に生活してて隣に住んでいてもなんらおかしくない善良な人たちが豹変していく姿を描いていてあまりにリアル!
お金持ちだけど普通の父親ドンジンがあそこまで復讐に執念を燃やすのって、きっと特別な事じゃないんでしょうね。大事な娘を奪われたら誰だって・・・。実際に行動に起こすか起こさないかの差があるだけで心情的にはドンジンと同じでしょう。
そして自分を騙した臓器ブローカーに復讐するリュ。
ドンジンもリュも復讐は達成するけど、そのあとに待ち受けているのは加害者となった自分たちへの復讐なわけで・・・。
リュにも情状酌量の余地があるし、ドンジンにも同じく情状酌量の余地があって、見る側がどっちに肩入れするかによって受け取り方も随分変わってくる映画だってところは面白い作りだと思います。
髪の毛を緑に染めて一瞬ロバートの馬場さんかと思ったシン・ハギュンssi(笑)。聴覚障害者の役を見事に演じていました。
姉を思う心優しい弟の顔と、ブローカーへの復讐に燃える狂気の顔。ハギュンssiもこういう二面性を持った役が似合う役者さんだわぁ!。最後にヨンミと一緒にエレベーターに乗ったシーン、思わずリュに肩入れしてしまいそうになってしまいました。ただただ彼の耳がきこえていたなら・・・。そう思わずにいられません。
ヨンミ役のペ・ドゥナssiは元々好きな女優さんです。個性的で芯の強い若い女性を演じさせたらピカ1だと勝手に思ってます。これまた『オールドボーイ』のカン・ヘジョンssi同様身体はってて驚きました。
そしてガンホ兄さん、普通の顔しながら淡々と復讐を遂げていく姿、恐ろしかったなり~。
この映画、DVDを借りたなら是非とも日本語吹き替えでも見てみることをオススメします。
実はハングルで見たときはリュに肩入れしていた私。でも日本語でみると虚しさも倍増するけど・・・ちょっと見方が変わってくるかも!最後のドンジンの呟きには字幕ついてないんだけど、日本語だとちゃんとドンジンの呟きが分かるようになってるんです。ここ是非聞いてみて欲しいです。
でも、リュだって口がきけたらきっと同じ事を言ったはず・・・。時間のない人は最後の場面だけでも日本語にしてみて下さいね!
そう考えると、彼の作品でJSAだけが今のところ毛色の違うタイプって感じですね。
ペ・ドゥナssiは地下鉄の映画~(?題名なんでしたっけ)に昨年出てましたよね?劇場に見に行ったんです。アクションもよかった気がします。
秋色バージョンになったんですね~しっとり感がいいですよ~
かなりゾクゾクしそうな雰囲気ですが、観るの勇気いりそうですぅ。
私の場合まだびょんびょんの初期のころのドラマとか未見の作品が3作あってとりあえずそれを制覇したいのに、なかなかなんです
今日も今から仕事なのでまとまった時間がとれなくて。
それでもこまめにパソコンのチェックだけは忘れないku-koです
凄く見やすく感激です。
ありがとう御座います。
最近目が悪くて今までも素敵でしたが、それ以上で感激しています。
本当にありがとう!
この映画はそういう映画だったのですね。
近くの映画館のホームページには2月から近日公開予定と書いてありながら、まだ未公開
レンタル出たんですねそれで済ませます
秋バージョンに衣替えですね。前のも好きでしたが落ち着いていいですね最初はびっくりしましたが
そう、『JSA』と同じ人だってこと忘れさせてくれる作品ばかりですっ。でもドミノ倒しのように不幸が連鎖していくのは全部の映画に共通しているのかもっ!
ペ・ドゥナssi、凛としていながらもひょうひょうとしてるっぽいところがチョアです。
ところで、そろそろジウン監督の『箪笥』見なきゃっと思ってるんだけど・・・。もう夏終わっちゃうし!!
ku-koニム
チャヌク監督、着々と攻略中ですよっ(笑)。
恐いけどなかなか面白いですよ。血とか苦手な人は見ない方がいいけど・・・!
映画は2時間程で完結してるので見るの楽ですよねっ。ドラマは長いから大変っ!!
でも、おもしろくて寝る時間削って見ちゃうんですけどね。
おかげで寝不足がつづいてる毎日ですっ!
mi-koニム
このスキンみやすいんですねっ。よかった!
以前ほんの数日間だけこれにしてたんだけど、ビョンビョンもブログのスキン変えたので私もまた変えてみました(動機が不純?)。
しばらくこのスキンで頑張りたいと思いますのでこれからもよろぴくですっ!
ぴっころニム
おお、また映画館で上映されるんですねっ!でも日本語でも見てもらいたいから、是非レンタルでみてみてくださいねっ!
見たら感想聞かせてくださいねっ!!この映画、いろんな人のコメント聞きたくなりますよん!
最近『ナイス・ガイ』見ててシン・ハギュンssiの好感度中なのでそういう点でも面白かったです!